早川 タダノリは2010年には、トンデモ和製英語「ブラック」を使えない(笑)

(注:2017年3月3日更新 改稿)

 『神国日本のトンデモ決戦生活』の文庫本が手元にあるが、さすがにこの本にはトンデモ和製英語「ブラック」は使われはいないだろう(笑)。もちろん子細に読んで確認をとってはいない。流行語に飛びついて、その言葉=トンデモ和製英語「ブラック」を使う本人には、結論の意味は分かっているのだろうが、私にとっては意味不明な文章でしかない。

【・・・社長の命令は天皇の命令だ」と言っているようなもの、労働条件や賃金に文句を言えば非国民になってしまう仕組みなのである。「日本スゴイ」言説の究極形態は、「ブラック国家」とでも呼べるような奇怪な国家体制を作り上げたイデオロギーだったのだ。】

大日本帝国では「日本スゴイ」言説で満ちあふれていたことは事実。
「日本スゴイ」言説が大日本帝国を作り上げた?
大日本帝国では異論を排したので「日本スゴイ」言説だけが流布した?

で、奇怪なのはどっち?

○奇怪な国家体制=大日本帝国

?奇怪な国家体制=「ブラック国家」

?奇怪な国家体制<「ブラック国家」

?大日本帝国=「ブラック国家」

少なくとも現在は、搾取企業(悪徳企業、無法企業、ゴロツキ企業・・・)に労働者が会社を追い出されても非国民にはな絶対ならないわけで、結論文にトンデモ和製英語「ブラック」の出番など全くないように思われるが・・・。70年以上前の戦前を今の知識でトンデモ呼ばわりするのは良いことだし、今の流行語で揶揄することも構わないが、あろうことかトンデモ和製英語「ブラック」を使ってしまうと、米国の公民権運動や「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動からも50年以上たっているわけだから、未だにブラックにあらゆる悪を含意して使う愚劣のトンデモ振りもまた非難されて当然だろう。


☆「日本スゴイ」のディストピア: 戦時下自画自賛の系譜 単行本 – 2016/6/30
早川 タダノリ (著)
出版社: 青弓社 (2016/6/30)

★神国日本のトンデモ決戦生活 (ちくま文庫) 文庫 – 2014/2/6
早川 タダノリ (著)
出版社: 筑摩書房 (2014/2/6)

★神国日本のトンデモ決戦生活―広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか 単行本 – 2010/8
早川 タダノリ (著)
出版社: 合同出版 (2010/08)
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