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分類と差別、暴力を語る時に・・・ Re: [CML 041080] 辺見庸の共産党への本質的な問いは続く(7

▼分類と差別、暴力を語る時に・・・ Re: [CML 041080] 辺見庸の共産党への本質的な問いは続く(7)――ぼくは共産党からなにものかに「分類」され、あげく、不可視の暴力をうけた、とおもう。そうおもう、なにがしかの権利がある


2015年 12月 13日 (日) 08:19:13 JST

http://list.jca.apc.org/public/cml/2015-December/041193.html


檜原転石です。

辺見庸は暴力の意味を敷衍して使っていますが、暴力を語る時に必ず思い出して
欲しいのは、むき出しの具体的に暴力に非暴力で立ち向かう黒人差別に対抗する
米国のフリーダム・ライダーズのことです。何事も基本を押さえることが大事な
のです。

【非暴力不服従は、無抵抗主義ではありません。決して融和的でも遵法主義でも
なく、あえて法を破ることも辞さない対決姿勢です。この戦術を貫くことがいか
に効果的であるかがよく伝わる、感動の物語です。(中野)】

辺見庸に関するドタキャン事件も日本共産党問題の些細な1部なのでしょう。ま
あその「分類」を今風に表現するなら「辺見庸は共産党の要注意人物名簿に載っ
た」というわけです。で辺見ならこれを[私は共産党の「ブラックリスト」に
載った]と書くかもしれません。

私の言いたいことはもうお分かりでしょう(笑)、日本共産党問題の今の重要な
問題は、トンデモ和製英語「ブラック」を大氾濫させてブラックへの差別・偏見
を煽ってるいることなのです。何しろこの大愚行は暴力的な人種主義者を日本で
養成する可能性さえもあるのですから、差別者の肉体的暴力に直結します。

辺見庸を排除する動機を「票」のためだと断定するかどうかはともかくも、若者
のネット卑語「ブラック」を採用したのは「票」を求めるためだったとしてもそ
う間違いでもないでしょう。同様に「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美
しい)」運動を支持した本多勝一が編集委員としている『週刊金曜日』も共産党
を支持する読者を考慮してトンデモ和製英語「ブラック」を採用した。

よって結論は──「票」のためにトンデモ和製英語「ブラック企業」を大氾濫させ
黒人への“差別”を煽っている日本共産党が辺見庸を“分類”しても不思議でもな
い。ただし“分類”された辺見庸はより大きな”差別”には気づいていない。その
“差別”は具体的肉体的暴力に直結するにもかかわらず・・・。いうまでもないだろ
う、何しろトンデモ和製英語「ブラック」を使う日本人が大好きな米国では黒人
への暴力が今も起き続けている。

