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死んだはずだった金正恩の叔母が姿を現した

2020.01.31
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 ​金正恩の叔母に当たる金慶喜がコンサート会場に姿を現し​、話題になっている。金慶喜は2013年12月に処刑された張成沢の妻で、CNNやデイリー・テレグラフのような西側メディアは2014年に毒殺されたと伝えていた。そのほか、自殺説、脳卒中や心臓発作で倒れたとする話などさまざまな噂が飛び交っていたのだが、公の席に登場したことから死亡説は否定された。

 朝鮮に関する情報が乏しいということは事実だが、それを利用して西側の有力メディアは西側支配層にとって都合の良い怪しげな話を流し放題である。

 特に好まれるストーリーは権力者の周辺が粛清されるという話で、例えば、金正恩と親しい関係にあったという歌い手の玄松月。2013年にポルノ映像を売り、処刑されたと伝えられたが、翌年に嘘が明らかになった。2017年からは党中央委員会の委員だ。2016年には朝鮮人民軍総参謀長を経験した李永吉が処刑されたと伝えられたが、すぐに誤報だと判明している。

 アメリカと朝鮮の首脳は2019年2月27日から28日にかけてベトナムのハノイで会談したが、決裂した。その際に朝鮮側で実務交渉を担当した国務委員会対米特別代表の金革哲(金赫哲)が処刑され、対米交渉を総括していた金英哲労働党統一戦線部長は「革命化措置」(強制労働および思想教育)を受けたと韓国で報じられたが、金英哲は健在、金革哲も処刑されていないようだ。

 トランプ大統領は金正恩が核施設を廃棄する見返りに経済制裁の全面解除を求めたとしているが、朝鮮側は違う説明をしている。制裁を部分解除する条件として核施設の廃棄を提示したところアメリカ側は拒否し、核プログラムの完全的な廃棄を要求、さらに生物化学兵器も含めるように求めたというのだ。

 ドナルド・トランプ大統領との交渉が決裂したことに金正恩労働党委員長はショックを受け、その責任を問われたとしているのだが、当時の状況から考えて、そうしたことはありそうにない。アメリカ支配層が交渉できる相手だと考えるほど朝鮮の首脳は愚かでないだろう。

 2017年から金正恩の目は中国とロシアに向けられ、アメリカとの交渉は環境作りにすぎない。朝鮮側はアメリカ側が自分たちを屈服させ、支配したいのだということを理解していたはずである。決裂は織り込み済みだっただろう。

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宮田で育む日韓の友情 宮田中生、ソウルの中学生招き交流

宮田で育む日韓の友情 宮田中生、ソウルの中学生招き交流

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200109/KT200108GYI090006000.php

給食の間に会話を楽しむ宮田中の小松さん(右)と祥明中の生徒(左)給食の間に会話を楽しむ宮田中の小松さん(右)と祥明中の生徒(左)
 宮田村宮田中学校は8日、韓国ソウル市の私立祥明(サンミョン)中学校の1年生6人を招き、全校生徒約280人が体育や給食で親睦を深めた。2015年から続く村とソウル市の交流が発展し、18年夏に始まった両校の交流事業。政治的に日韓関係が冷え込む中、両校の生徒は「今後も友好を保ちたい」と口にした。

 宮田中の2年生18人は昨年12月下旬に祥明中を訪ね、一緒に韓国のアイドルグループのダンスを体験したり、ソウル市内の繁華街を散策したりした。この日は代表の生徒が互いの国の言葉であいさつした後、宮田中の2年3組34人と祥明中の6人が鬼ごっこやバドミントンで交流した。

 給食の献立は村産食材を活用したクリームシチューやコッペパン。「日本の中学生と親しくなりたかった」という祥明中の呉汀〓(王ヘンに玄)(オジョンヒョン)さん(13)は同い年の宮田中1年生の隣に座り、英語で会話をしながら味わった。「どれもおいしかった。(宮田中生は)みんな正直で素直に感じた」。祥明中生は清掃や数学の授業も体験し、ホームステイ先の宮田中生の家に向かった。

