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言葉狩りのすすめ~ブラック企業・ブラック大学・ブラック自治体・・・

言葉狩りのすすめ~ブラック企業・ブラック大学・ブラック自治体・・・
2013/6/20(木) 午前 8:50

 日本低国民が本当に心底馬鹿だと思うのは、この頃ネットではんらんする「ブラック」という言葉だ。そして国会でも共産党議員が「ブラック企業」なる言葉を使い始めた。労働者をとことん搾り取る会社なら「搾取企業」と呼ぶべきものを、何を血迷ったか、「ブラック企業」と呼ぶのだ。おまけに「ブラック大学」・「ブラック自治体」とかもあるようで、こうなるともうお手上げである。そういえば『TPP黒い条約 』(集英社新書)なる書籍も出てきた。

 歌手スピードが歌う歌に『ホワイトラブ』というのがあり、これが白人の愛ではなく、雪のような愛と解釈するのはかなり無理があるようだ。また「祝ってくれますか?」と言いたいのを「どんちゃん騒ぎができますか?」と題名をつけるのもそれで他に害が及ぶわけでもないから笑ってすませるだろう。

 ただしかし、人権や労働権の侵害を憂える人間が、「ブラック」に邪悪や悪徳の意味を込めてを使うのは最悪である。アメリカで起こった「ブラックイズビューティフル」運動を知っていれば、、「ブラック企業」・「ブラック大学」などあり得ない命名なのである。当然米国には「ブラック・エンタープライズ」なる会社もある。

 言葉はみんなが使えば定着してしまうが、その逆もまたあり、どこかでくだらないと認定されればあっというまに廃れるものだ。そう言葉狩りは大いにやるべきもので、それは人間の進歩と連動しているわけだ。田中克彦が言葉狩りのすすめで、言葉狩りと呼べきではなく「言葉生み」とか言っているのはそういう意味を含んでいるのだろう。言葉を生み出すには知性がいるのであり、 米国の「ブラックイズビューティフル」運動も知らない知的怠惰ではどうにもならないのである。

 「ネットは馬鹿と暇人の道具だ」とも揶揄もされるが、人権や労働権の侵害を憂える人間が、そう多少とも知性が備わっているかもしれない人間が「ブラック」を連呼するのをみると脱力してしまう私がいる。もうちょっと本質をえぐる言葉を編み出さないと、日本低国民は収縮する馬鹿としてなくなってしまうかもしれない。アジア人からバナナ人(外側が黄色で中身は白)と揶揄されていた日本低国民が編み出した言葉が「ブラック企業」とは現代の大恥である。

 最後に、大昔漢語が大量に流入し権力上位の男たちが多用していたが、女・子どもは決して使わなかったから今の日本語があるという田中克彦の指摘がある。わけのわからんカタカナ英語を多用するのをやめて英語帝国主義を粉砕するのも日本の自立には是非とも必要なことなのだ。


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