筒井康隆問題資料篇1

筒井康隆問題資料篇1
2014/1/19(日) 午前 10:48

 筒井康隆の本は数冊持っている。原田知世の映画『時をかける少女』の原作も彼なので、まあやむを得ず読んでいたわけだ。よって周りで彼が「前衛」と騒がれていた時代には私にはその意味が不明であって、前衛とは井上光晴ではないかと思っていたものだ。最もその井上の小説も今ではほとんど忘れてしまっている。

 筒井康隆が皇居に勲章をもらいにいった話を『噂の真相』で読んだ記憶もあるが、あいにく『噂の真相』の在庫を古本で処分してしまい、その駄文は紹介できない。というわけで、何かの拍子で文書を削除してしまうのを防ぐ意味でも、ここに筒井康隆問題の関連資料を残しておく。
  
 彼の発言――「てんかんであった文豪ドストエフスキーは尊敬するが、彼の運転する車には乗りたくないし、運転してほしくないという、ただそれだけのことです。」は有名だ。彼のてんかんという病気の無知はさておき、ここでは移動の自由・権利という観点から彼の発言を考えてみる。
 
 公共交通機関の乏しい地方の場合には、病気、及び治療薬と車の運転の関連では、患者が病院に通うために車を運転して行く場合には、病気以前の通常の場合より幾分交通事故の危険は高まる。これをもってどうするのかという問題は常にある。このような事例が交通権にふくまれるのかどうか分からないが、この件で神経内科の医者と会話したことがある。彼が言うにはカナダでは以前にその種の問題が起きたが、車を運転する権利をその程度の理由で取り上げたら患者の生活自体がなり立たなくなるから、大目に見られているというような話だったと思う。もちろんカナダは国土面積も広く、都市部を除けば公共交通機関はそれほど発達していない(旅客の輸送機関分担率はカナダでは自動車92.7%(2009年)、日本では自動車59.9%(2005年))。

 日本ではてんかん患者の交通事故を契機に道交法改正などの厳罰化がなされたが、厳罰化で却って重大事故の可能性を高めると警告する医師がいる――「男性運転手は適切な治療を受けることなく病状が悪化し、大惨事を起こした。罰則や医師による通報制度ができれば、医師にも発作があることを隠す患者が確実に増えるだろう。免許取り消しによる失職や生活の破綻の方が、デメリットが大きいと考えるからだ」。

 厳罰化を含め、筒井康隆がばらまいたような病気への差別・偏見は却って患者を重大な交通事故へ誘うわけだ。だって社会に偏見・差別があるから病状を隠すわけだから・・・。
 誰でもてんかんになる確率はある。だが、なってみないと患者の痛みなど分からないという人は一定数存在し、被害者の振りかざす厳罰化に付和雷同し問題の本質を見間違う。想像力は誰にでもあるものだし、周りを見渡せば患者の姿だって見いだせるはずだ。しかし周りを見ようとしない人間には患者は見えない。この日本のずいぶん殺伐した世相には何かが決定的に足りない。何かとは何なのだろう?正しい医学知識か、優しさか、想像力なのか、それとも哀しむ能力なのか?
 
  

▼カナダの運輸事情
(2011年9月)
http://www.mlit.go.jp/common/000166909.pdf

▼旅客輸送の輸送機関分担率
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/6395.html

▼てんかん患者の事故防止 厳罰化は逆効果?
(2013年5月30日)
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130531164218682

道交法改正と新法設置案 「病状隠す人増える」懸念

 登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込んだ栃木県鹿沼市の事故現場。運転手のてんかん発作が事故を招いた=2011年4月 てんかん患者が運転免許の取得や更新時に病状を隠したり、死傷事故を起こしたりした場合に新たな罰則を科す法案が今国会に提出されている。てんかん発作事故の被害者遺族らが厳罰化を強く望んでいることに応えた措置だ。しかし、「逆に患者が病状や運転状況を隠すようになる」と、その効果を疑問視する専門家もいる。飲酒運転対策をはじめ、重罰化一辺倒の交通事故防止策に死角はないのか。(佐藤圭)

 「てんかん患者による事故をなくしたいという気持ちは遺族と全く同じだ。だが、罰則を設けても、実際には逆効果となる可能性が高い」

 国立精神・神経医療研究センター病院(東京都小平市)の大槻泰介・てんかんセンター長は、こう警鐘を鳴らす。

 提出法案は道路交通法の改正案と、発作などを伴う病気の影響による死傷事故に罰則を新設し、従来の危険運転致死傷罪と自動車運転過失致死傷罪を統廃合して「自動車運転致死傷処罰法」に一本化する新法設置案。

