[CML 047517] 筒井康隆問題~筒井康隆氏か? 慰安婦「少女像」めぐり下品なツイート 韓国は猛反発~

[CML 047517] 筒井康隆問題~筒井康隆氏か? 慰安婦「少女像」めぐり下品なツイート 韓国は猛反発~
http://list.jca.apc.org/public/cml/2017-April/047622.html



檜原転石です。

筒井康隆問題についてはブログで何度も書いてますが、筒井康隆って勲章をもら
うためにノコノコ皇居に出かけている。これだけで、完全に終わっているモノカ
キなのですが・・・



▼筒井康隆氏か? 慰安婦「少女像」めぐり下品なツイート 韓国は猛反発

The Huffington Post | 執筆者: 中野渉

投稿日: 2017年04月06日 18時41分 JST 更新: 2017年04月06日 19時31分 JST

http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/06/tsutsuis-tweet_n_15844550.html?utm_hp_ref=japan

▼社会でもっとも弱い立場の被差別少数派を日々言葉で傷つけながら、社会を変
える運動だと?
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39849374.html


▼作家と差別語
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39239242.html

▼2017/02/27更新版 トンデモ和製英語「ブラック」はなぜ使ってはいけないのか?
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/40753009.html

『しんぶん赤旗』の28年ぶりの元号「平成29年」使用問題とトンデモ和製英語「ブラック」使用問題

『しんぶん赤旗』の28年ぶりの元号「平成29年」使用問題とトンデモ和製英語「ブラック」使用問題

 日本低国では「左翼」でも好きな天皇制があり、「左翼」が大好きな差別語のトンデモ和製英語「ブラック」があるということだ。
 トンデモ和製英語「ブラック」使用問題で、『しんぶん赤旗』「読者の広場」宛に投稿して不採用の私が驚いたのは、明白に間違った意見の方──「読者のみなさまのご要望を受け、本日付より1面題字横の日付に元号(平成29年)を併記します」──が採用されるという倒錯である。
 
▼「赤旗」28年ぶりに元号掲載 編集部には抗議も

関根慎一

2017年4月1日21時13分
http://www.asahi.com/articles/ASK416WB9K41UTFK00M.html?iref=comtop_8_08

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が1日付の紙面から、西暦に加えて元号の併記を始めた。昭和から平成に移行した際に併記をやめて以来、28年ぶりの復活だ。読者の要望に応えての対応という。

 赤旗は同日付紙面の1面で、「2017年」の下に小さく「(平成29年)」と併記。2面に「お知らせ」欄を設け、「読者のみなさまのご要望を受け、本日付より1面題字横の日付に元号(平成29年)を併記します」と告知した。

 党関係者によると、赤旗は1947年以降、西暦と元号を併記してきたが、昭和天皇の逝去以降、西暦のみにした。

 共産は昨年の通常国会以降、天皇陛下が臨席する開会式に志位和夫委員長ら幹部が出席。保守系の議員も抱える民進党などとの野党共闘も意識して柔軟路線を進めている。今回の対応についてはそうした「柔軟姿勢」の一環との見方もある。

 ただ、1日付の元号復活を受け、赤旗編集部には抗議も来ているという。(関根慎一)

▼『しんぶん赤旗』はマルコムXも知らないのか

2014/6/28(土) 午前 7:58

https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/folder/1240876.html?m=lc&sk=1&sv=%A1%D8%A4%B7%A4%F3%A4%D6%A4%F3%C0%D6%B4%FA%A1%D9&p=2

強欲企業独裁に向かう世界ではテロ国家アメリカが世界中で殺人を繰り返しますが、これを言葉に注目すれば“殺人言語としての英語”が大活躍となります。またTPPなどは日本が難解法律英語で結ばされるというわけで、ここでも殺人言語が大活躍する訳です。

で、今回の話は英語馬鹿でも分かるブラックについてですが、本多勝一が『アメリカ合州国』で「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動に賛辞を送っていながらも、トンデモ和製英語「ブラック」を使う『週刊金曜日』より罪は軽いかもしれないが、『しんぶん赤旗』の名誉白人用語のトンデモ和製英語「ブラック」(「ブラック企業」・「ブラック大学」・「ブラックバイト」など)の多用ぶりは凄まじい。