▼フリーダム・ライダーズ 人種隔離バスへの抵抗
http://democracynow.jp/video/20100201-1

On 2015/12/12 14:41, higashimoto takashi wrote:
>       Blog「みずき」:辺見は言います。「フォイエルバッハでもいい。
> 『……悩みのない存在は存在のない存在である。悩みの
>       ない存在は、感性のない・物質のない存在である』の、簡明で深遠
> なくだりを、青くさい昔の青年のようになぞってみた
>       かった。これはとても大事なことだ。とてつもなく大切だ」、と。
> また、「ぼくは共産党からなにものかに『分類』され、あげく、
>       不可視の暴力をうけた、とおもう。そうおもう、なにがしかの権利
> がある」とも。
>
>       いまからでも遅くはありません。共産党は辺見の問いに真摯に向き
> 合うべきではないか。「これはとても大事なことだ。と
>       てつもなく大切」なことだ、と私も思います。今回の問題は「理
> 念」の問題というより「信」の問題というべきものです。いま、
>       共産党の「信」が問われているのです。政治の初歩的な問題として
> の「民信無くば立たず」(「論語」顔淵。社会は政治へ
>       の信頼なくして成り立つものではない)という事態が問われている
> のです。その政治の初歩の「信」(倫理)すら共産党及
>       び共産党員は喪失してしまったのか、ということが問われている。
> そういう事態なのです。共産党のいう「国民連合政府」
>       構想も結局は「民」の「信」の問題でしょう。そのことに共産党及
> び共産党員は一刻も早く想到するべきです。そして、いま、
>       共産党及び共産党員の「知性」の真偽が問われている事態でもある
> ことにも一刻も早く想到するべきでしょう。
>
> 以下、辺見庸「日録2」(2015/12/11)から。
>
> 「現世紀は私を、時間の夜明けの方へ、カオスの最後の日々の方へ連れてゆく。
> 物質が呻きはじめるのが聞こえる。無機物の呼声
> が空間をよぎってゆく。私の骨は先史の闇に沈んでゆき、私の血は最初の爬虫類
> たちの血管に流れはじめる」。といった終末的話
> を、ニッポン共産党のだれかと、近くの居酒屋で、できたら小一時間ほどしてみ
> たかっただけなのだ。いやしくも〈前衛党〉なのだもの、
> E.M.シオランくらい読んでいるインテリがいくらかはいるだろう。
>
> この〝ことばのテロリスト〟のハンガリー事件論と日本共産党員のハンガリー動
> 乱論にどのくらいの開きがあるのか、たしかめてみ
> たかった。「今日、諸文明の老衰というテーマでならば、ひとりの文盲でも、そ
> の戦慄において、ギボンやニーチェやシュペングラ―に
> 肩を並べることができるだろう」と、なぜ、シオランが言ったか、きみらの党の
> だれかと話してみたかった。シオランがダメだというなら、
> フォイエルバッハでもいい。「……悩みのない存在は存在のない存在である。悩み
> のない存在は、感性のない・物質のない存在であ
> る」の、簡明で深遠なくだりを、青くさい昔の青年のようになぞってみたかっ
> た。これはとても大事なことだ。とてつもなく大切だ。きみら
> はいくらなんでも『経済学・哲学草稿』くらいは読んでいるだろうね。「事物世
> 界の価値増大にぴったり比例して、人間の価値低下がひ
> どくなる」とは、マルクス主義者であると否とを問わず、絶対的な真理だ。
>
> きみらの党の機関紙は、永山則夫の作品をこれまでいちどとして紹介したことが
> ないという。信じられない!『無知の涙』も『木橋』も
> 紹介しなかったなんて。殺人を犯した者の作品はどんなにすぐれていても、どん
> なに深い問題をなげかけていても、党員および共産
> 党支持者は読むな、というのか。それがきみらの世界観か。人間観か。ひとはた
> んなる1票なのか。そんなことでは『将来の哲学の
> 根本命題』も『経哲草稿』も、ましてやシオランなどわかりはしないだろう。ひ
> ととしてそれはあまりにも悲しいことだ。きみらの党の機
> 関紙は大道寺将司の最新句集『残(のこん)の月』を読者に紹介してくれるだろ
> うか。きめつけてはいけないが、たぶん紹介しないの
> だろう。しかしながら、それはすばらしい句集だ。読んだら息がとまるほどすご
> い俳句なのだ。読者が知るべき本を紹介しないのは、
> べつに法律違反じゃない。だが、ぼくにはこうも見えるのだよ。口封じ、目隠し
> だ、と。畢竟、ひどい暴力だ、と。
>
> きみらの党の機関紙がぼくにインタビューを申しこんでおいて突然中止したこと
> は、なんども言うが、べつに大したことじゃない。週刊
> 金曜日の「知らぬ存ぜぬ」も、大事件とは言えないかもしれない。知人のなかに
> も、あまりこのことにこだわると「変におもわれるかも
> ……」というひともいる。わたしじしん、ときどきじぶんを「変におもう」。けれ
> ども、「変におもわれるかも……」と辟易気味の知人のこ
> とを、わたしはこのごろなんだかとても嫌いになった。うんざりする。永山や大
> 道寺の作品を紹介しないのは、直接の暴力ではないけ
> れども、本質的には、直接の暴力より手ひどい暴力だとわたしの目にはどうして
> も映る。おかしいだろうか。くらべれば、ぼくのことな
> どずいぶん些細だ。が、これも暴力だとぼくはかんじている。ぼくは共産党から
> なにものかに「分類」され、あげく、不可視の暴力をう
> けた、とおもう。そうおもう、なにがしかの権利がある。この夏、国会前でくり
> ひろげられた「非暴力と統制と秩序」のページェントの陰
> 画面には、きみらの党も大いにかんけいする国家暴力との積極的融合(野合)が
> いやでも見える。それこそが怖ろしい真性の暴力
> だったのだ。(辺見庸「日録2」2015/12/11)
>
>
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/
>
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