米IT企業、イスラエルに熱視線 グーグル、FB…

米IT企業、イスラエルに熱視線 グーグル、FB…
2013年11月10日00時06分
http://www.asahi.com/articles/TKY201311090347.html

【ニューヨーク=畑中徹】米国のIT企業がイスラエルのベンチャー企業を買収する動きを強めている。同国は隠れた「技術立国」。「第2のシリコンバレー」を取り込もうと、米国だけでなく、韓国や中国の企業もイスラエル投資に熱を入れ始めている。

■合併・買収で先端技術の開発拠点に

 世界のハイテク産業の中心は、米西海岸のカリフォルニア州サンノゼ市周辺の「シリコンバレー」だ。そのシリコンバレー企業が、いま熱視線を送るのは、イスラエルのベンチャー企業たち。米IT企業が、企業合併・買収(M&A)を次々と仕掛けている。

 世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックは10月中旬、イスラエルの「オナボ社」を買収した。2010年創業で、スマートフォン(スマホ)やタブレット端末向けのデータを管理したり圧縮したりする特殊技術に強い。この技術は、インターネット環境が悪い新興・途上国でも、フェイスブックのサービスを広める足がかりになるという。

 検索最大手グーグルは、スマホ向け地図情報に強い「ウェイズ社」を、6月に10億ドル(約990億円)の高額で買収した。世界中に5千万人ほどいるアプリの利用者が投稿した渋滞など交通情報を集め、提供するサービスで知られる。ウェイズの技術を取り込み、地図の提供サービスをさらに充実させる狙いだ。

 アップルやIBMなどもイスラエルの新興企業を買収する動きを強めている。

 マイクロソフトはイスラエルに研究開発の拠点を構えている。地元の優秀な技術者らを採用し、技術革新につなげる思惑だ。

 半導体世界最大手インテルは創業後まもない1970年代に、研究開発センターを置いた。歴代の高性能な半導体開発で、イスラエルのチームが重要な役割を果たした。

 3Dプリンターの分野で世界シェア首位の「ストラタシス」は、米国とイスラエルの企業が昨年合併し、誕生。いまも両国に本社が置かれている。

 米調査会社のディーロジックによると、米企業による2012年のイスラエル企業の買収総額は、11年の3倍以上となる31億ドル(約3070億円)まで増えた。そのうち6割超の20億ドル(約1980億円)はハイテク企業の買収だった。

■軍から人材、研究費も充実

 イスラエル企業に投資する動きが急拡大しているのは、最近世の中に広がっている技術に、イスラエル企業が開発したものが多いからだ。

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