言葉はものの見方が明白にあらわれるもので、『しんぶん赤旗』のブラックに悪を含意しての「ブラック」多用は、『しんぶん赤旗』のものの見方の低次元ぶりを如実に現していて、私はあきれかえっている。色を表す言葉でしかないブラックも奴隷制度があった米国の白人英語では差別用語として機能していたが、公民権運動な どによって今では黒人の最も好ましい呼称になった。

一方日本低国ではアパルトヘイトに荷担する名誉白人の典型のゴロツキ政治屋・石原慎太郎が東京で熱狂支持されてきた。このゴロツキに反対しているであろう『しんぶん赤旗』が名誉白人用語「ブラック」を多用しているのであるから、日本低国の「左翼」の知性は加速度をまして劣化しているのであろう。

「マルコムXは、言語の差別構造を批判し、それを正そうとした。今日のアメリカ社会では、PC(政治的に正しい、すなわち社会的に正しい)という表現で、言語の差別構造に対して敏感になっているが、マルコムXははるか以前に、言語の暴力性に気づいていた。」(荒このみ『マルコムX――人権への闘い』岩波新書、2009年)

トンデモ和製英語「ブラック」を多用する『しんぶん赤旗』はマルコムXも知らないのである。



■荒このみ『マルコムX――人権への闘い』岩波新書、2009年

頁128――
「いわゆるニグロ(so-called Negroes)」――決まり文句その1

 「アメリカの黒人」を指示する言葉は、時代とともに変化してきた。マルコムXの時代の1950年代から60年代前半に、かれらは「ニグロ」と呼ばれ、70年代の初めになるとアフロ・アメリカンに変わり、今日ではハイフン抜きのアフリカン・アメリカンが一般に普及している。この変化は何をあらわしているのか。
 だれもが「ニグロ」と呼ばれて疑問を抱かなかった時代に、マルコムXはそれを問題にした。そこにマルコムXの感覚の鋭さがある。マルコムXが活動を始めた1950年代、「ニグロ」は中立的表現であり、「ブラック」や「ニガー」が差別辞とみなされていた。「ニガー」は今でももちろん差別辞だが、かれら「アメリカの黒人」同士では自由に使いあっている。当時、「ブラック」と言われれば、子供たちの間ではつかみあいの喧嘩になったという。ところが「ブラック」のみならず「ニグロ」でさえ、決して中立的表現ではないことをマルコムXは果敢に指摘した。

■2014年6月26日(木)

「とことん共産党」

“待機”で給料ゼロは違法

ブラックバイト告発



http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-06-26/2014062602_01_1.html

 「生放送!とことん日本共産党」が24日夜、インターネットの動画サイト「ニコニコ動画」で放送されました。「ブラック企業もブラックバイトもおしおきよ!」をテーマに雇用問題についてゲストの吉良よし子参院議員と白神(しらが)優理子弁護士と語り合いました。出演は小池晃副委員長、朝岡晶子さん。

 共産党が発表した「ブラックバイトから学生生活を守ろう」(2日)とのアピールを受け、メールやツイッターで職場やアルバイトの実態を事前に募集。「『時給アップなし、残業あり、有給なし』と記載された書類にサインしない限り雇ってもらえない」「やめたいのにやめさせてもらえない」など48件の声が寄せられました。放送中に埼玉の大学3年生の男性に電話でインタビュー。男性が居酒屋のアルバイトで勤務時間中に客が少なくなると店内で「待機」とされ「その時間の給料は1円も支払われない」と告発すると、驚きの声が上がりました。

 白神弁護士は「それは違法です」ときっぱり。「待機時間でも完全に労働から解放されていると言えなければ、休憩時間とも言えないので給料を支払わないといけません」と解説しました。

 吉良氏は閉会した国会でとりあげた、ブラック企業が長時間労働を強いる手口としている「固定残業代制」による賃金未払いの実態を告発。質疑から3日で行政が企業への是正通達を出し、調査も行われたことを報告しました。

