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全米黒人地位向上協会とアメリカ黒人の日本人観

 「井の中の蛙」状態の日本では強度の歴史健忘症も加わり、マンデラもマルコムXも「知らないぞ~」と平気でトンデモ和製英語「ブラック」を氾濫させているが、歴史を振り返って見れば・・・ 

▼全米黒人地位向上協会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E7%B1%B3%E9%BB%92%E4%BA%BA%E5%9C%B0%E4%BD%8D%E5%90%91%E4%B8%8A%E5%8D%94%E4%BC%9A

日本人との関係

1919年のパリ講和会議で日本が、国際連盟規約に「人種平等の原則」を入れるという提案を行った際には、アメリカの黒人は強くこれを支持した。しかし、ウィルソンが全会一致ではないという理由でこれを却下すると、全米各地で暴動が起き、数万人の負傷者を出した。のちにデトロイトでアメリカで黒人運動を展開していた日本人中根中の影響もあり、日本人は「有色人種の指導者」というイメージが、黒人運動のなかで広まっていた。

大戦中、日系移民は、米国の市民権を持っていても、強制収容所に入れられた(日系人の強制収容)。黒人運動家のコラムニストは、日系アメリカ人だけが収容され、ドイツ系もイタリア系も収容されなかったことは、あきらかに人種偏見のせいであり、また、アメリカの市民権を持っている日系人さえもが強制収容されるなら、黒人にも同じ事が起こる可能性がある、と指摘したうで、次のようにロサンゼルス・トリビューン紙上で訴えた[5]。

11万5千人もの人々(日系人)が、一度にアメリカ人としての自由を奪われるのを、われわれ黒人は黙って見過ごすというのか[6]。

全米黒人地位向上協会はそれを受けて、次のような決議を発表。

 われわれは人種や肌の色によって差別され、アメリカ人としての当然の権利を侵害されることには断固として反対していかねばならない。

戦後、黒人社会は、収容所から解放されて戻ってきた日系人を歓迎し、温かく迎え、仕事を斡旋したり、教会に招いたりした[7]。

▼荒このみ『マルコムX 人権への闘い』(岩波新書、2009年)

頁49――

日本人と黒人解放運動
 この時代のガーヴィー運動組織UNIAなどの黒人解放運動指導者と、日本の政治家、活動家の間には不思議な因縁がある。
 『敗北を抱きしめて』の著者として知られるジョン・W・ダワーは、『慈悲なき戦争』(1986)で、「アメリカ南部のそこここで、日本人=黒人連合に対する白人の恐怖が、1930年代からごく普通のことになっていたのは明か」だったと述べ、「タカハシという諜報員を通じて、かれらはイライジャ・ムハマドの率いる過激な反白人運動ブラック・ムスリムとかかわりを持っていた」と記述している。
 マルコムXが『自伝』で、日本へ言及するのも突飛な発想ではなかった。
 1943年、マルコムXは・・・


頁51――

 『日米戦争夢物語』の中のガーヴィー
 日本においてもマーカス・ガーヴィーは無名の存在だったのではない。大正時代に出版された一般読者向けの物語に、マーカス・ガーヴィーが登場してくる。佐藤鋼次郎『日米戦争夢物語』(日本評論社出版部、1921)は、まさに夢の話だが、第一次世界大戦直後のこれからの世界制覇を論じ、女権拡張にも言及しながら、国際社会における日本の未来を論じている。登場人物の1人が次のように発言している。
大きい声では云へませんが、マアカス・ガアベイと我政府との間に諒解が成り立つて居まして、我政府が彼等に兵器弾薬を供給しさへすれば、黒人が到る処に蜂起する事になつて居るのであります。

 こう語る人物は、そのために早く運搬用の船舶を建造せよと奨励し、白人世界に対抗するためにはガーヴィー運動との共闘が有効だと真剣に考えている日本人である。

 サトハタ・タカハシと「ネイション・オブ・イスラム」
 ガーヴィー主義者に限らず、差別撤廃、人種の平等を訴える「アメリカの黒人」と共闘しようともくろむ日本人がじっさいに存在した。よく知られているのはサトハタ・タカハシ(1870-1945?)である。
・・・

▼中根中
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%A0%B9%E4%B8%AD

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