 罰則化のきっかけは栃木県鹿沼市で2011年4月、クレーン車の男性運転手がてんかん発作で意識を失い、小学生6人をはねて死亡させた事故だった。同年12月の宇都宮地裁判決で、運転手は自動車運転過失致死罪の上限の懲役7年を言い渡された(確定)。

 遺族の会は昨年4月と8月、厳罰化や免許制度改正を求める請願書と約20万人分の署名を法相らに提出。政府は今年3月に道交法改正案、4月に死傷事故の新法案をそれぞれ閣議決定し、国会に提出した。

 現行の道交法では、てんかんや統合失調症などの患者は免許取得や更新の際に申告が必要だ。てんかん患者の場合、発作が過去2年間起きていないなどの条件を満たせば、取得が認められる。

 改正案では、病状の虚偽申告に1年以下の懲役または30万円以下の罰金を科す罰則を設け、医師による任意の通報制度も盛り込む。

 さらに、死傷事故の新法案では、てんかんなど特定の病気の影響を初めて刑罰の対象とする。死亡事故で15年以下、負傷事故で12年以下の懲役だ。

 現行の危険運転致死傷罪は最高刑を懲役20年としているが、悪質な事故でも飲酒などに限定され、立証のハードルも高いため、上限が懲役7年の自動車運転過失致死傷罪が適用されるケースが多い。このため、遺族らから「被害者の命はそんなに軽いのか」と不満の声が上がっていた。

 しかし、大槻医師は「鹿沼の事故こそが、厳罰化によって生まれる事故の先取り的なケースではないか」と指摘する。

 男性運転手は発作による物損や負傷事故を繰り返していたが、「いねむり」と偽っていた。医師にも、発作や運転している事実を隠していた。警察に病気が発覚することを恐れたためだ。

 「男性運転手は適切な治療を受けることなく病状が悪化し、大惨事を起こした。罰則や医師による通報制度ができれば、医師にも発作があることを隠す患者が確実に増えるだろう。免許取り消しによる失職や生活の破綻の方が、デメリットが大きいと考えるからだ」

患者団体 差別助長に警戒感 「生活支援の仕組み不可欠」

 交通裁判に詳しい高山俊吉弁護士も「罰則や医師の通報制度が設けられれば、てんかん患者が社会から隔絶される」と、懸念を深める。

 11年の交通事故約70万件のうち、てんかん発作によるものは73件。高山弁護士は「てんかん事故の希少性は明らかだ。てんかんの問題が交通不安の大きな比重を占めているかのような雰囲気がつくられている。議論が拙速過ぎる」と疑問を投げかける。

 高山弁護士によれば、交通事故対策の世界では「重罰化の嵐が吹き荒れている」という。

 その端緒になったのが1999年、東名高速道路で飲酒運転のトラックが乗用車に追突し、女児2人が死亡した事故だった。上限が懲役15年の危険運転致死傷罪が01年の刑法改正で創設され、05年には懲役20年に引き上げられた。

 道交法では07年の改正で、飲酒運転とひき逃げの罰則の上限を2倍に強化したほか、運転者と一緒に酒を飲んだ同乗者や運転者に酒を提供した人を直接罰する規定も新たに設けられた。

 こうした一連の重罰化の効果はあったのか。高山弁護士は「飲酒運転への強烈な処罰は、ひき逃げの増加を生んだ。重く処罰されるのであれば、完全に逃げ切ろうという心理が働くわけだ。際限のない重罰化は、極論すれば死刑に行き着く。まともな刑事政策とは言えない」と考える。

 過去の重罰化も、今回のてんかん罰則化も後押ししたのは被害者遺族たちだ。ただ、高山弁護士は「遺族の弁護も数多く手掛けてきたが、重罰化以外の方策を模索する人も少なくない」と指摘する。「てんかん罰則化についても、子どもを失った鹿沼事故の遺族の気持ちは痛いほど分かる。しかしながら、てんかん事故の被害者の間にはもっと多様な意見があるのではないか」

 てんかん患者団体や障害者団体は、今回の罰則新設などの法案が「病気や障害のある人への差別を助長しかねない」と警戒感を募らせる。

 もともと道交法では、てんかん患者らには免許を与えないことになっていた。障害や病気を理由に、免許や資格の取得などを禁止・制限する「欠格条項」の見直しの動きが強まる中、ようやく02年、症状によって取得の可否を判断する「相対的欠格事由」に改善された経緯がある。

