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データ改ざん うそを重ねて発覚

データ改ざん うそを重ねて発覚
11月15日 16時55分
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_1115.html

JR北海道の線路の保守点検を行う部署の1つ、函館保線管理室が国土交通省の特別保安監査が入る直前に、レールの検査データを改ざんしていた問題。
改ざんは、なぜ、どのように行われたのか。
実は、1つの「うそ」から始まっていたことがNHKの取材で分かりました。

きっかけは「うそ」の報告
ことし9月19日、北海道の大沼駅付近で貨物列車の脱線事故が発生し、翌日、JR北海道の本社がすべての現場に調査を指示しました。



これに対して、函館保線管理室はレールの異常を放置していたにもかかわらず、「異常はない」と報告。
この「うそ」が今回の検査データ改ざんの始まりでした。

社内調査の結果、補修が必要にもかかわらず、放置されていたレールの幅などの異常が、合わせて270か所に上ることが分かりました。
事態を重くみた国土交通省は、JR北海道に対して、特別保安監査を実施。
脱線事故が起きた大沼保線管理室だけでなく、ほかの部署も調べました。
国土交通省は、函館保線管理室が、脱線事故が起きた現場を担当していた大沼保線管理室の隣の地区の担当部署だったことから、双方の管理態勢などを比較するために、函館保線管理室の監査を行うことにしたのです。



監査で発覚おそれたか
「異常はない」とうその報告をしたことが、国の監査によって発覚すると考え、函館保線管理室で改ざんが行われた可能性が高いとみられています。
NHKの取材に対し、複数の関係者は「脱線事故のあと、国土交通省の特別保安監査が実施されることになったため、その直前に、基準内に収まっているようにデータが改ざんされた」と証言しています。
JR北海道の社内調査では、監査が入ることは上部組織の保線所から監査の前日に伝えられたということです。
発覚を防ぐため、監査の前日から当日にかけて改ざんが行われたとみられています。



函館保線管理室には20人の社員がいますが、これまでの社内調査の結果、少なくとも現場責任者を含めた10人近くが関わった疑いがあるということです。
国の監査には、改ざんしたあとの問題がないデータを提出したため、この時点では、発覚しませんでした。

発覚も「うそ」がきっかけ
では、なぜ、改ざんが発覚したのか。
JR北海道は、「検査データに不自然な点がある」という情報が外部から寄せられたことを受けて、10月下旬から社内調査を始めました。
これに対して、函館保線管理室は、当初、改ざんを否定していたということです。
ところが、新たな「うそ」によって、改ざんが発覚したというのです。

レールの検査方法は3種類ありますが、細かく検査をする場合には、専門の定規を使って測定します。
検査結果の数値は、いったん現場で「野帳」と呼ばれる書類に書き込みます。
管理室に戻ったあと、この数値をパソコン上のデータベースに打ち込むのが一般的な流れです。
ところが、函館保線管理室は社内調査に対して「野帳は使っていない」と回答したということです。
実際にはある野帳を「使っていない」と、再び「うそ」を言ったのです。
社内調査を行うメンバーには、本社の保線部門の担当者もいるため、「野帳がないということはありえない」と本社側が詳しく調べたところ、ゴミ箱などから野帳が見つかり、うそが発覚。
この「うそ」をきっかけに追及したところ、改ざんを認めたということです。



検査データを複数部署が破棄
JR北海道には線路の保守点検を行う現場の部署が44ありますが、函館保線管理室以外の複数の現場の部署が「野帳」を一部破棄していることが関係者への取材で新たに分かりました。



社内規程にはレールの検査に関する記録を一定期間、保管するよう定められていますが、野帳はデータベースの原本に当たるにもかかわらず、JR北海道では「メモ」のたぐいとして扱われ、保管の対象外だということです。
JR北海道は、今後、すべての現場の部署を調査する予定ですが、野帳が破棄されていた場合、改ざんが疑われるケースが見つかっても数値を照合させて検証することが困難になるおそれが出ています。

早急に実態解明し公表を
JR北海道では、これまで、車両火災をはじめ、異常なレール幅の放置など、問題が次々に明らかになっています。
そうした中で、今回発覚した検査データの改ざん。
利用者の不信感や不安は増すばかりです。



JR北海道は、徹底的な調査を早急に行い、改ざんが、誰の指示で、いつから行われていたのか、実態を解明し、公表する責任があります。
そして、利用者が安心して乗車できるよう、本気で安全対策に取り組むことが求められています。

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