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子どもが自閉症スペクトラム、場面緘黙症と診断されて【発達障害】

【場面緘黙症】12歳のパティシエの挑戦 〜みいちゃんスイーツカフェ前日に密着〜



■子どもが自閉症スペクトラム、場面緘黙症と診断されて【発達障害】

https://ume-note.com/hattatu-shougai/

子育て
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息子が5歳の時に、軽度の自閉症スペクトラム障害、場面緘黙症と診断を受けました。

診断された時はやっぱり、と言う気持ちが強かったです。

まずは経緯を書いてみようと思います。

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自閉症スペクトラムとは?

自閉症スペクトラム症は発達障害の一部です。

自閉症スペクトラムの特徴は?
•対人コミュニケーションが苦手
•特定のことに興味が強く向いたり、パターン的な行動がある

といったことがあげられます。もちろん個人によって症状に強弱はあります。

少しこだわりが強く、人とコミュニケーションが苦手、自分のルールがあったり、黙々と何かしていたり・・気にしなければ「個性的だよね」「ちょっと変わっているよね」ぐらいで通常の社会生活を送れる人もいます。

息子はコミュニケーションも苦手だし、こだわりも強い。

1歳から4歳ぐらいまで一つのおもちゃに執着して、どこにいくにも持って回っていました。息子の場合は電車のおもちゃでした。

このおもちゃは3年ぐらい持ち続けて、塗装も剥げてただの鉄の塊になってしまいました。

2歳ぐらいで都内を走る電車の種類を言えるぐらい記憶力が良かったです。

そしてよくおもちゃを夢中で並べていて、そこにはマイルールがあるようでした。

微調整を加えながら黙々と行い、ちょっとでも動かすと怒っていました。

 


写真は2歳から3歳ぐらいにやっていたおもちゃを並べる遊びです。

不安も強く、「怖い!怖い!」が口癖です。

蟻も怖くて、公園では夫の膝の上から降りようとせず、無理に降ろそうとすると、異常に怖がって叫んでいました。そして服が汚れたり、手が汚れるのはとても嫌がります。

一年生になると絵がとても苦手だったのに黙々と絵を描き始めるようになります。自作の迷路やマリオやポケモンを見ながら、細かく書いていました。


1年生の時の絵です。ここにもこだわりがあるようでした。

その後、漢字に目覚め漢字辞典を片手に難しい漢字を黙々と書きはじめます。

これも漢字というより、図形として認識しているようでした。

本人に聞いたら、好きな形と嫌いな形があるそうです。

 

コミュニケーションも苦手で、息子の場合は場面緘黙症という症状も出ていました。

場面緘黙(かんもく)症とは?

場面緘黙症とは、ある特定の場面・状況でだけ話せなくなってしまう症状のことである。

子供が自宅では家族らと問題なく会話をしていても、学校や幼稚園など家の外では全く、あるいはそれほど話さず、誰とも話さないという例は多い。そして、その子供は非常に内気な様子に見え、グループでの活動に入りたがらなかったりする。

脳機能そのものに問題があるわけではなく、行動面や学習面などでも問題を持たない。また、強い不安により体が思うように動かせなくなる緘動(かんどう)という症状が出る場合もある。単なる人見知りや恥ずかしがり屋との大きな違いは、症状が大変強く、何年たっても自然には症状が改善せずに長く続く場合があるという点である。(Wikipediaより引用)

まさにこの通りの症状でした。

家では普通に話せるのに、保育園などの集団の場になると言葉が一切出ません。

特に大人が苦手なようでした。

先生から話しかけられるときは、うなずくか、首を振るか、ニヤっと笑うかで自分の意思を伝えていました。

初めて会う人から話しかけられると顔もこわばり、とても緊張していることがすぐに分かります。

息子の場合は、特定の友達とは話すことが出来ましたが、女の子や活発な子とは話せませんでした。

その後小学生になり、サッカーのクラブに入ります。

練習ではスムーズに出来るのに、試合になるとほぼ動けなくなっていました。

顔も体も緊張していました。私はこの姿を見るのがとても辛かったです。

疑い始めたきっかけは?

