CAN YOU CELEBRATE?2013年ブラック国家ニッポン誕生

CAN YOU CELEBRATE?2013年ブラック国家ニッポン誕生

2013/10/10(木) 午前 4:11

 2013年は不思議な年だ。珍奇な犯罪集団・「在特会」が街角で憎悪犯罪を繰り広げ、それに呼応するかのようにKKK(クー・クラックス・クラン)もどきの「ブラック」攻撃も始まった。もっともその攻撃の主は、労働権を侵害する搾取企業を告発する良識派だから、ちょっと話はややこしい。

 英語を使いたがる日本低国民は、英語帝国主義下で大活躍だ。音楽界では英語もどきの言葉が氾濫し、街角では横文字のカンバンも目につき始め、そしてミーディア(メディア)では「ブラック」の文字が躍る。で、私なんかもうヤケクソで、「どんちゃん騒ぎができますか?2013年、ブラック国家ニッポン誕生」とふてくされるしか術はない。

 「ブラック国家誕生」で私が思いつくのは、世界初の黒人による共和制国家ハイチだが、「ブラック国家ニッポン」はその意味あいがどうも違うらしい。

 歌手SPEEDの『White Love』(白人の愛)が流行ったこの国では、「幸せな奴隷」(支配言語である英語に支配されていると気づかない人間)たちは英語を使っては恥をさらしてくれるが、音楽界での出来事なら笑ってすますこともできた。だがしかし、ミーディア(メディア)の悪を含意した「ブラック」という言葉の氾濫は、恥の上塗りを無数に繰り返す愚劣である。

 「幸せな奴隷」はあらゆる悪を含意した「ブラック」を多用して、白人英語の「black」にへばりついた差別意識に限りなく近づき、皮肉にも英語馬鹿がそこでは英語利口になってしまい、それで誕生した名誉白人といえば遅れた差別意識をもつ、そう「在特会」並みの馬鹿であったという珍現象である。

 すべては「ブラック企業」という言葉から始まった。このネットから発生したと言われる言葉の意味とは、違法な労働を強い、労働者の心身を危険にさらす企業のことである。搾取企業という日本語も浮かばず、ゴロツキ企業という上品な言葉も浮かばない人間が思いついたのが、そのトンデモ和製英語なのである。その言葉を使い始めた人間は「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動もマルコムXも知らなかったということだろう。

 だがしかし歴史健忘症は自慢できることなのだろうか?だって今の米国で黒人に最も好まれる呼称が「ブラック」だという事実は、「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動を知っていなければ納得できないはずだ。

 差別語は人間の進歩ともに日々発見されるが、公民権運動から派生した「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動はもう半世紀以上も前の歴史だ。歴史健忘症の日本低国民は悪を含意した「ブラック」を多用して、歴史を半世紀以上も逆転させていることになる。

 私の黒い目――英語のブラック・アイは面汚し・不名誉の意味だが――のうちに悪を含意した「ブラック」の言葉狩りが成功しないと、ほとんどが馬鹿な右翼の日本低国民の残りの部分(少数の良識派だと思うが、その良識派が「ブラック」を多用する)も結局馬鹿だったということになる。人は馬鹿に生まれない。馬鹿になるのだ! 

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