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BLACK IN BURAKU

 差別語「ブラック企業」を造語した人間が、"部落"をどう認識していたかは定かではないが、このネット卑語にとびついた人間の中には、被差別部落叩きにこのネット卑語が利用できると思いついた者もいたかもしれない。ある人の証言によると、漫画『ブラック団』が漫画誌に掲載されて以後、被差別部落叩きに「ブラック団」という言葉が使われたことがあるという。


 私は邪推と断りながら、以下のような発言もしている。


■ガキ使『黒塗りメイク』炎上騒動の行く末は超表現規制社会(後編)三品純 へのコメント(メール全文)

http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8527.html


 私がこの種の言葉に初めて接したのは、映画『ブラック会社に勤めてるんだ
が、もう俺は限界かもしれない』?の予告編を映画館で見た時だと思います。
 改めてここで、ネットで「ブラック企業」と造語した若者の美意識などを推理
してみましょう。私なら、搾取企業、無法企業、悪徳企業、ゴロツキ企業、トン
デモ企業など呼ぶであろう企業が、なんで「ブラック」なのか?中国語で「黒」
は暴力団などの意味がありますが、日本では闇社会とか言うのが普通です。です
が、ネットでは暴力団フロント企業とかを「ブラック企業」と呼んでいたという
指摘もあります。実は、私も「ブラック企業」とキーボードで打ち込む時に気づ
いたのですが、ブラックを、「ぶらく」と打ち込み、部落と変換されることがた
まにありました。これでネット住民の底意は理解できました。これは邪推かもし
れませんが、「ブラック企業」は「部落企業」も含意されネットでは流通してい
た。そうだとすると、差別語「ブラック」は黒人差別と部落差別を煽る恐ろしい
差別語になりますが、今のところ大多数は、「ブラック」は英語の黒blackを意
識した和製英語だという認識です。


*****


[「ブラック企業」は「部落企業」も含意されネットでは流通していた]などということは、邪推だと断らなければなかなか言えないことですが、差別語「ブラック」使用者の多数のなかには、そういう底意をもって使う人が少数ながらいてもなんら不思議ではありません。

 

 ブラックは黒人の最も好ましい呼称の一つなのですから、表題のアルファベッドは何の問題もありません。だが、「ブラック イン 部落」と表記すると差別語「ブラック」が大氾濫している名誉白人低国では、どう取られるか見当もつきません。まあですが、この番組のおかげで、差別語「ブラック」の使用が少しは減る可能性はあるのです。もっとも視聴者の中には差別反対の人の方が多い場合との前提がありますが・・・。


 三品純のような差別扇動者が差別語「ブラック」の言葉刈りに反対するのは当然です。「超表現規制社会」などという表現そのものが、言葉で殺される弱者の立場など1度も想像したこともない鈍感な愚者だと証明しているようなもの。

 で、三品純に人権派と言われている前田朗ですが、差別語「ブラック」を使う彼は私の批判は無視するが黒人からの批判には・・・、とか言っているので、例えばバイエ・マクニールは彼を徹底批判した方がいい。さて、その時、前田朗はどんな回答をするのか?



■ 檜原転石

https://jigensha.info/2018/01/26/hamada-1/#comment-2393


今回も長いですよ。あなたは表現規制とかいって騒いでいるだけでいいが、私には話すことはいくらでもある。

>これ無知ゆえですかね? 単純に差別的な意図がなかっただけの話じゃないですか。

 私を含めて人間は知らないことばかりです。知っていることより知らないことのほうがはるかに多い。よって大事なことは、他人から無知を指摘され批判されたときに人がどう対応するかなのです。筒井康隆などは最悪の事例で、病気無知を晒して批判されただけなのに、表現規制にすり替えた。彼は喫煙者だが、自らを正当化するためにも都合の良いだけの医学情報だけを集めて得意がるだけ。ただの愚か者です。よって、喫煙が鉄たんぱくを体内に生じさせ、それが環境の放射性物質を体内で濃縮するとかいう発がんのメカニズムの研究にはまずたどりつかない。
 表現規制云々でも、モノカキに差別語を使う権利などないのに、あると思い込んでいるから、「言葉狩り(刈り)」とか言って居直る。この愚者に影響を受けた人もかなりいて、前田朗でさえ悪い意味で「言葉狩り(刈り)」とか使っている。多分、あなたもそんな連中のひとりでしょう。
 
 筒井康隆などは多分哀しむ能力が欠如していて、差別語を見て聞いて苦しむ被害者を想像できない。「黒塗りメイク」問題でも同じでしょう。バイエ・マクニール──被害者を無視できるあなただから記事には当然登場しない──は浜田雅功の番組を見て苦しんだ。同じ視聴者のなかでも問題が顕在化して差別と気づいた視聴者がいて、ある調査では8%もいた。実はこの数字の方が重要です。一方あなたは鈍感な多数派に属し、哀しむ能力も欠如していて、苦しむ被害者は無視できるから、簡単に表現規制に話をすり替えることができる。ヘイトスピーチ(差別煽動・憎悪煽動)問題でも、苦しむ被害者の存在は頭の片隅にもないようで、権力の規制問題にすり替える。
 
>ただ世相の流れにのって騒いでいるだけのようにしか思えません。 

 批判によって問題が顕在化し、差別問題に気づく人が増えるのいいことです。 

>黒人はそれが免れるとすれ、 それはなぜ? 

