マンデラと「ブラック・リスト」


■マンデラと「ブラック・リスト」
2014/3/27(木) 午前 7:45
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/38868628.html



 私は、雑誌『現代思想』など滅多に読まないが、今回だけは買ってみた。しかし毎度活字の小ささには呆れてしまい、それだけで読む気力も萎えるのだが・・・。

▼『現代思想』3月臨時増刊号、総特集「ネルソン・マンデラ」

頁85――

マンデラという鏡に映るもの
鵜飼哲/粟飯原文子(聞き手)


頁87――

粟飯原

 ・・・
 
 マンデラは90年に釈放されて以来、世界中で民主主義と平和の象徴的存在として扱われ尊敬されてきました。冷戦終結以降における西側の
民主主義を世界に広める」というイデオロギーに合致するイメージとして、「都合よく」扱われてきたとも言えます。クリントン米大統領やブレア英首相がマンデラとの近しい間柄を強調してきたことは、その証左であります。しかしながらマンデラは、アメリカ政府の作るテロリストのブラック・リストにはごく最近まで登録されていたそうですし、2003年のイラク戦争においてはアメリカを明確に批判しています。・・・(以下略)


頁97――

鵜飼 

 ・・・

 他方、マンデラができなかったことを次のように位置づけます。アパルトヘイト社会は超-監視社会でしたが、その外に一歩出たとたん新自由主義の時代になり、今ではブラック・ブルジョワジーの勢力も必然的に大きくなっていて、ANCのなかにも不正蓄財をする人が出てきています。いっぽう黒人の貧困層も消費資本主義に組みこまれています。つまり南アは監視社会から消費社会に転換してしまったのです。この転換を回避することはマンデラにはできなかった。こうして先に触れたように、現在の南アフリカ社会はアパルトヘイトとは異なる残酷さに晒されています。・・・(以下略)

*****

 ネルソン・マンデラ特集で「ブラック・リスト」なる言葉がでてきて度肝を抜かれたが、話者は白人英語を使わずに「要注意人物名簿」とか「危険人物名簿」とかの日本語で話すこともできるわけで、白人英語帝国主義の恐ろしさがまざまざと感じられる。また対談者の鵜飼が“ブラック・ブルジョワジー”という言葉でブラック→黒人という意味で使っているから、余計に「ブラック・リスト」なる言葉の使用が間抜けに見えてしま
う。

 日本低国のトンデモ和製英語「ブラック」(ブラック企業・ブラック大学・ブラック官庁・ブラックバイトなど)の氾濫も、日本語の黒が白人英語の「ブラック」の意味あいにどんどん近くなるのも、日本低国民が「幸せな奴隷」(津田幸男曰く支配言語である英語に支配されていると気づかない人間)である証明であろうが、この奴隷たちといえば、過去には「名誉白人」と呼ばれ喜んでいた史実もあるのであるから、当時から進歩を拒んでは今に至り、ブラックに対比させて「ホワイト企業」だの「ホワイト大学」だとほざく「名誉白人」の馬鹿が出てきてもなんら不思議ではないのかもしれない。


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