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携行缶でのガソリン購入 スタンドに本人確認義務化へ

携行缶でのガソリン購入 スタンドに本人確認義務化へ

ことし7月、「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件では、携行缶で購入したガソリンが犯行に使われたことから、総務省消防庁はガソリンスタンドに対して購入者の本人確認や使用目的の確認などを義務づけることになりました。

ことし7月、京都市にある「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件では、容疑者の男が携行缶を持ってガソリンスタンドに寄り、ガソリンを購入していたことが明らかになっています。

これを受けて総務省消防庁は、ガソリンスタンドがガソリンを容器に詰め替えて販売する際に、新たな規則をもうけることになりました。

具体的には、購入者に運転免許証などの提示を求めて本人確認を実施するほか、使用目的の確認や販売した日時や量などといった記録の作成を義務づけます。

ただ、定期的に購入する人には、毎回の提示までは求めないことも検討するということです。

総務省消防庁は、29日から来月27日までメールや郵送などで国民から意見を募ったうえで省令を改正し、来年2月1日からの施行を目指すことにしています。

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「ひきこもる中年の我が子どうすれば」 鳴りやまぬ電話


「ひきこもる中年の我が子どうすれば」 鳴りやまぬ電話

有料会員限定記事

田渕紫織

https://www.asahi.com/articles/ASM636HH4M63UTFS004.html?ref=mor_mail_topix1

写真・図版

 

 川崎の児童ら20人が殺傷された事件や元次官が長男を殺害したとされる事件を受け、長くひきこもる子どもと暮らす、老いゆく親に動揺や不安が広がっている。専門家は、家族に過重な責任を負わせずSOSを出しやすくするよう、呼びかけている。

 「ひとごととは、思えません」。東京都内に住む母親(71)は一連の事件の報道に、胸を詰まらせる。40代の娘は、不登校をきっかけに30年近くひきこもり、ここ5年間は話していない。家の中で包丁を持ち出して暴れ、自殺を図った時には、怖くて人に話せなかった。

 「娘のことを恥ずかしいと思ってはいけない、隠してはいけないとわかりながら、家の外で何かしてしまうのではないかと思い、そうしてしまう。自己嫌悪で沈んでいます」。夫は、向き合うことから逃げていると感じる。自分もうつ状態になり、精神状態を保つのでせいいっぱいだ。「私もいつまでも生きているわけじゃない。先延ばしできないと思いながらも、衰弱してしまって誰かに相談する気になれません」

 東京・巣鴨でひきこもりの当事者と家族を支援するNPO法人「楽の会リーラ」の事務所。川崎の事件以来、週2回の相談電話が鳴りやまない。「大声を出して家の外で迷惑をかけるんじゃないか」「世間に対して恥ずかしい」。40~50代のひきこもる本人の「川崎の事件で世間の目線が怖くなって家から出られなくなった」の声に交じって、60~70代を中心とした親たちの声が相次ぐ。娘が以前ひきこもっていた事務局長の市川乙允(おとちか)さん(72)は、「以前から親の不安は強かったが、川崎の事件で本人の不安定さが増し、親にも伝わっているのかもしれない」。

 一方で、20年来、ひきこもり



死傷事件容疑者、近隣トラブルも 川崎市内に住む51歳

川崎の19人殺傷事件

https://www.asahi.com/articles/ASM5X5300M5XUTIL03X.html?iref=pc_extlink

  

 川崎市多摩区登戸新町の路上で小学6年の女児と外務省職員の男性が刺されて死亡、児童16人と女性が重軽傷を負った事件。事件後に自分の首を包丁で切って死亡した岩崎隆一容疑者(51)は、現場から西に約4キロ離れた川崎市麻生区内に住んでいた。

 近所の男性(55)によると、岩崎容疑者は幼い頃に親族に引き取られ、地元の小中学校に通った。その頃は同居するいとこと遊ぶ様子を見かけたが、大人になってからはほとんど姿を見なくなった。

 中学の同級生だったという同区内の男性は、岩崎容疑者について、おとなしい印象だけが残っているという。乱暴な様子もなく、クラスでは目立たない存在だった。「卒業後の同窓会に顔を出すこともなく、接点はなかった」と話す。