おおざっぱに言えば、今は白人が特権を持っている世の中なのです。だから米国では黒人は警察にあっさり射殺されている。よって「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」運動がある。
 
 カダフィやフセインが何であっさり虐殺されちゃうのか?あなたは説明できますか?
 
>じゃあ黒塗りをなくせば黒人差別って無くなりますか?

 今回の問題化で、黒人差別の歴史に無知な人が減ったことは確かですね。
 
>いわんや「腹黒い」も黒人差別とおっしゃる。 

 私は「腹黒い」などという非科学で意味不明な言葉は使わないだけ。ただこの言葉が、差別語「ブラック」の大氾濫に影響を受けて多く使われ出したと推理しているだけ。もちろん警察用語「クロ」は、差別語「ブラック」の大流行で、さらに確固たる地位を築いた。

 色の価値の序列化は白人の美意識に多大に影響を受けている。インドでも英国の植民地になって、白人の美意識に従属し始めた。日本でも同様で、白人の植民地主義のために発明された非科学の人種分類が過去の遺物とはならずに、いまだに「黄色人種」とか「モンゴロイド」とかの表記も見られる。さらには中曽根康弘・渡辺美智雄・梶山静六・石原慎太郎・山本幸三などの黒人差別発言、今では労働運動などが、白→善、黒→悪という白人の美意識に洗脳されて、差別語「ブラック」を大氾濫させている。これって、名誉白人意識でだいたい説明がつく。「幸せな奴隷」(津田幸男:支配言語である英語に支配されていると気づかない人間)は、白人英語に支配されていることに無自覚で、かつ黒人より上位にいるという安心感からか錯覚からか、平気で黒にあらゆる悪を詰め込んで大合唱できる。惨めなものだ!

★竹沢泰子
ヨーロッパ人を白色人種と呼んだり、白い肌が美しいとする考えは、元来極めてユダヤ=キリスト教文化圏の伝統に支配された考え方だと思います。ユダヤ=キリスト教文化圏では旧約聖書にあるように白を 光、黒を闇として、善である白い色を自分たちの色に当てはめたわけです。

>じゃあいっそ檜原さん、ブラック解放同盟を結成してみてくださいよ。それでブラック、黒いにまつわる表現規制を求めてみてください。

 あなたは、私のブログをちゃんと読みましたか?ずーっと「言葉狩り(刈り)」をやっている。日本版「ブラック・イズ・ビューティフル(黒は美しい)」運動の開始からから、もう5年目に突入しています。もちろん差別語は人間の進歩で日々発見されるから、「言葉狩り(刈り)」は永遠運動でもある。例えば以下も──

▼「主人」や「嫁」という言葉は賞味期限 川上未映子さん
http://blackisbeautiful2013.blog.fc2.com/blog-entry-8329.html

 ずーっと「言葉狩り(刈り)」やっているけど、差別語「ブラック」使用者からのまともな反論などいまだにない。昔のCMLを覗けば、論争もありましたが、今では批判にはほぼ無視です。メディアでは『週刊金曜日』ぐらいだけが私の意見を1回だけ取り上げていますが、新聞社などへの投稿などまず不採用です(もちろん天皇ネタも。日ごろから「天皇よいしょ記事」しか書かない新聞社が載せるはずもないが・・・)。

 多数派であるということは、気楽なことです。無視して沈黙していれば、差別語「ブラック」の大氾濫という事実だけが積み重なっていく。今野晴貴など初期には「ブラック」をちゃんと定義して使え、とか言ってましたが、じゃあ「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」のブラックはどういう意味なのか聞くべきでしょう?

 この話題でついでに述べれば、愚劣な校則の典型でもある「丸刈り校則」など、ビラを1回ぐらい配れば、学校はすぐやめるだろうと私は楽観視していた。ところが、なんと5年も時を要した。世の中、こんなものです。明かなトンデモでも伝統だといって擁護される。オランダの「黒塗りメイク」問題も一緒でしょう。

 というわけで、私の運動、例えば差別語「ブラック」問題は終わる可能性は想像できるが、白人英語に従属して、日本に蔓延する「白→善、黒→悪」という白人の美意識を転覆させる運動の終わりなどまず予想できない。

・・・
 あなたって、アラビア半島南部を辿るあなたの先祖の旅を想像できますか?その時の皮膚の色を想像できますか?メラニンの多寡だけにとらわれている非科学な愚者の側に立って、「白→善、黒→悪」という白人の美意識に支配されて、先祖殺しに加わる愚行を繰り返すなど、私には到底できないことだけなのです。


 


■BLACK IN BURAKU ~アフリカンアメリカン、被差別部落をゆく~ 前編

放送日

2月6日(木)夜8:00

再放送2月9日(日)0:00(土曜深夜)

https://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=1270


BLACK IN BURAKU ~アフリカンアメリカン、被差別部落をゆく~ 後編

2月13日(木)夜8:00

再放送2月16日(日)0:00(土曜深夜) 

https://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=1275

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