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検閲を推奨するリベラル弁護士・宮武嶺はウクライナ問題について、ほとんど何も知らない!



検閲を推奨するリベラル弁護士・宮武嶺 2023/10/01 コメント

×××石


「無知を力」でネオナチ万歳!


  カナダ国会でウクライナの元ナチスに拍手喝采。この報道を無視する検閲を推奨するリベラル弁護士・宮武嶺さんこんちは。
カナダもまたアメリカと同様にナチスの楽園だったので、こういう光景は通常のことだ理解すべきです。これについてはあなたが検閲した本物の記者・エヴァ・バートレットの以下の記事が参考になります。

■カナダがウクライナのナチスに敬礼したのは偶然ではありませんでした
https://ingaza.wordpress.com/2023/09/26/canada-saluting-a-ukrainian-nazi-was-no-coincidence/

トンデモ専門家の小泉悠などは、ゼレンスキーがユダヤ人だから、ウクライナはネオナチ政権ではないというトンデモ論理を駆使しているようですが、これについてはプーチンの反論もあります。

■ゼレンスキーのユダヤ人の遺産を利用してウクライナのナチズムから気をそらす西側–プーチン
  http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-25388.html

もっともプーチンの発言を取り上げる必要もなく、日本低国の佐藤優(テロ国家イスラエルの熱烈支持者)でさえこう発言しています。

★佐藤優:反ユダヤ主義者にユダヤ人が協力することは、それほど珍しい事例ではありません。ナチス・ドイツとも、当時のドイツのエスタブリッシュされたユダヤ人は、「取り引き可能」と考えました。 

 佐藤優よりもラウール・ヒルバーグの主張の方が、遙かに説得力を持つので、以下に引用します。

★ラウール・ヒルバーグ(以下は『記憶 ホロコーストの真実を求めて』(徳留絹枝・訳、柏書房 1998年)より。『ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅』が代表作)
 ユダヤ人評議会について書いたときには、私はドイツの組織が彼らからの協力にどれだけ依存していたのかを強調した。評議会の協力的な政策は破滅的結果をもたらした。しかし、私には問題はもっと深いように思えた。評議会は、ドイツにとっての道具だっただけではなく、ユダヤ人社会における機関でもあったのだ。彼らの戦術はユダヤ人が何世紀にもわたって実行してきた適応と順応の延長だった。私はユダヤ人指導者と一般のユダヤ人を別々に見ることはできない。指導者たちは、ユダヤ人によって長い間受け継がれてきた危機に対する反応の基本的姿勢を代表していたからだ。

 御存知かも知れませんが、ハンナ・アーレントはラウール・ヒルバーグの主張にほぼ依存して、ナチスとユダヤ人の共犯関係を書き、ボロクソ叩かれました。

 ちなみにウクライナのユダヤ人のオリガルヒのイーホル・コロモイスキー(ゼレンスキーの親分)はネオナチ組織を創設しています。

 ウクライナのネオナチ軍は、当然ながら東南部のロシアに親和する住民を目の敵にします。だからオデッサ虐殺事件(2914年5月)なども起こします。この事件は、日本低国の戦前の関東大震災前の植民地の事件を想起させます。

★提岩里教会事件(ていがんりきょうかいじけん)[1]は、1919年4月15日、日本統治下の朝鮮京畿道水原郡郷南面提岩里(現在の華城市郷南邑提岩里)で、三・一独立運動の最中に生じた事件。

この事件については映画『福田村事件』でも語られます。

かように皇軍というナチス軍もウクライナのネオナチ軍もやることは一緒です。

■魚拓版 ~キエフと右派セクターによるオデッサ水晶の夜 (写真・閲覧注意!)
 http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-25373.html

「優生学の親玉アメリカ問題」
「ナチスは悪、だからナチスの親玉アメリカは最悪」
「アメリカとナチスの相思相愛問題」

米英はウクライナのナチス(ステファン・バンデラとミコラ・レベジ)を温存利用して、バンデラは今ではウクライナの国民的英雄です。2014年のアメリカ支援のクーデターではネオナチが主体です。