 小池氏は、労働者派遣法改悪案が審議未了・廃案になり、党が提案したブラック企業規制法案が全会一致で継続審議となったことを報告しました。

 安倍政権が打ち出した残業代ゼロ制度について「労働時間という考え方をなくしてしまおうというものだ」と小池氏が指摘し、吉良氏が「絶対止めなきゃいけない」と力を込めると、視聴者からも「その通り!」「労働者もたたかおう」とコメントが寄せられました。

▼『しんぶん赤旗』「読者の広場」宛投稿文
2013/11/4(月) 午前 7:07
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38560082.html 言葉狩り言葉生み

 以下の投稿文は『しんぶん赤旗』「読者の広場」宛投稿文であるが、送付から一ヶ月余を経過したので、そのまま掲載する。もっとも自らのブログなので、いつ掲載しても二重投稿になるはずもないが・・・、一応一ヶ月を目途としている。

▼「読者の広場」宛、投稿文
題名:『White Love』 と「ブラック企業」

 歌手SPEEDの歌『White Love』が流行っている時に、英語を母語とする人から、曲名が『白人の愛』と受け取られるという指摘があった。この文脈でいえば「ブラック企業」は「黒人企業」であり、いうまでもなく米国には「BLACK ENTERPRISE」なる会社もある。
 若者がネットで使い始めたといわれる「ブラック企業」という言葉の「ブラック」は、企業から飛び立ち、「ブラック大学」、「ブラック官庁」、「ブラック市政」など、「ブラック」が「悪」を含意する言葉として解き放たれた。この事態は英語がもともと白人の言語であるという事実の前では、「日本人は名誉白人化を目指しているのか?」とも受け取られかねない惨状なのである。なぜなら、津田幸男が指摘しているように―― 「人間にはもともと、自分や自分の属しているグループには、プラスのレッテルを貼り、他人や他集団――特に敵対していたり、軽蔑、あるいは支配している場合――に対しては、マイナスのレッテルを貼り、差別しようという意識がある・・・」(津田幸男『英語支配とは何か――私の国際言語政策論』明石書店、2003年)からなのだ。すなわち「ブラック」については、再び同書から引用すれば――「‘white’がおおむね「善と公正」を指し示すために使われ、‘black’が、「悪と不正と汚れ」を示すために使われていることと、‘white’が白人を指し、‘black’が黒人をさすということばの使われ方は、任意のものではなく、作為的なものであろう。」というわけだ。
 米国では「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動が公民権運動から派生したが、それはもう半世紀前のことである。私たち日本人が「ブラック」に悪を含意して乱用するのは時代を半世紀前まで退歩させる愚劣である。搾取企業(中国語で同義の血汗工場を借用してもよい)とよべばいいものをわざわざ「ブラック企業」とよんだ「幸せな奴隷たち」(支配言語である英語に支配されていると気づかない人間たち)は公民権運動も「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動も知らなかったのだから、「ブラック」という言葉の氾濫は日本人の知的怠惰の極みの象徴かもしれない。

「死刑囚両親の娘」に生まれて!

以下の記事は、間違った判決をなぞっているから、当然間違っているが、そのまま載せる。


▼93年愛犬家連続殺人 関根死刑囚が東京拘置所で死亡、75歳

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/03/28/kiji/20170328s00042000015000c.html

 法務省は27日、埼玉県で1993年に起きた愛犬家ら連続殺人事件で、殺人罪などで死刑が確定した元犬猫繁殖業関根元・死刑囚(75)が同日午前、東京拘置所で死亡したと発表した。死因は多臓器不全。

 確定判決によると、関根死刑囚は元妻の風間博子死刑囚(60)と共謀し93年、犬の売買を巡る金銭トラブルなどから、会社員=当時(39)=や暴力団幹部とその運転手の3人に毒物入りカプセルをのませ殺害。遺体を切断、焼却して捨てた。

 関根死刑囚は昨年11月21日に胸の痛みを訴え、外部の病院に入院。同24日に退院し、東京拘置所の病棟で治療していた。

[ 2017年3月28日 05:30 ]

*************************

▼子供たちが見た「埼玉愛犬家連続殺人」 深笛義也(『新潮45』2017年2月号)