 12月にソウルを訪ねた宮田中2年の小松柚香さん(14)はこの日、好きな韓国ドラマなどを積極的に紹介した。現地で気さくに声を掛けてくれた祥明中生の対応が「温かかった」といい、自分も同じように振る舞った。「政治の話は抜きに、互いのことをしっかり伝え合えば印象は変えられる。それは、一生の思い出になると思う」と話した。

(1月9日)

これで大西洋統合主義者の(一貫の!)終わりになるのだろうか?

マスコミに載らない海外記事

 

2020年1月22日 (水)

これで大西洋統合主義者の(一貫の!)終わりになるのだろうか?

2020年1月17日
The Saker

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-a6b0a8.html
[本分析はUnz Reviewのために書いた]

 今までに我々全員、ロシア政閣僚全員が辞職し、新首相ミハイル・ミシュスチンが任命されたニュースを聞いた。この全てが一体何を意味するかについて、インターネットがあらゆる種類の憶測で爆発しているのを我々は知っている。

 一体誰が新政府に入るかがわかるまで、我々が本当に言えることは極わずかしかない。つまり、理論的に、グラジエフが政府のいわゆる「経済部門」トップの座に任命されるのを期待して、我々は固唾をのんでいられるのだが、どうして、それがクドリンではないと知ることができるだろう?!

 我々は知ることができない。

 我々が確実に知っているたった一つのことはプーチンが演説で発表したことだ。読者はご自身で、ここで全文を読めるが、私はここで二つ選びたい。

  1. プーチンは、依然多くのロシア人が味わっている(恐ろしい)貧困に対処する本格的な取り組みを発表した
  2. プーチンは、ロシアを再度主権化する本格的な取り組みを発表した

 最初の話題では、プーチンは(人口減少問題の対処にもなる)大いに強化した母親手当、担保ローン金利引き下げ、学校での健康的な温かい無料食事を含め、まだ多くのロシア人が暮らしている恐ろしい貧困に対処する多くの主要な政府プログラムを提案した。

 二番目の話題では、プーチンは次のことを発表した:

「ロシアは主権国家であり得るし、ロシアのままであり続けられる。我が国の主権は無条件でなければならない。我々はこれを実現するために大いに努力した。我々はわが国の統一を回復した。政府の特定の権力が本質的に、オリガルヒ一族に奪われた状態を克服した。ロシアはその意見が無視できない国として国際政治に復帰した。」

そして

「国家安全保障と主権にとって極めて重要な地位を持った人々に対する義務的必要条件を、憲法のレベルで正式なものにするよう私は提案する。」

 少なくとも、これは非常に良い兆しだ。私が何度も提案しているように、「完全主権の復活」というスローガンは、ロシア、アメリカ両国の愛国者とって、ときの声であり得る。我々は「主権」というこの言説で一体誰がすっかり、がくぜんとしているか知っている。

 それでも

 私は皆様に警告し、皆様に想起願いたいのは、ロシアでの(アメリカでも)問題は、性格の問題ではなく、何よりも、良くない制度の問題なのだ。私はアメリカ側の問題には触れないが、過去数十年にわたりロシアで何が起きたかを手短に説明させて頂きたい。

