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インドにおける色の価値観の変遷 ①


インドにおける色の価値観の変遷 ①
2015/7/11(土) 午後 7:47
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/39837353.html



 過去をふり返っても、日本では黒に悪を含意させる用語例は、警察用語ぐらいで頻繁には見られたが、その他では余り見た覚えもないが、確かにテレビで刑事ドラマを見過ぎると「シロ」・「クロ」になじんでしまい、黒に悪を含意させる愚劣な社会に引き込まれてしまい、今の流行語のトンデモ和製英語「ブラック」(「ブラック企業」・「ブラック大学」など)までもを使ってしまい、表現者が名誉白人化の憂き目にも遭いやすいわけで、ここではちょっと立ち止まって色に価値を持ち込む歴史についてインドの場合で見て見よう。

▼『人種概念の普遍性を問う 西洋的パラダイムを超えて』竹沢泰子・編、人文書院、2005年

頁321──

インドにおけるカースト・人種・植民地主義
──社会通念と西洋科学の相互作用
サブハードラ・チャンナ(工藤正子/門田健一・訳)

序 植民地主義とカーストの構築

 「カースト」という言葉は、ヨーロッパからもたらされたもので、今日存在するその制度も西洋の構築物だと考える人は多い。メンデルゾーンとヴィクジアニーが指摘したように、カーストという語や関連概念の「不可触民」などは同様に、「実体として歴史的に脈々と存在してきたというよりも、植民地時代後期の主として20世紀に、ある意味で『構築され』、もしくは『捏造された』」ものなのである。とはいえ、この主張は現実と完全に調和しているわけではない。というのも、インド社会はジャーティによって、太古から分断を抱えてきたからである。植民地支配が成し遂げたことは、そうした構造の強化であって、それ以前に存在していたものよりも、はるかに厳格かつ明確な階層分化をとげた市民社会を築き上げたのである。同時に、植民地支配は、こうした「捏造」が時代を超越した伝統の一部であると確証しようともした。「インドにおける植民地主義が生みだした新たな形式の市民社会は、伝統的な形式として表象されてきた。そのなかでも目立っていたのは、カーストそのものである。。伝統と近代性の完全なる二分法を、批判的な社会史という視点から見てみると、その起源は、イギリス人とインド人の関係性に求めることができる。この関係性は、双方が相手との関係を再構築していくなかで歴史的に形成されたものであり、現実の権力関係が象徴的な用語でもって表現されることも多々あった。

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