頁84──

 専門学校を卒業して、介護の道に進んだ希美は、事件のことを自ら調べ始めた。
「博子さんは無実だと思います」
「人も殺してないのに、何で死刑判決出んの?」
 公判記録をたぐっていて、証人として出廷した中岡が、そう発言しているのに出くわした。中岡の供述により、風間博子は殺人罪で起訴されたのだが、その本人が後の裁判では否定しているのだ。希美の心の扉が開いた。風間が演歌を歌いながら遺体を解体したというのも、事実ではないと中岡は法廷で明かしていた。
 風間自身は、逮捕から一貫して、殺人については否認してきた。だが、全面無罪を主張しているわけではない。
 2件目の事件のあった7月21日、「今夜、遠藤んちに行ってくるから、10時頃迎えに来てくれ」と関根に言われ、風間はクレフを運転して現場に行き犯行時に居合わせてしまったという。その恐怖から関根に命じられるまま、2人の遺体を載せた車を運転。死体解体の一部も手伝ってしまった。これが死体損壊遺棄にあたることは、風間自身も認めている。


頁85──

2009年、最高裁で上告棄却され、関根と風間への死刑判決は確定した。風間は再審請求を行っていたが、昨年12月11日、最高裁で棄却され、新たな再審請求を行っている。
「お父さんから本当のことを聞きたい」
 そんな思いから、希美は昨年、再び関根に手紙を書いた。確定死刑囚に手紙を出せるのは、親族と拘置所が認めた知人だけだ。関根は東京拘置所の係官から、「娘の名前を言ってみろ」と言われたという。本当に娘からの手紙か、確証がない。関根は娘がすでに結婚しているかどうか知りようがなく、苗字が変わっているかどうかも分からなかった。
 戸籍謄本など、親子であることを証明する書類を希美が提出。文通が始まった。
「最愛の娘を待ち焦がれてます、早く会いに来てください、みたいな手紙が最初は来たんです。でも、面会に行く勇気が湧かずにいると、すねて怒りの手紙に変わる。母や叔母さん、おばあさんを罵倒するような内容になるんです」
 そこには、「悪魔に魂を売った女3人」などと書かれていたという。
 関根は、事件のことは答えてくれないが、犬の飼育のことは答えてくれる。どこかから、真実を知る糸口を見つけたいと希美は願っている。希美と和春(引用者注:希美の異父兄)にとって、事件はまだ終わっていないのだ。



▼「死刑囚両親の娘」に生まれて!

2014/3/30(日) 午前 11:14
https://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38875485.html

 『女性セブン』2月20日号に『女性死刑囚』(鹿砦社、2011年)の著者の深笛義也のレポート――【独占告白 獄中の父よ、母よ――28才長女の叫び  「死刑囚両親の娘」に生まれて!】が載った。深笛義也は前掲書で風間博子さんの冤罪を主張しているから、こういう取材もなりたつのだろう。

以下引用
頁151――
 希美さん(引用者注:仮名)は、母の公判記録を調べていくうちに、山崎の証言に行き当たる。両親が逮捕されたのは、山崎の供述によってだったが、2人の公判に証人として出廷した山崎は、それまでの供述を覆した。
「博子さんは無実だと思います」「人も殺していないのに、なんで死刑判決が出るの」
 博子が殺人に関与していると語った取り調べ時の供述は、検事の作文だったと明かしたのだ。衝撃的な発言だった。
 山崎は先述したように、出所後、週刊誌に実名で手記を発表し、そこに綴った博子が「鼻歌を口ずさみながら遺体を解体」したことも、すべて自分の創作だったと明言した。
 それでも、いまだに博子の死刑は覆らない。しかし、希美さんには確かに母を信じるための一歩になった。
「母はこれまで事件のことを一切話してくれなかったんです。でも、ここ2、3年、私から、もっと知りたい、教えてとせがんで、母からも話してくれるようになりました」
 ・・・(以下略)