言葉を話し始めるのも遅い方でした。

ママパパ以外で初めて覚えた言葉は『こわい』でした。

よく怖い怖いと言っていたので、不安が強いんだね、心配性なんだね、ぐらいに思っていました。

人見知りも激しかったです。

家では普通に喋る男の子だったのが他人とは全く話せず、とても違和感を感じるようになります。

4歳になると特定の子と話すことが出来るようになり、保育園では先生から目を見て何回か「おはよう」と言われると、小さい声で「おはよう」と返事をする事も出来るようになりました。

この頃から、家以外で親が見ているところでは他人と話すことを避けていました。

私たちが見ているときは、特定の友達や先生から話しかけらても話そうとしません。

これは育て方の問題なのかとたくさん悩みました。

私たちにとって初めての子だったので、子供ってこんなものなのかな?と、理解しようとしました。

しかし、次男が生まれて、次男が話すようになり集団生活で問題なく過ごしている姿を見て、「あれ?」と思い始めます。

比べることはよくないですが、やっぱり長男は何かあるのかな、と気づきました。

専門機関に相談をする

療育センターに相談をしたのは5歳の終わり頃でした。

小学校に上がるまでに何か出来ることはないかと焦っていました。

知能テストや質問、面談などを行い、診断が出ます。

知能テストでは、先生の質問に対しても分からないことは「分かりません」と言えたようでした。

5歳10ヶ月のIQは3歳相当でした。

分かっている事と分からない事の凹凸が大きかったのです。

療育スタート、小学校のクラスはどうする?

年長になり月に一回、グループ療育が始まりました。

集団の前では言葉が出ないので、一言も話さないまま時間は過ぎていきます。

しかし、療育に行くこと自体は嫌ではないようで、むしろ行きたがっていました。

話すことは苦手だけれど、グループの中に入ることには積極的でした。

その後、小学校では通級指導教室に通うのか、特別支援教室か、普通教室かを決めなければいけません。

これは第三者が決めるのではなく、両親が決めなければなりませんでした。

療育センターからは支援学級を勧められましたが、就学支援委員会の審議の結果、普通学級に入って週に一度、通級指導教室へ通うことになりました。

小学校に入学後

小学校に入って、1年生の時はやはり不安も強く、情緒不安定な事も多かったです。

宿題でも戸惑うことが多く、問題の意味が分からない、ノートの書き方が分からないと泣きながら訴えてくる事もありました。

幼稚園から仲の良かった友達と同じクラスになり、助けられながら過ごしていました。

その友達を経由して違う友達とも仲良くなるにつれ、話せる友達がどんどん増えていきます。

今日は2人と話せるようになった!と嬉しそうに報告してくれました。

学習面ではマイペースでゆっくりなことも多いけれど、先生の力も借りながらなんとかついていけていました。

学校でも全く言葉を発しない訳でもなく、ここでは話さないと逆に注目が集まる!とわかるところでは声が出ていたようです。

私たちが直接先生に言いづらい事も通級の先生が、学校の先生に説明して対応の仕方を伝えてくれたのは大変助かりました。

それを受け、学校の先生も席は前方にして、遅れていないか様子を出来るだけ見るようにしてくれたり、無理に話すように強制する事もなく、説明は分かっているか、困ったことはないかと気にかけてくれていました。

このような学校、通級、家庭の連携から、2年生に上がる頃には少しずつ積極的になっていきます。

友達も増え、新しい友達と時間を約束して遊ぶようになったり、たまに手をあげて発表するようにもなりました。

家でも学校でも困ったと思うことがほとんどなくなり、2年間通った通級指導を終了させました。

現在は・・

今は3年生になり、引越しをして学校が変わりましたが、何も問題がなく過ごしています。

新しい友達もでき、宿題も自分から行い、私に聞く事もなくなりました。

準備も全て自分で行います。不安が強いので、忘れ物がないようしっかり準備をします。

学校で友達と遊ぶ約束をして、帰ってすぐに遊びに出るようになりました。

蟻がとても苦手だったのに、今は昆虫が大好きです。

綺麗好きだったのも、今では汚れてもあまり気にしていません。

積極的に先生や大人に話しかけることはありませんが、忘れ物をしたり、言わなくてはいけないことは言っているようです。

字を書くのがゆっくりなのでノートが間に合わない事もあるようですが、休み時間を使って終わらせているようです。

子供も成長していくのだな、と実感しました。

場面緘黙症は早期治療や周りの理解を得る事で改善することは可能です。

自閉症スペクトラムは脳の障害なので、治ることはありません。

でもそれぞれの症状を知ることで生きづらさを減らすことは出来ます。

これが息子の特性です。少しずつ症状は軽くなっているように見えますが、こだわりが強く融通が効かなかったり、言葉を反復したりという症状はあります。

息子はこの障害と一生付き合っていかなければなりません。

このこだわりが強く、物事をコツコツを進める症状がポジティブな方向へ向かっていけるよう、個性を伸ばしていきたいと思っています。

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