警察用語としての「クロ」と恵庭えん罪事件(恵庭OL殺人事件)

警察用語としての「クロ」と恵庭えん罪事件(恵庭OL殺人事件)
2013/10/13(日) 午後 0:03

 警察・検察が無実の人間を証拠をでっち上げても犯人に仕立て上げることは良くあるが、その警察官などが使う言葉が「クロ」(犯罪の容疑がある)である。トンデモ和製英語「ブラック」を多用する物書きが、これをもってして日本でも「黒」は悪を含意していると言い訳するには無理がある。当たり前だが、私たち市民は警察ではない。警察思考法では、そうなっているに過ぎない。えん罪被害者を経験すれば、人は警察用語「クロ」をどう思うのだろう?

 『えん罪ファイル』最新号でもとりあげられているが、恵庭えん罪事件(恵庭OL殺人事件)は呆れかえる事件である。詳細は以下の書籍で――

▼伊東秀子『恵庭OL殺人事件 こうして「犯人」は作られた』日本評論社、2012年

頁83――

・・・
 道警本部の捜査一課長が「証拠は山ほどある。どの証拠もクロの方向を向いている。彼女はまっ黒けのけだ」と言い放った顔が思い出された。・・・

※追記:2013/10/13、16:55

 えん罪事件の捜査指揮をとった警視中村均並みのヘボ推理で自分を恥じている。

 伊東秀子は弁護士で、警察用語の「クロ」という言葉をよく聞く立場である。よって弁護士たちは、「クロ」→「ブラック」にすんなりなじむ可能性がある。NPJもそうだし、「ブラック企業」を定義した弁護士たちも多分すんなり「ブラック」を受け容れたのだろう。またそのほかでは、刑事小説を書く物書きは、普段使う言葉だろうから、「ブラック」に違和感はないかもしれない。もちろんクロと「ブラック」は違う言葉だが・・・。

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