 障害者インターナショナル(DPI)日本会議の尾上浩二事務局長は「てんかんなどの病名を特定した規制は欠格条項の復活を思わせる」と、困惑の表情を浮かべる。

 前出の大槻医師は「今回の道交法改正を事故防止につなげるには、患者が病状を正確に申告すれば速やかに免許は停止され、一方で生活が保護される仕組みが不可欠だ。運転する必要のない部署に配置転換した企業に補助金を出したり、自治体が患者への配車サービスをするなど知恵を絞ってほしい」と訴える。

 高山弁護士は「ハード面からも事故防止を図るべきだ」と提案する。


アルコールを検知するとエンジンがかからなくなる装置。トヨタ自動車と日野自動車が開発した=東京都内で 「てんかん発作の予兆を感知すると、車を動かなくする装置をつくることは十分可能なはずだ。実際、自動車メーカーが酒気帯び感知車両の開発に力を注いだ時期もあったが、警察庁の消極的な姿勢が原因で立ち消えになったようだ。警察は重罰化に凝り固まっているのではないか」

 てんかん 脳の神経細胞が過剰に活動して発作を起こす病気。短時間ぼんやりするだけの軽い発作から意識を失うケースまで症状はさまざま。日本てんかん協会によると、患者数は全国に推定約100万人。早期診断・早期治療によって、7割以上の人が発作のない生活を送ることができる。





▼ 『噂の真相』12月号に、筒井康隆が書いている 2004年


 『噂の真相』12月号に、筒井康隆が書いている、そう千代田区の歩行喫煙禁止条例について。

 まあ、バカだからやむを得ないが、「屋内の副流煙は肺癌の直接原因でないことは判明している」「婦人の肺癌の多くは腺癌だが、これはニコチンと無関係の癌」「ヤクザまがいを歩きタバコをさせれば職員は見て見ぬ振りをするであろう」「喫煙者より泥酔者の迷惑の方が多い」「(条例は)笑顔のファシズム」・・・・・

 三浦朱門といい、筒井康隆といい、何で小説家の多くは無知でバカな生き物なのであろうか!モノを書く時にはそれなりに書物をひもとくのではないのか? 

●肺癌とタバコ
1.
 肺癌には4つのタイプがある。胃癌や大腸癌はほとんどが腺癌というタイプ、しかし肺癌には腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌、小細胞癌という4種類。それぞれの種類で癌発生の原因や発生しやすい場所が異なる。

 扁平上皮癌や小細胞癌は肺の中でも口に近い太目の気管支に発生し、喫煙との因果関係があります。一方、腺癌や大細胞癌は肺の奥深いところに発生するが、喫煙との関係は“明らかではない(あるかもしれないし、ないかもしれない)”―─果たしてそうなのか?


2.埼玉県立がんセンター呼吸器科 野口行雄氏らの発表

喫煙粒子の体内動態と癌の研究

これまで、肺がんのうち扁平上皮癌が喫煙と関連が深いとされていたが、腺癌も喫煙が原因で、さらに、直接もしくは間接喫煙が上気道癌、肺癌、消化管癌などの原因であるとの成績を得た。

両切りたばこの場合には粗大粒子が肺門部領域に着床しやすく、扁平上皮癌ができやすい傾向があり、フィルター付きたばこの場合にはフィルターが粗大粒子をカットし、微細粒子が選択的に肺内に吸引されて、腺癌ができやすくなると考えらる。

一方、間接喫煙は経鼻吸引で、粗大粒子が鼻腔内に着床し、フィルター付きたばこの場合と同様に微細粒子が選択されて肺内に吸引され、腺癌ができやすくなると考えられる。
同科における1985~97年の肺癌症例や、米メイヨークリニックにおける両切りたばこの時代とフィルター付きたばこの時代の肺癌症例の男女別組織型分類を検討した結果、両切りたばこの時代は男子では扁平上皮癌が最も多くを占め、フィルター付きたばこの時代は男子では腺癌の割合が増加していた。
女子の場合には、いずれの時代でも腺癌の割合が最も多くを占めていた。
「女子の深く吸い込まない喫煙は口内着床量が増え、嚥下量の増加が見込まれる。その結果、消化管癌、特に胃癌にその影響が顕著に現れるのではないか。近年、男子で胃癌と肺癌の死亡数が逆図転したのはフィルター付きたばこが流行し、嚥下粒子量が減少したためであろう」と推測している。