****

 間違った映画で洗脳されて歴史を間違って記憶する愚劣を私たちは警戒すべきだが、このことは一般の事件にも言えることで、よって私は園子温批判をこのブログでたびたびしている。彼の作品――もちろんフィクションだが公式サイトには[「冷たい熱帯魚」は1993年に実際に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースとした物語です。]とふざけた記述がある。――の『冷たい熱帯魚』は事件の事実を著しく歪曲しているものだから、読者がもし見る機会があったなら私のブログなどを参考に心して見てもらいたい。

 さて袴田事件の再審が決定し、袴田巌さんが釈放されたが、静岡地裁は警察・検察の証拠ねつ造疑惑を何度も指摘している。
 日本の裁判とは今までは、こんなものだったが、今回のようなまともな判断もたまにはあるということだ。

 風間博子さんは、『極限の表現 死刑囚が描く』(インパクト出版会、2013年)を見ると、「潔白の罪」「無実という希望」という題名の絵画を描いている。前者では井戸(のようなもの)を這い上がろうとする人物の足の裏側が異様に白いというような絵画であり、後者では井戸(のようなもの)には幾筋かの光が差し込んでいる絵画である。

 司法取引については私は色々書いているが、以下にその一つを引用(冤罪死刑囚・風間博子さんについて  ① http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38604053.html)――

 司法取引については、米国の刑事ドラマを見ていると共犯者の情報を教える場面など頻繁に出てくるが、日本ではほとんど採用されていない。もっとも日本でも自分の罪を認める場合においては、例えば痴漢容疑で捕まった時、無実でも罪を認めれば即釈放。しかし否認すれば人質司法などの問題もからみ、無実でも有罪を甘受する場合も多々あり、それも司法取引の一種と言える。共犯者の情報提供などにおいては、真犯人は重刑を避けるために司法取引によって無罪の人間に対して偽証を行う可能性が常にあるのだが、「埼玉愛犬家連続殺人事件」はその司法取引にそって裁判が進んでしまい、結果は危惧どおりの冤罪事件になってしまったのである。「埼玉愛犬家連続殺人事件」とは、司法取引は冤罪を引き起こすという典型の事件だったということである。(引用終わり)

 もっとも「埼玉愛犬家連続殺人事件」での検事が山崎に与えた“特別な計らい(執務室や資料室で山崎を妻と会わせて・・・)”が司法取引に含まれるとは思われない。よって深笛義也によれば――[制度としての刑の軽減ができないために、虚偽の調書を作り上げることで、代替したとしか考えようがない。その意味で、山崎の言う通り、根本から間違っているのだ。風間が無実だということを、裁判官も分からないはずがない、と思えてならない。この根本の間違いが露呈するのを、恐れているだけではないのか。社会の体裁を保つだけのために、無実の人間に死刑判決を下す。日本がそんな、恥ずべき国であっていいのだろうか。(前掲書、頁127より引用)]。

 袴田事件でも捜査陣の証拠ねつ造の罪は時効になっていて、その刑事責任を問えないという。見方を変えれば、捜査陣などの責任を問えなくなってからなら、まともな判決がでてくる可能性はあるということにもなるが、それでは冤罪被害者は救われない。

 日本では、処刑されてしまった無実の死刑囚・久間三千年さんがいる。この飯塚事件では、再審判断が明日(3月31日)に迫っている。いうまでもなく風間博子さんを久間三千年さんのようにしてはならない。昨年の死刑執行のニューズ(12月12日、2名の死刑執行)に希美さんはパニックに陥ったという。死刑制度という死刑囚を毎日殺す残虐な刑罰は関係者をも巻き込んで突き進む。死刑制度を含む日本の裁判全般、この間違った冷酷な制度を速やかに是正しないかぎり、これからも冤罪被害者は次々に生まれるだろう。何度強調しても強調しすぎることはないだろう。加えて日本には死刑制度があり、おぞましいことに死刑執行が頻発している。

 
▼袴田事件決定要旨
  平成26年3月27日 静岡地方裁判所
決 定 要 旨
http://www.news-pj.net/siryou/saiban/2014/hakamada-0327.html

