遺体解体「埼玉愛犬家連続殺人事件」の本当の闇と冤罪の可能性…「検察庁でセックス」などの司法取引あった!?

遺体解体「埼玉愛犬家連続殺人事件」の本当の闇と冤罪の可能性…「検察庁でセックス」などの司法取引あった!?

2017.06.24.

http://tocana.jp/2017/06/post_13627_entry_2.html

 これは、一種の司法取引であった。事件に関して積極的に供述すれば罪を軽くしてやるぞ、というわけである。事実、当初は「しゃべれば起訴されない」とまで従業員に告げられていたというのだ。この割りを食ったのが元妻だ。元妻は一貫して殺人への関与を否定し、それを覆すだけの証拠もなかったが、「従業員が関与していない以上、元妻が関与していないと殺人が成立しない」という理由で殺人の罪に問われたのだ。検察は元妻を殺人犯に仕立てるため、あらゆる意図的な誤認をした。たとえば、特定の日にどこで何を買ったかの記憶が間違っていたことを取り上げて「元妻の証言は信用できない」としたのだ。だが、同様に記憶が誤っていた従業員の証言が問題視されることはなかった。

 経営者の男性は真実を語らずに、今年3月に獄死した。今となっては、事件の真相は永遠に明らかにならないのかもしれない。日本の司法においては「早く口を割った者の供述が信用される」という現実が重くのしかかる。だが、当時の裁判記録や数々の証言を綿密に追った本書を読んで、ぜひ自分なりの解釈を導き出してほしい。読み終えたあなたはきっと、これまでよりずっと日本の司法に目を向けていきたいと思うようになるはずだ。
これは、一種の司法取引であった。事件に関して積極的に供述すれば罪を軽くしてやるぞ、というわけである。事実、当初は「しゃべれば起訴されない」とまで従業員に告げられていたというのだ。この割りを食ったのが元妻だ。元妻は一貫して殺人への関与を否定し、それを覆すだけの証拠もなかったが、「従業員が関与していない以上、元妻が関与していないと殺人が成立しない」という理由で殺人の罪に問われたのだ。検察は元妻を殺人犯に仕立てるため、あらゆる意図的な誤認をした。たとえば、特定の日にどこで何を買ったかの記憶が間違っていたことを取り上げて「元妻の証言は信用できない」としたのだ。だが、同様に記憶が誤っていた従業員の証言が問題視されることはなかった。

 経営者の男性は真実を語らずに、今年3月に獄死した。今となっては、事件の真相は永遠に明らかにならないのかもしれない。日本の司法においては「早く口を割った者の供述が信用される」という現実が重くのしかかる。だが、当時の裁判記録や数々の証言を綿密に追った本書を読んで、ぜひ自分なりの解釈を導き出してほしい。読み終えたあなたはきっと、これまでよりずっと日本の司法に目を向けていきたいと思うようになるはずだ。
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