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社説:猪瀬氏に5000万円 「借入金」は通用しない

社説:猪瀬氏に5000万円 「借入金」は通用しない
毎日新聞 2013年11月23日 02時32分
http://mainichi.jp/opinion/news/20131123k0000m070154000c.html
 何とも驚くべき事実が、猪瀬直樹東京都知事本人の口から明らかにされた。昨年12月の都知事選に立候補することを決めた猪瀬氏が11月中旬、医療法人「徳洲会」の徳田虎雄前理事長にあいさつ回りをしたのちに、前理事長の次男の徳田毅衆院議員から直接、5000万円を受け取ったというのである。

 猪瀬氏は記者会見で、5000万円はあくまで個人的に借り入れたもので、亡くなった妻名義の貸金庫に入れたまま使わずに返済し、選挙資金とは無関係だったと強調した。しかし、選挙直前に5000万円もの大金の提供を受けながら、選挙と無縁とはとても世間に通用する話ではない。猪瀬氏の説明は納得できない。

 公職選挙法は、候補者の選挙運動費用収支報告書の提出を義務づけ、その収入には借入金も含まれる。未記載も含め報告書に虚偽の記入をした場合は3年以下の禁錮または50万円以下の罰金だ。猪瀬氏側が都選管に提出した報告書には、収入は3050万円でこのうち3000万円は自己資金を充てたと記載され、5000万円の記入はない。猪瀬氏が選挙資金を否定するのも、公選法に抵触する恐れを認識しているからではないかと疑われてもやむを得まい。

 猪瀬氏は5000万円を借り入れた理由についても「申し出を断るのもいけないと思った」などと、およそ理解に苦しむ説明に終始した。猪瀬氏が▽昨年12月の衆院選をめぐる徳田議員側の公選法違反(運動員買収)容疑で東京地検特捜部が徳洲会グループを強制捜査した後に返済した▽資産公開の際には5000万円の借入金を記載せず、問題が発覚した22日になって訂正を届け出た−−ことも、表に出せない金だったのではないかとの疑惑を深める要素だ。

 それにしても、現職の国会議員と都知事選候補がじかに5000万円の現金をやり取りするとは、あまりに異様な光景だ。当時の石原慎太郎知事の突然の衆院選出馬で降ってわいた都知事選で、副知事だった猪瀬氏は史上最多の約434万票を得て初当選した。しかし、その選挙は金にまみれていたのではないかとの負のイメージを有権者に抱かれても仕方ないだろう。

 徳田議員も、5000万円提供の経緯や動機、狙いについて正直に語るべきだ。

 特捜部は、徳田議員の姉2人や徳洲会グループ幹部らを逮捕し、大がかりな組織ぐるみの選挙違反事件の捜査を進めている。徳田議員や前理事長からも事情聴取した。徳洲会は66の病院を擁する国内最大級の医療グループで、政治家や自治体幹部らとのつながりも深いとされる。特捜部には今回の5000万円も含め、金の流れの徹底解明を求めたい。

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