 現在のロシアはいくつかの要因の産物だ。

  1. 1980年代、ソ連の「共産党・政府の特権的幹部、ノーメンクラトゥーラ」が、国の支配を失うことを悟った時、改革不能なソ連は、ある種の「ケーキ」に変わり、(かなりの数の全く架空ものを含め)15の異なる国にソ連を分裂させることに決め、「党とソビエト社会主義共和国連邦の守護者」から「熱心な国家主義者」へと自分のブランドを変えたのだ。それは実にインチキなブランド変更だったが、大多数の人々(ソ連の維持を望んだ人々)が、それに対してできることは他に何もなかった。
  2. そしてロシアが(新たに造り出された他の共和国も)無法、暴力、賄賂の熱狂と、アングロ・シオニスト帝国への全体的絶対的な屈伏へ落ち込んだ恐怖の1990年代が来た。
  3. 最終的に、2000年代、メドベージェフ率いる大西洋統合主義者と、プーチン率いるユーラシア主権主義者の共同統治期間があった。これは、大西洋統合主義者が「経済部門」を支配し、ユーラシア主権主義者がロシアの外交問題と防衛の任務を負うという不安定な提携関係だった。

 彼らの名前が示唆するように、大西洋統合主義者は、ロシア(そして彼ら自身!)をアングロ・シオニスト勢力圏に統合したいと望んでおり、ユーラシア主権主義者は、本当に主権あるロシアを望んでいる。プーチンの宣言を聞いた時に、前者の集団が何を感じたか想像願いたい。

国家安全保障と主権にとって極めて重要な地位を持った人々に対する義務的必要条件を、憲法のレベルで正式なものにするよう私は提案する。より正確には、議会の長、連邦院議員、国家院議員、首相と副首相、連邦大臣、連邦機関の長と裁判官は、外国市民権や、彼らが永久に外国に暮らすことを可能にする居住許可や他の文書をもたないようにするべきだ。国務の目標と任務は、国民のためにつくすことであり、この道に入る人々は、これをすることで、いかなる前提も許容もなしに、彼らの生活が、ロシアとロシアの人々と分離できないことを知らなければならない。大統領候補にとって、必要条件は、さらに厳しくなくてはならない。私は大統領候補が、選挙運動期間だけでなく、それ以前にも、少なくとも25年間、ロシアに定住しており、外国籍や居住許可を保持していないという必要条件を正式のものにするよう私は提案する。

 これは明らかに、今後、ロシアや、彼ら自身さえも(パスポートや銀行預金口座や不動産によって)アングロ・シオニスト・エリートに統合することが可能でなくなる大西洋統合主義者至高の願望に対して宣言された死刑宣告だ。今(ロシアのインターネット)Runetで流れている冗談さえある。

13:00 - Путин заявил、что госслужащие должны быть только гражданами России
16:30 - Правительство вполном составе ушло вотставку
翻訳:
午後1時00分 プーチンは、公務員はロシア市民権を持っているべきだと表明。
午後4時30分 全閣僚が辞職した。

 ここには誇張の要素もあるが、同様に多くの真実がある!

 だが、ロシア史では、常に、ロシア指導者にとって、内部の敵が、どんな外国の敵よりもずっと危険だったことを我々は常に覚えておく必要がある。我々の場合、これら大西洋統合主義者は、ロシアの本当の主権化に、あらゆる形で抵抗するだけでなく、彼らは、1990年代、ロシアからしたい放題金を盗んで何百万も儲けた、非常に強力な金持ちのロシア政治階級に支援されており、彼らは全ての欧米政府や、アングロ・シオニスト帝国の本当の「闇の国家」指導者連中に支援されているのだ。

 それから、ロシア擁護とされるブログ世界には、過去、欧米風社会民主主義で、非常に「リベラルな」(より率直で、それほど曖昧でないようにするため私は「資本主義者」という単語の方が好きだ)経済のロシアを見るのを非常に喜ぶ人々がおり、彼らは今、クレムリンがとうとう民意を聞いて、ターボ資本主義が今後、次第に社会の団結の急激な増加に置き換えられことを意味する、かなりの左旋回に思えるもので脅かされたように感じているだろう。私はこの連中が、大西洋統合主義者のプロパガンダ役をつとめながら、プーチンを支援するふりをするため、今しなければならない精神的ヨガを期待している。