 結局、ロシアを悪と見なせば、ネオナチ万歳に行き着くしかありません。それはまた優生学の親玉アメリカ万歳という帰結です。

侵略国ロシアによるウクライナ4州の強制併合から1年。プーチン大統領が「数百万の住民が祖国とともにいるという選択をした」と違法・無効な併合を正当化。即時停戦して現状を固定することは侵略を認めることだ。

2023年09月30日 | ロシアによるウクライナ侵略
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/bff25f4904acc9bfa62360331e51b4df

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 古寺多見さんが

宮武嶺さんのブログ記事で白井邦彦教授の「徹底した非軍事の思想」に接して、森嶋通夫の名前を思い出した

で、うちで昨日アップした

イスラエル軍に蹂躙されているパレスチナ市民にも、ロシア軍に侵略されているウクライナ市民にも、武器を取って戦う抵抗権が固有の権利=自然権として認められている。

をさっそく取り上げてくださいました。

 そこでびっくりしたのが、古寺さんが白井先生の立論をまずご紹介されて

『このくだりを読んで思い出したのは森嶋通夫(1923-2004)の名前だった。

 氏は「日本がソ連に侵略されたら降伏する」と主張して1979年初頭に関嘉彦(1912-2006)、同年春には都留重人(1912-2006)とそれぞれ論争した。このうち関嘉彦との論争は論点が明確で、当時高校生だった私は何を隠そう森嶋を支持した。』

と書かれている部分。

 古寺さんは私の1~2歳年上くらいだと思うのですが、私は森嶋通夫氏といわれても、イギリス関係の研究者だったかとかしか出てこずうろ覚えだし、私も非武装中立論者だったのですが、そんな凄い論争、全然知りませんでした。

 それを古寺さんは高校生の時に把握しておられて(多分理系クラスなのに。関係ないか)、しかも森嶋説支持だったとおっしゃるわけで、同年代なのに彼我の知的水準の差には驚きました。

 そして、この論争で森嶋氏は

『少しセンセーショナルに、森嶋氏の「Worst Case Scenario」をまとめると、もしソ連軍が日本に攻め入って来たら、毅然とそして冷静に降伏して被害を最小限にした上で、ソ連の占領下でも日本社会の強みを生かした、許容範囲の社会を作るということです。もしそうしなければ失われるであろう数十万から数百万の生命を考え、国土の荒廃や財産の逸失を考えると、より損失の少ない選択肢を選ぶべきだ、という結論です。』

という考えた方だったそうで、いやあ勇気あるなあ。

 今の白井先生と言い、このころの森嶋先生と言い、徹底した非軍事・平和思想、傾聴に値しますね。

 高校時代の古寺多見さんが森嶋先生の説を支持されていたというのにも、感心します。

エコノミスト 『日本の没落を予言した2人の天才 森嶋通夫と小室直樹=田代秀敏』より

青山学院大学経済学部教授の白井邦彦先生に質問させていただいたウクライナ戦争についての、即時停戦派・軍事支援否定論に対する疑問点に関する回答集が完結しました!

 

 

 さて、今日2023年9月30日はプーチン大統領が侵略して占領しているウクライナ4州の併合を宣言して1年。

 プーチン大統領は同日、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州の「再統合の日」(法律を制定して国の記念日にしてしまった。再統合ってところが怖い)のビデオ演説で、

「数百万の住民が、祖国とともにいるという選択をした」

と述べて4州併合を正当化しました。

 そもそも、ロシア系の住民の祖国はロシアだと言い張るのなら、ロシア系の住民がいるところにはいつでも侵略できることになってしまいます。

 大国が他国を侵略してその領土を併合してしまうだなんて、それこそナチスドイツ以来でしょう。

「NATOの東方拡大」はプーチン大統領によるウクライナ侵略の「動機」ではあり得ても、ウクライナ戦争の「原因」とは言えない。ウクライナ戦争の原因はロシア軍によるウクライナ侵略以外にあり得ない。