消化管癌の頻度は喫煙粒子の曝露濃度に比例し、通過速度に反比例すると考え、その曝露濃度をアンピシリンの濃度測定データを元に推定した。そして、患者数と曝露指数(曝露濃度÷通過速度)との間の相関を見ると、男女ともに有意な相関を認めました。
以上の結果から、「癌の主たる原因は、直接喫煙もしくは間接喫煙、すなわち、一元論である」と主張。喫煙粒子中に含まれる発癌物質としては、ベンツピレンなどを含む植物タールが注目されている。

喫煙による癌の罹患率について「肺癌になる確率は男子喫煙者の約8%、女子喫煙者の約4%であり、肺癌を含めどこかの癌になる確率は男子喫煙者の約40%、女子喫煙者の約67%と考えられる。夫が喫煙者で妻が非喫煙者の場合、妻が癌になる確率は約67%はあるのではないかと推測される」としている。


3.肺の奥のがんも喫煙で増加 厚労省調査  

2002年9月21日発表

肺の奥にできるがんで、喫煙との関連が比較的少ないとされてきた「腺がん」でも、喫煙者は非喫煙者に比べ男性で2・8倍、女性でも2倍もなりやすいことが、厚生労働省研究班の大規模追跡調査で分かった。  

肺がんに腺がんの占める割合は近年、世界的に増える傾向にあるが、アジアの状況を追跡調査で明らかにしたのは初めて。

研究班は「普及している軽い低ニコチンたばこを吸う人は、ニコチン摂取量を増やそうと無意識に深く吸い込む傾向があり、原因のひとつではないか」としている。  

10月1日から東京で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。  

対象と方法:全国11地域の40-60代の男女計約9万人を、7-8年間追跡。肺がんになった約420人について、最初の時点に調査した喫煙状況との関連を調べた。  がんの種類別で喫煙者が発症する危険性が高いのは、太い気管支にできて喫煙と関連が深い「扁平(へんぺい)上皮がん」と「小細胞がん」で、合わせると喫煙者は非喫煙者より男性で12・7倍、女性で17・5倍もなりやすかった。  肺がん全体では男性で4・5倍、女性で4・2倍。肺がん患者の男性の7割、女性の2割は、たばこを吸わなければ発病しなかったことになるという。  

日本人が喫煙で肺がんになる危険性は欧米に比べ低いが、非喫煙者の肺がんの傾向は逆に高く、相対的に喫煙者の危険性が下がった可能性もある。研究班は今後、受動喫煙や遺伝的要因などとの関係を検討するとしている。  研究班の祖父江友孝・国立がんセンター研究所部長は「肺がんへの喫煙の影響は圧倒的だ。禁煙すれば何歳であっても、吸い続けた場合より肺がんの危険性は下がる」と話している。

▼「天皇様」のぶら下がり 2002年

 プーチンのやり方を支持する日本人40%。まったく想像力の欠如というか、ただの馬鹿なのか知らないが、ヤクザの親分のやり方を支持するということは、自らがそうした仕打ちを受けることをも厭わないということだ。まあ早い話,もし人質になったら、それは不運と諦めるわけだ。もっとも馬鹿だから、人質になることさえ想像しないかもしれない。

 ただ世論調査とはマスメディアの洗脳効果の調査のようなものだから、鵜呑みにはできない。たとえば関口宏の番組にでていた浅井慎平とか大宅映子とかの発言、・・・ったく馬鹿なのである。だいたい原因があって結果があるのに、その原因さえ問わない。早い話、ロシアの国家テロは無視する。そして案の定、人質の身に自らをおかない。多分、奴らは国家の側にいるので、「無差別テロ」の対象にはならないと思いこんでいるかもしれぬ。

 私たちはどちらの側に立つのか?国家の側か?それとも人命第一の反国家=反ヤクザの立場に立つのか?

*****

 今のマスコミは「将軍様」非難報道で一色だが、まあ「将軍様」とくれば目くそ鼻くそのたとえて言うならば日本では「天皇様」である。「天皇様」たっら、それはもう延命工作がお得意で、国民などどうなっても構わない、天皇制を守ることだけが我が命、まあそのはなしはともかく・・・・・その息子の嫁が拉致事件について無念に思うのは構わないが、爺ヒロヒトのやった強制連行などをころっと忘れてその種の発言するとは、ミチコという女もなかなかの厚顔無恥の強者である。
 
 国家は、今が好機とばかりに拉致被害者の家族の激情と結託して悪事を企てるのが当然だとしても、被害者家族も調子に乗って馬鹿コキ放題というのは、ちょっといただけないのである。たとえば光市母子殺人事件の被害者の夫のことばによって、私の彼への同情の念が吹っ飛ぶのである。
 そう9.11事件で報復を叫んだ被害者は、新たな無差別殺人に荷担しただけだったのである。