 私が何度も言っているように、プーチンは非常に良くない体制のトップにいる非常に良い人物で、非常に良くない体制を本当に改革するのは極めて困難な仕事だ。

 だから次に起きるのは(とうとう!)ロシア権力構造の上層部にいる第五列全員の粛正という可能性があるが、これは決して既に決まったことではなく、実際どんな人々がロシア政府、特に「経済部門」の主要地位につくか、これから見極めなければならない。

 前回選挙での輝かしい勝利後、プーチンが基本的に、(非常に不人気な)メドベージェフ政府の大部分を再指名した時、本物のロシア愛国者が、どれほど失望したか我々は決して忘れるべきではない。第五列粛正の代わりに、醜い年金制度改革大失敗になったのだ。

 政治支配層エリートの本物のスターリン風粛正について、一部のロシア人が既に妄想にふけっている。彼らは新首相が、スターリン秘密警察、内務人民委員部長官ラブレンチー・ベリヤにかなり似ていることにさえ気付いている。


ミハイル・ミシュスチン


ラヴレンチー・ベリヤ

 そう似てはいるが、時代はすっかり変わっている! ロシアはある種の独裁的/専制「モルドール」だというあらゆる欧米プロパガンダにもかかわらず、ロシアは法治国法で、プーチンは、厳密にロシア法の枠内で行動をする大統領だというのが真実だ。大量粛正も、夜間逮捕や、秘密処刑もあり得ない。

 個人的に、私は慎重に楽観的だ。プーチン演説で使われた言葉は全て適切な言葉と表現で、彼が提案した改革は全く理にかなっている。だが過去にも、同様な高い目標をかかげた他の大統領演説があったが、非常に強力なロシア官僚(そう、これも、存在しないはずの第五列だ)が、こうした目標が決して実現しないようにしたのだった。

 新首相は新政府への被任命者の全リストを21日までに公表すると約束した。どんな予測もする前に、全ての事実が得られるまで待つよう私は提案する。

The Saker

記事原文のurl:https://thesaker.is/could-this-finally-be-the-end-for-the-atlantic-integrationists/

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 大西洋主義者、あるいは汎大西洋主義者問題については、いくつも記事を翻訳している。たとえば下記。最初のものは、同じ筆者によるもの。


投石機を使った香港の民主化?

寺島メソッド翻訳NEWS

投石機を使った香港の民主化?
―― 主流メディア「香港報道」の歪み

Catapulting Hong Kong into democracy?
Media glorifies ANARCHY & ‘novel, defensive’ anti-police weapons of protesters


Rt. World News 2019年11月14日

(翻訳: 寺島メソッド翻訳グループo.n. 2020年1月7日)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-163.html

<記事原文>寺島先生推薦 Catapulting Hong Kong into democracy? Media glorifies ANARCHY & ‘novel, defensive’ anti-police weapons of protesters

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反中派が香港の大学を「兵器工場」に変え、ガソリン爆弾で武装する中、主流メディアは機動隊を攻撃する彼らの巧妙で「新奇」な方法に賞賛の度合いを高めている。

香港中の大学が門戸を閉ざし、外国人学生がこの混沌から逃げ出している。抗議者たちがレンガや火炎槍を投げつけたり、「監視塔」を作ったり、キャンパスに火をつけたりしながら、最も暴力的な方法に頼る以外自分たちには「選択の余地なし」と主張している。


しかし、主流メディアの報道は、学生デモ隊の集中攻撃に巻き込まれた人々の危険性にはほとんど焦点を当てておらず、代わりに、より賞賛的な論調で学生たちの創意工夫と多様な武装内容に焦点を絞っている。

例えばAFPは、学生が使用している武器を、警察から「自分自身を守る」ための「新奇兵器」と賞賛した。 それはスポーツ用品店から略奪した弓矢から「即席の巨大投石機」まである。