 

プーチン大統領がロシアの新しい「外交政策の概念」を発表。「ロシアは独特な国家文明で単なる国家ではなく、ユーラシアと太平洋地域の強国として特別な地位」「自国民の保護のため他国に侵攻する」(恐)。

 

 

 そして、プーチン氏は2022年9月に強行した東部のドネツク州とルハンスク州、中南部ザポリージャ州、南部ヘルソン州での

「住民投票は完全に国際基準を順守した」

と主張しました。

 しかしそもそも、他国を侵略することが国連憲章に違反する違法行為。

 さらに占領下で住民投票をすること自体がハーグ陸戦法規違反ですから、国際基準を順守したもなにも、プーチン大統領の言い分は笑止千万で、住民投票も併合宣言も国際法的に無効なのは明らかです。

ロシア政府が強制的に併合したウクライナ4州でも地方選挙を強行して侵略を既成事実化。ウクライナに即時停戦を促す即時停戦派はウクライナ人に「たかが領土」は諦めて人命尊重を優先すべきだと正直に説くべきだ。

 

 

 さらに、プーチン大統領はウクライナ政府がドンパス地方で

「文化や伝統、母語を奪おうとした」

「本格的な内戦や、反体制派へのテロなどを起こした」

などと批判しました。

 そのうえで、プーチン大統領は

「同胞を守ることは、ロシアを守ることだ」

とウクライナ侵略を正当化し

「共に祖国のため、主権や精神的価値、統一のため、勝利のために戦う」

と訴えたそうです。

 ウクライナ政府がドンバス「内戦」については諸説ありますが、少なくとも、ウクライナで政府とロシア系住民の間に問題があるからと言って、ロシアがウクライナを侵略していいことには全くなりません。

 まして、ロシア軍は侵略当初からウクライナの首都キーウに攻め込んで、邪魔なゼレンスキー政権を打倒して傀儡政権を作ろうとしたのですから言語道断です。

2022年9月のプーチン大統領の演説。

劣勢に回ったロシアがまた蛮行。ロシア軍が実効支配する親ロシア派武装集団が今月、ウクライナ東・南部4州ロシア併合への住民投票。まさにクリミア併合と同じ国際法違反の侵略手法だ。

プーチン大統領によるウクライナ4州の併合条約調印に対して、ゼレンスキー大統領がNATO加盟手続きを加速する申請書に署名。この非は一方的にロシアにあり、プーチン大統領がまず4州併合を撤回するべきだ。

 

 

 この4州併合1年を記念して、ロシアの首都モスクワではお祝いのライブやお祭りが行われているそうです。

 先日のロシアの統一地方選挙はウクライナ4州でも実施されましたし、ロシア政府が4州の占領と併合を既成事実化して動かす気がないことは明らかです。

 すなわち、ウクライナ戦争を今の状態で停戦することは、ロシアによる侵略と占領の現状を肯定することに結局なってしまいます。

 また、それでは長い年月をかけて国際社会が営々と築き上げてきた戦争の違法化の歴史を無駄にすることになります。

 そして、ロシアの侵略と占領をなし崩し的に認めてしまうことは、「力による現状変更」を実質的には肯定し、今後の侵略戦争を許してしまうことでもあります。

 森嶋通夫先生も願っておられたのは戦争を絶対に抑止すること。

 ソ連に侵略された場合に抵抗しないというのは「予想外の最悪の事態」になった場合の対処についての話であって、まずは戦争にならないことを志向されていたからこその、絶対平和主義だったはずです。

 国際法秩序を維持するのは戦争を起こさないためにこそです。それは正義を求めているのではなく、人命と人権を尊重するためなのです。

 