・・・

第2 当裁判所の判断
 1 再審開始
  (1) 弁護人が提出した証拠と結論
    弁護人が提出した証拠,とりわけ,5点の衣類等のDNA鑑定関係の証拠及び5点の衣類の色に関する証拠は,新規性の要件を満たすものである。
    また,それは,最重要証拠であった5点の衣類が,袴田のものでも,犯行着衣でもなく,後日ねつ造されたものであったとの疑いを生じさせるものである。これらの新証拠の存在を前提にすれば,新旧証拠を総合して判断しても,5点の衣類がねつ造されたものであるとの疑いは払拭されないから,5点の衣類により,袴田が犯人であると認めるには合理的な疑いが残り,他に袴田が犯人であることを認めるに足る証拠もない。したがって,DNA鑑定関係の証拠等が確定審において提出されていれば,袴田が有罪との判断に到達していなかったものと認められる。5点の衣類等のDNA鑑定関係の証拠及び5点の衣類の色に関する証拠は,刑事訴訟法435条8号の 「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」 に該当する。
    したがって,本件については再審を開始すべきである。

▼5点の衣類は「ねつ造された証拠」だった!
http://www.hakamada.net/hakamatajiken/5tennoirui.html

▼共犯者の自白に関する注意則
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38612096.html
.
▼共犯者の証言と確率論
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38605559.html
.
▼DNA型の鑑定評価が焦点 飯塚事件、再審の可否判断
丹治翔
2014年3月30日00時19分
http://www.asahi.com/articles/ASG3Y5VLHG3YTIPE01R.html
再審請求審の争点
 福岡県飯塚市で1992年に女児2人が殺害された「飯塚事件」で、福岡地裁(平塚浩司裁判長)は31日、死刑が執行された久間(くま)三千年(みちとし)元死刑囚(執行時70)の再審を認めるかどうかの決定を出す。有罪の根拠の一つとされた当時のDNA型鑑定の信用性を地裁がどう評価するかが焦点。再審が認められれば、死刑執行後初のケースとなり、地裁の判断が注目される。

 久間元死刑囚は捜査段階から一貫して無罪を主張したが、再審請求を準備中の2008年10月に死刑が執行された。刑事訴訟法は、確定判決後に「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」を新たに見つけ、請求に理由がある時、再審開始を決定すると定めている。元死刑囚の妻(66)は09年10月に再審を請求した。

 弁護団は再審請求審で、「新証拠」を提出した。①専門家による女児の体に付着していた血液のDNA型鑑定②その血液型鑑定③遺体遺棄現場近くで元死刑囚の車と同じ型の車を見たという目撃証言についての心理学者の鑑定、の三つだ

言葉の力~色にまつわる偏見を助長する和製英語「ブラック」について

 差別語は社会の進歩とともに日々発見されるが、なかでも差別される少数者の異議申し立てによって違う言葉に言い換えられることも多い。例えば「精神分裂病」から「統合失調症」という言い換えもそんな事例の一つだ。

 「主人」や「嫁」という言葉も未だに使われている古くさい言葉だが、当然こんな言葉を使えないという人々はいて、その中の1人の川上未映子はこんな発言をしている。

★「主人」や「嫁」という言葉は賞味期限 川上未映子さん

聞き手・三島あずさ

2017年3月6日15時02分

http://www.asahi.com/articles/ASK2S7G82K2SUTIL06H.html?iref=com_rnavi_srank

・・・・・・
 「呼び方なんてたいした問題じゃない」と言う人もいる。でも言葉って本当に大事。男性でも女性でも、配偶者を「これ」とか「おまえ」とか呼ぶようになってきた時から、DVとかそういう関係が作られていくんですよ。主人とか嫁とか呼ばれていると、そういう関係性が内面化されていく。だから言葉の力を馬鹿にしてほしくないんです。(引用終わり)