 もし国家が個人を本当に助けてくれるというならば、沖縄の基地問題はもう解決しているのであろうし、もちろん薬害エイズも薬害肝炎も起きないものだ。簡単なはなし、都合がよい時に国家は被害者を利用するだけなのだ。
 
*****


 そういえば秋の叙勲の今日この頃、筒井康隆も勲章をぶら下げるという。お笑いではないか!あの差別小説『無人警察』を書いた輩が、「表現の自由」だとかいった居直り輩が天皇教の教祖様にぶら下がるのである。

 国家というものはまったくむごいことをするものだ。張りぼて知性を暴き、似非知識人に光を当てる。そう、見えるだろう・・・厚顔無恥にぶら下がる愚者の群れどもが、菊の肛門に赤い糸でもつけてつながりあっているのが。

*****
 
 脱北者(注:『脱北者』〈韓元彩、李山河/訳、晩聲社〉を参照)支援の日本人などが中国公安に拘束という事件があった。
 脱北者が命がけなのは当然としても、その支援者も当然命の危険に晒されるわけだ。テロ国家イスラエル軍に対峙した日本人、中国公安に対峙した日本人など、結局、恐怖の程度の差はあるのだろうが、体制の如何を問わず国家への反逆は命がけなのである。アメリカのノーム・チョムスキー、北朝鮮の脱北者、カルト天皇教に反逆した鶴彬とか、そういう意味でつながっている。

 さて一色報道でもう飽き飽きのマスメディア、もうちょっと毛色の変わった報道があってもいいと思うの。まず延命工作ヒロヒトの悪行を語ってから、金正日の延命工作を語れなどという無理難題を私にゃあ情けがあるから言わないけれど・・・、せめて強制連行100万、制奴隷連行20万の文脈で拉致事件を語ったらどうなのか?

 命がけで正しいことを言うというのは恐怖との戦い、ならば天皇一族へのおべんちゃら報道も恐怖への裏返し。私たちは、メディアが取り上げる北朝鮮の将軍様への賛歌を苦笑しながら見ることができるのか?そういえば昔の日本、いや今までもずーっと・・・・・・、まったく私たちは進歩をやめてしまったのかもしれぬ。


▼小林健治『差別語不快語』にんげん出版、2011年

頁79――

■てんかんをもつ人々への差別
――筒井康隆氏へのてんかん協会の抗議をめぐって

 まずは事例を紹介します。
 1993年、・・・

・・・問題となった箇所には、以下のように書かれています。


 「無人警察」の巡査ロボットは「小型の電子頭脳のほかに、速度検査機、アルコール摂取量探知機、脳波測定器なども内蔵している。歩行者がほとんどないから、この巡査ロボットは、車の交通違反を発見する機能だけを備えている。速度検査機は速度違反、アルコール摂取量探知機は飲酒運転を取り締まるための装置だ。また、てんかんを起こすおそれのある者が運転していると危険だから、脳波測定器で運転者の脳波を検査する。異常波をだしている者は、発作を起こす前に病院へ収容されるのである・・・・・」
 そして、その巡査ロボットに気づかれた主人公は、「わたしはてんかんではないはずだし、もちろん酒も飲んでいない。何も悪いことをした覚えもないのだ」と考える。

 日本てんかん協会は、この「異常波をだしている者は、発作を起こす前に病院へ収容されるのである」という表現は、てんかんを医学や福祉の対象としてではなく、とり締まりの対象として見ており、てんかん患者の人権を無視していると抗議しました。
 筒井康隆氏はこれに対する反論の主旨をつぎのようにのべています。

 「(略)是非ご理解戴きたいのは、てんかんを持つ人に運転をしてほしくないという小生の気持ちは、てんかん差別につながるものでは決してないということです。てんかんであった文豪ドストエフスキーは尊敬するが、彼の運転する車には乗りたくないし、運転してほしくないという、ただそれだけのことです。」

■欠落条項に見える障害者へのまなざし
 この筒井氏への反論に対しては、「欠落条項」(身体・精神上の障害を理由として資格・免許を交付しなかったり、一定の行動を制限する法律。とくに精神障害者を対象としたものが多い)により、自動車の運転など、社会生活上必要な手段を奪われている人から、強い批判がなされています。その批判の主眼は、障害者の社会権・交通権にかかわる問題です。運転免許交付の原則は、身体障害や精神障害の有無に関係なく、その人自身が安全運転できるか否かを基準にすべきであり、「保安処分」観点から判断すべきではありません。・・・略・・・

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