 近くに住む40代の女性によると、岩崎容疑者は1年ほど前、女性宅から道路にはみ出していた木の枝にぶつかったとして、早朝に文句を言いに来たことがあった。対応した夫に、終始怒鳴り続けていたという。

 その後に姿を見ることはなかったが、28日朝、最寄り駅の方に走って家を出ていくのを見た。黒っぽい服装に黒のリュックを背負っていた。その際、女性に向かって「おはようございます」とあいさつしたという。



ひきこもり経験者ら「偏見助長やめて」 川崎殺傷報道に

有料記事 川崎の19人殺傷事件

編集委員・清川卓史 聞き手・田渕紫織

https://www.asahi.com/articles/ASM613HH1M61ULZU002.html?iref=pc_rellink

 

 川崎市の路上で児童らが殺傷された事件で、直後に自殺した岩崎隆一容疑者(51)が、長期間就労せずひきこもり傾向にあったことが関連して報じられていることについて、「ひきこもる人への偏見を助長しかねない」と懸念する声が当事者からあがっている。ひきこもり経験者や家族会が1日までに相次いで見解、声明を公表した。

 「ひきこもりは危険という偏見をこれ以上かぶせられるのはたまらない。なんとかしないといけない」

 東京都内で1日に開かれた「ひきこもり親子・公開対論」。中高年ひきこもりの当事者や家族らが集う「ひ老会」の主宰者、ぼそっと池井多さん(57)は事件を報じるメディアの影響に言及し、当事者として危機感を表明した。

 自ら長期のひきこもり経験がある。「私だってむしゃくしゃしてブラックな気分になることはある。でも、それは私が50代でひきこもりだから、なのか。そうは思わない。丸の内のエリートサラリーマンだって、人が追い込まれたら同じ気分になるだろう。それに夢想するのと実際に凶行を起こすのでは千里の開きがある」「『8050問題』の当事者が参加するひ老会で、今回の容疑者のような人に会ったことは一度もない」

 事件翌日の5月29日、川崎市


「児童ぶっ殺す」と長男 元次官、川崎殺傷よぎり殺害か


 元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が東京都練馬区の自宅で長男(44)を殺害したとされる事件で、長男が事件直前、運動会中の児童らについて「ぶっ殺す」と発言していたことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁の調べに対し、熊沢容疑者がそういう趣旨の供述をしたうえ、川崎市で児童ら20人が殺傷された事件に触れ、「長男が危害を加えてはいけないと思った」との内容の説明をしているという。

 熊沢容疑者は「長男は引きこもりがちで、中学2年の頃から家庭内暴力があった」とも説明。「殺すしかない」との趣旨のメモ書きも見つかったという。警視庁は、熊沢容疑者が精神的に追い詰められた末、事件直前の発言をきっかけに殺害を決意したとみている。

 警視庁は3日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕していた熊沢容疑者を殺人容疑に切り替えて送検した。練馬署などによると、送検容疑は1日午後3時半ごろ、自宅で長男の無職英一郎さんを包丁で刺すなどして殺害したというもの。司法解剖の結果、死因は首を切られたことによる失血死だった。上半身を中心に数十カ所の傷が確認されたという。

 英一郎さんは別の場所で暮らしていた時期もあったが、5月下旬、自ら「帰りたい」と電話し、熊沢容疑者ら両親のいる実家に戻った。熊沢容疑者は「再び暴力を振るうようになった」「『ぶっ殺すぞ』とたびたび言っていた」と話しており、体にはあざができていたという。

 事件当日は朝から隣接する区立小学校で運動会が開かれていた。「運動会の音がうるさい。ぶっ殺すぞ」と言う英一郎さんを熊沢容疑者は注意。英一郎さんが不機嫌になるのを見て、「怒りの矛先が子どもに向いてはいけない」と感じたといい、数時間後に殺害したとされる。

 アカウント名に「熊沢英一郎」を含むツイッターでは、人気オンラインゲームに関するやり取りが頻繁に行われ、ゲームに没頭していた様子がうかがえる。このアカウントの人物と約2年前からやり取りしているという女性は取材に「元次官の息子だと明かし、熊沢容疑者のことを尊敬しているようだった」と答えた。

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檜原転石

Author:檜原転石
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