 言葉とは話し手のものの見方を明白に示すものだから、言葉を言い換えて物の見方を意識的に変えれようとすれば、使用者には見えない差別が見え始める契機にもなるかもしれない。例えば今、ネット卑語から採用された和製英語「ブラック」があらゆる悪を含意されてメディアに氾濫しているが、使用者は色に価値を持ち込む愚劣には無頓着なのだろう。もともと白人英語のblackにはあらゆる悪が含意されているし、whiteはその逆で、あらゆる善が含意されている。奴隷制度で分断された米国の民衆は白人も黒人もblackを差別語として使用していたが、公民権運動や「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動を経て、 今やblackは黒人の最も好ましい呼称の一つになっている。
 要するに和製英語「ブラック」は米国はもとより国外では使えない言葉なのである。そういえば「トルコ風呂」という言葉がトルコ人留学生の異議申し立てから他の言葉に言い換えられた歴史があるが、和製英語「ブラック」も早急に言い換えを考慮しないと、公民権運動さえ知らない「井の中の蛙」状態の日本の不明を日々さらす結果になってしまう。そして言い換えた後に、私たちは色にまつわる偏見を助長する言葉の検証に取りかかるべきだろう。白人の色の価値観が、聖書の光と闇を白と黒に対応させて色の価値を自らに都合の良いように序列化させたものだとするなら、「ヨーロッパ人も昔は黒かった」という科学史を知ることから私たちはまず始めなければならない。

ヨーロッパ人も昔は黒かった

 

▼2015年04月08日 05:00
サイエンス最前線~進化
ヨーロッパ人も昔は黒かった

http://blog.livedoor.jp/science_q/archives/1851548.html




【ヨーロッパ人も昔は黒かった】

4月2日・米ハーバード大:

ヒトがサルや魚と同じ祖先から進化したなどとはとても信じられないと思う人は多いだろう。進化は環境の大変化がない限り、ゆっくりと時間をかけて進行するので、それを目の当たりにすることも、それを再現することも、はたまた過去に戻って確認することもできない。だから信じられないと。

しかし、今生きている生物だけではなく、遠い昔に死んでしまった生物ですら解析可能になってきた昨今の遺伝子解析技術は、進化が実際に過去に起こったことであり、高々数千年の間に生物に実にダイナミックな変化をもたらすことを証明し始めた。今から8000年前、ヨーロッパ人のほとんどが、牛乳を消化できず、肌も褐色で、背も低かった・・・なんてことを。


先月紹介したインド・ヨーロッパ語族の起源に、遺伝子解析の手法を用いて一石を投じたハーバード大学医学部、David Reichのグループが、先月3月25日から28日まで、セントルイス市で行われたアメリカ自然人類学者協会第84回年大会にて、彼らの新しい解析結果を報告した。同時に3月14日付でBioRxivにも論文がアーカイブされた。

それによれば、3000年から8000年前にヨーロッパ各地で生きていたとされる83体の人骨から採取したDNAの解析結果と、1000人ゲノムプロジェクトで解析された現代ヨーロッパ人の結果を比較したところ、乳糖代謝や肌の色に関連する5つの遺伝子変異が、自然淘汰により集団の中で急速に広がっていった様子が明らかとなった。以下、それを報じたNewsFromScienceの記事を要約する。


まずは、大人になってからも乳を飲めるかどうかを左右する乳糖代謝について、8000年前のヨーロッパ人は、狩猟民族であろうが農耕民族であろうが乳糖代謝ができなかった。つまり大人になると乳が飲めなかった。ところが、7800年前に東方からやってきた農耕民族と、4800年前に黒海の北から移動してきたヤムナ文化人たちは、大人になると乳糖を分解する酵素遺伝子(LCT)が発現しなくなるという変異をもっていなかったため、大人になっても乳を飲むことができた。

酪農の始まりによって得られるようになった重要なタンパク源である乳を大人になっても利用できるメリットが、この遺伝子を集団に広める要因となったと推測される。ほとんどのヨーロッパ人が大人になっても乳を飲めるようになったのは、古くとも4300年前と考えられた。

肌の色の進化は、3つの遺伝子変異が絡んだ、もう少し複雑なものだった。約4万年前、アフリカからヨーロッパへ移動してきたヒトの祖先の肌の色は、陽射しの強い南から来たのだから、恐らく褐色だったであろうと考えられている。また今回の解析の結果、8500年前スペイン、ルクセンブルク、ハンガリーにいた初期狩猟民族の肌も褐色だったことがわかった。なぜなら、彼らは肌の色と相関する2つの遺伝子(SLC24A5、SLC45A2)について、色白の現代ヨーロッパ人がもつ型ではなく、色黒のアフリカ、東アジア人がもつ型と一致したからだ。