2023年9月29日、モスクワの「赤の広場」でウクライナ4州併合1年を前にロシア国旗を振る人々=ロイター

アゼルバイジャンによる「対テロ作戦」=ナゴル・カラバフへの戦争が、アルメニア側の「停戦合意」=降伏によって終結。ロシアの侵略=「力による一方的な現状変更」を許せば、世界は戦争だらけになる。

ゼレンスキー大統領の「10項目の和平案」に対して、ロシアのラブロフ外相が「完全に実現不可能だ」 「ウクライナと西側諸国が固執するなら、紛争は戦場で解決されるだろう」と断言。即時停戦など不可能だ。

 

 

白井先生と言い森嶋先生と言い、経済学者が絶対平和思想だということも、合理主義が究極的にはヒューマニズムに通じるというか、偶然じゃないのかもですね。

これから買って読んでみようと思います。

日本にできることは何か―東アジア共同体を提案する
なぜ日本は没落するか (岩波現代文庫)

森嶋氏は日本で一番ノーベル経済学賞に近かった人らしいですね。

私は全く知りませんでしたが(-_-;)。

こんな論争を高校時代から読んでいて、支持する説を決めていたkojitakenさん、恐るべし。

栴檀は双葉より芳し。

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プーチン大統領、対決姿勢鮮明 併合1年「4州防衛」強調

30日、ウクライナ東部・南部4州併合1年に合わせてビデオ声明を発表するロシアのプーチン大統領(タス=共同)
 

 ロシアのプーチン大統領は30日、侵攻したウクライナ東部・南部計4州の併合を一方的に宣言してから丸1年に合わせてビデオ声明を発表、「われわれは一つの国民だ。試練を共に乗り越えていく」と述べ、ロシアの一部として防衛していく決意を強調した。ロシアへの統合を支持した4州住民の強い意思により「ロシアはさらに強くなった」と表明。ウクライナを軍事支援する欧米との対決姿勢を鮮明にした。

 ウクライナは今年6月に大規模反転攻勢を開始したが、ロシアが4州の前線に設けた防衛線に阻まれるなどして期待通りの戦果は上げられておらず、戦況は膠着している。

 プーチン氏は、併合を支持する国民は4州だけでなく「ロシアの主権や精神的価値観を擁護している」とし、侵攻でロシアに制圧された地域や2014年にロシアが併合したクリミア半島の奪還を目指すウクライナのゼレンスキー政権に対抗していく構えも強調した。

 独立を求めた4州のロシア系住民について、ウクライナの政権により「脅され、自分の文化や権利、未来まで奪われようとした」と述べた。

© 一般社団法人共同通信社

 

 

ウクライナ4州併合から1年、プーチン氏「数百万人の住民が自らの判断で選んだ」

 ロシアのプーチン政権がウクライナの東・南部4州を一方的に併合してから30日で1年となった。プーチン大統領は同日、国民向けのビデオ演説で「数百万人の住民が自らの判断で祖国とともにあることを選んだ」と述べ、併合を正当化した。29日、モスクワの「赤の広場」でウクライナ4州併合1年を前にロシア国旗を振る人々=ロイター

29日、モスクワの「赤の広場」でウクライナ4州併合1年を前にロシア国旗を振る人々=ロイター

 4州の住民投票は、親露派が支配する地域だけで行われ、ウクライナや西側諸国は「偽りの住民投票」と非難してきた。しかし、プーチン氏は演説で「国際基準を完全に順守した住民投票だ」と改めて訴えた。ビデオ演説を行うプーチン露大統領(30日、ロイター)

ビデオ演説を行うプーチン露大統領(30日、ロイター)

 ウクライナ侵略作戦については、ウクライナの民族主義的な指導者と西側諸国から「人々を救った」と独自の主張を繰り返した。プーチン氏は約4分間演説した。

 プーチン政権は4州の占領地域で、通貨をロシアのルーブルに切り替えた。9月の露全土の統一地方選に合わせて、地方議員を選ぶ「選挙」も行うなど支配の既成事実化を進めている。

 

 

配信 2023年9月30日 09:32更新 2023年9月30日 10:35

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