林眞須美さんを支援する会

偽旗作戦は自作自演だから当然脚本みたいのものがある。この脚本によって、「冷酷な味方」の作戦要員に本当に殺されてしまう人もいるが、遺族は事件の真相に迫ることはあるのだろうか?

 さて、脚本といえば、検事の脚本によって犯人に仕立て上げられ、このブログでも取り上げている冤罪の死刑囚となった風間博子さんがいるが、和歌山毒物カレー事件で犯人とされた林眞須美さんも同様の冤罪死刑囚なので、ここに紹介する。

▼林眞須美・他『和歌山カレー事件 獄中からの手紙』創出版、2014年
頁93──
検察が作った「夫殺し」のストーリー(※引用者注:以下、安田=安田好弘弁護士、健治=林健治)

安田 実はこの事件は大変複雑な構造を持っています。検察は当初、健治さんが眞須美
さんに命を狙われたという、信じがたい話を作り上げた。それで眞須美さんに“夫殺し”のイメージをつけて、殺人未遂で起訴し、健治さんを眞須美さんから離反させて、とり込もうとした。そうやって眞須美さんを孤立させようという作戦だったのです。
 健治さんが逮捕された時の検察官は、大阪地検から特別に派遣されてきた、いわゆる腕利きの検事ですね。彼はあなたにどういう取引を持ちかけてきたんでしょう?
健治 簡単に言うとこうです。「林、お前はカレー事件には関係ない。お前は眞須美に殺されかかった被害者や。メモ書きでいいから、眞須美にヒ素を飲まされたと書いてくれ。それで書名捺印してくれたら、お前の体で刑務所に入るのはしんどいから、八王子の医療刑務所に入所できるように手続きする。求刑だすのも私だから、協力してくれたらお前の悪いようにはせん」と。
 それで、「どういうふうなことを書いたらいいんですか?」と検事さんに問うたら、「私は林眞須美に毎日のようにヒ素を飲まされていました。それが逮捕後わかりまして、今では眞須美がとても憎くて、憤りを感じています。くれぐれも眞須美に対しては極刑をお願いします──ということを描いてくれたら」と言う。そのようなことを毎日強要されました。
 また三女は眞須美の浮気相手の子どもで、お前の子どもじゃないと。眞須美が浮気したことも聞かされました。

▼林眞須美さんを支援する会
http://masumi-shien.com/

▼和歌山毒物カレー事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E6%AF%92%E7%89%A9%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E4%BA%8B%E4%BB%B6#.E5.86.A4.E7.BD.AA.E3.81.AE.E5.8F.AF.E8.83.BD.E6.80.A7

・・・
冤罪の可能性[編集]

当初から直接証拠がなく、状況証拠の積み重ねだけで有罪とされたが、不自然な点が多く識者から冤罪を指摘する声も多く上がっていた。
「批判を承知であえて言えば、本人が容疑を否認し、確たる証拠はない。そして動機もない。このような状況で死刑判決が確定してよいのだろうか」(田原総一朗)[17]。
「私のわだかまりも、この「状況証拠のみ」と「動機未解明」の2点にある。事件に、眞須美被告宅にあったヒ素が使われたことは間違いない。ただし、そのヒ素に足があったわけではあるまいし、勝手にカレー鍋に飛び込むわけがない。だれかが眞須美被告宅のヒ素をカレー鍋まで持って行ったことは確かなのだ。だが、果たしてそれは本当に眞須美被告なのか、どうしたって、わだかまりが残るのだ」(大谷昭宏)[18]。
「2審判決は「誠実に事実を語ったことなど1度もなかったはずの被告人が、突然真相を吐露し始めたなどとは到底考えられない」と言ったが、これは実質的に黙秘権侵害です」(小田幸児 - 眞須美の1審、2審、上告審弁護人)[19]
裁判で眞須美の犯行と断定される上での唯一の物証で決定的な証拠となっていた亜ヒ酸の鑑定において、犯行に使われたとみられる現場付近で見つかった紙コップに付着していたヒ素(亜ヒ酸)と、林邸の台所のプラスチック容器についていたヒ素、カレーに混入されたヒ素が東京理科大学教授の中井泉による鑑定の結果、組成が同一とされたが、のちに中井は依頼された鑑定の内容は、林宅のヒ素と紙コップのヒ素とカレーのヒ素の3つにどれだけの差違があるかを証明することではなく、3つの資料を含む林宅周辺にあったヒ素のすべてが同じ輸入業者経由で入ってきたものだったかどうかを調べることだと理解し、それを鑑定で確認したに過ぎなかった。このため有罪の決め手となった3つの資料の差違を詳細に分析はせず、3つの資料を含む10の資料のヒ素がすべて同じ起源であることを確認するための鑑定を行っていたにすぎなかった。当然ながら、眞須美が自宅にあったヒ素を紙コップでカレーに入れたことを裏付けるためには、3つのヒ素の起源が同じであることを証明しただけでは不十分であり、その3つがまったく同一でなければならない。弁護側の依頼で鑑定結果の再評価を行った京都大学大学院教授の河合潤により3つは同一ではないと評価された[20]。
被告の次女は林死刑囚がカレー鍋の見張りを離れた時間が20分以上あり、他の人物が毒物を入れる機会はあったと主張している。なお、和歌山地方裁判所はこの証言を証拠に採用しないことを決定した。

その他[編集]
障害者郵便制度悪用事件で村木厚子を取調べ中に、担当だった國井弘樹検察官は、村木に向かい「あの事件だって、本当に彼女がやったのか、実際のところは分からないですよね」といい、否認を続けることで冤罪で罪が重くなることを暗示し自白をせまった[21]。

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