しかし、陽射しの弱いはるか北方では、様子が違っていた。7700年前の南スウェーデン、ムータラ遺跡から出土した7体の人骨は、色白の型の2つの遺伝子をもち、さらに碧眼と金髪を与える遺伝子(HERC2/OCA2)ももっていた。そして、7800年前に東方からやってきた農耕民族たちは、色白の型の2つの遺伝子をもち、そのうちのひとつ(SLC24A5)が中南部ヨーロッパで急速に広まった。もう一方の遺伝子(SLC45A2)は、少し遅れて5800年前以降広まった。


色白の遺伝子が急速に広まるということは、その遺伝子をもつことが子孫を残すうえで有利だったからだが、なぜ陽射しの弱い地域では、色白の遺伝子が有利になるのか。それはビタミンDの合成に必要な紫外線をより効果的に吸収できたからではないかという説が広く知られている。


身長は多くの遺伝子が関与する形質だが、約8000年前から、北中部ヨーロッパで、高身長をもたらす遺伝子変異が少しずつ広がり始め、4800年前元々高身長だったヤムナ文化人の流入により一気に加速した。一方で、イタリアやスペインなどの南ヨーロッパでは、低身長をもたらす遺伝子変異が広がった。特に6000年前のスペインでは、気温の低下による栄養不足から低身長の遺伝子変異が有利に働いたと考えられている。


今回の研究から明らかになったもうひとつの発見は、意外にも免疫関連の遺伝子にはこの8000年間ほとんど変化がなかったことだ。この発見は、農耕の発展とともに人類は様々な病原菌との戦いを余儀なくされたとする説に異を唱えるものだ。

Iain Mathieson , Iosif Lazaridis , Nadin Rohland , Swapan Mallick , Bastien Llamas , Joseph Pickrell , Harald Meller , Manuel A. Rojo Guerra , Johannes Krause , David Anthony , Dorcas Brown , Carles Lalueza Fox , Alan Cooper , Kurt W. Alt , Wolfgang Haak , Nick Patterson , David Reich . Eight thousand years of natural selection in Europe. bioRxiv beta, Posted March 14, 2015. DOI: 10.1101/016477

▼175502 「ビタミンD欠乏症」の事例から~肌の色は人類の環境適応の証~

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=175502

「NHKスペシャル~病の起源」、私も見ました!
これで初めて知ったのが、「ビタミンD欠乏症」です。

ビタミンDは、カルシウムの吸収・沈着を促すものです。従って、 乳幼児期に不足すると背骨や足の骨が変形したり、頭の骨が薄くなる”くる病”に、大人で不足すると骨がもろくなり、変形して痛む”骨軟化症”になります。

この「ビタミンD欠乏症」。
実は、肌の色と大きく関係しているとのこと!

そこで紹介されていた事例です。
インドからイギリスに移住した家族の例です。
母親は、イギリスで妊娠し男の子を出産したところ、その子供が、「ビタミンD欠乏症」になったのです。

その大きな原因は肌の色にあるようす。
この家族、インド人なので肌は、褐色です。このような色をしているのは、肌に多くのメラニンがあるから。
なぜ、インド人にメラニンが多いかというと、インドは地理的に紫外線が強い地域なので、その強すぎる紫外線から肌を守る為に、メラニンを多く生成する必要があったからです。
メラニンは日傘の役割を果たしているのです。
まさに、人類が適応した証ですね。

インドでは、この肌の色が適しているのですが、それ以外の地域では不適合を引き起こすことがあります。
それが今回の例です。

イギリスは地理的に紫外線量が少ない地域です。
従って、褐色の肌の色の場合、十分な紫外線を吸収することができず、(メラニンがシャットアウトしてしまう。)十分なビタミンDが生成されず、ビタミンD欠乏を引き起こします。
この男の子場合、母親の胎内にいるときに、母親が十分な紫外線を吸収することができなかった為、胎児の段階からビタミンD欠乏になったようです。

肌の色一つとっても、それはまさに人類がその環境に適応した証なんだな~とつくづく思いました!
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