同通信は、黒い覆面をした活動家たちが巨大な手作りの木製の投石器を橋の反対側に持っていく映像を載せた。 それは明らかに警官に狙いを定めて使われていた。 どう見ても攻撃であって防御ではない。

AFPはさらに、火炎瓶や、道路の舗装から掘り出されたレンガの山など、使用されているあらゆる種類の武器などの生々しい写真まで提示した。

一方、デイリー・メール紙は、学生たちが「新しい戦術と中世のテクノロジーを組み合わせている」と報じ、ニューヨークタイムズは、口論中に男性に火をつけた「筋金入りの活動家」のことを伝えた。

ALSO ON RT.COM Police accuse Hong Kong ‘rioters’ of turning university into ‘weapons factory’ as academic institutions cancel classes en masse

ロイターは、デモ隊が、「意図的に創り出された無政府状態」の中で、どのように 「庭のホースや釘を自動車のタイヤに穴をあけるスパイクにするか」や、警官に「チェーンソー」まで振るうことを詳述している。 もっとも、同通信社は、ますます暴力的になっている方法が「あらゆる面で新しいレベルのリスク」を生み出すことは認めている。

香港についての報道は、フランスのイエロー・ベスト抗議運動の報道とは好対照だ。 欧米のメディアではイエロー・ベストの反政府活動家たちはしばしば「暴徒」の烙印を押されていた。同様に、メディアは、その残虐な戦術にもかかわらず、単に治安を回復しようとしているとして、フランス警察に同情的な立場を取ることが多かった。

CNNが、街頭で警察と戦うのに必要なすべての資料を網羅した、反中国デモ隊のためのハウツーガイドをわずか数カ月前に公開したことを考えると、香港の学生たちの最新の戦術に対する称賛の報道は驚くに値しない。

ALSO ON RT.COM CNN openly backing Hong Kong protesters? Outlet publishes handy ‘what to wear’ guide for activists

実際、民間人への危険は大きい。70歳の清掃員が、上水地下鉄駅周辺に放置されていたレンガを片付けている最中にレンガが頭に当たり、重体となっている。ビデオ映像には、デモ隊が警察に物を投げ続けている間、男性が放置されたまま地面に横たわっている様子が映っている。

また、路上で自分たちと意見を異にする女性を激しく攻撃し、殴打する「民主化」の暴徒の映像もある。しかし、これらの事件は欧米ではほとんど報道されておらず、メディアはデモ隊の英雄的行為に注目したがる。

アンドレ・ヴルチェク:暴徒から残忍な仕打ちを受けながら、欧米報道機関に攻撃される香港警察

マスコミに載らない海外記事

 

2020年1月 2日 (木)

暴徒から残忍な仕打ちを受けながら、欧米報道機関に攻撃される香港警察

Andre Vltchek
Global Research
2019年12月31日

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-d66f67.html


 人々が見せられているものより、状況は遥かに複雑だ。暴徒と、中華人民共和国を不安定化することを狙っている複雑で極めて危険な国際ネットワークの両方と、香港警察は勇ましく戦っている。

 私はこれまで、このような冷笑的な態度を決して見たことがない。香港でのこれほど低俗なマスコミのお膳立てを。私は香港での出来事全般と、特に2019年12月22日日曜に起きたことをお話している。国際金融センターから、わずか二ブロックしか離れていない都市の真ん中で、ウイグルや台湾やイギリスやアメリカ国旗を振る暴徒が、「独立」や「中国はテロリストだ」というスローガンを大声で叫んでいた。警察は完全な安全装備で、平和裡に待機していた。

 本物や偽物の、外国や地元ジャーナリスト連中が大挙して現場にいて、その後の醜悪な紛争の準備をしていた。私は「放送局」が活動しているのに気がついて、彼らの関与を写真に撮り、動画撮影することになった。

 真実は、彼らは報道していなかったのだ。全然。彼らは活動に参加し、物事を画策し、行動を挑発し、あやつっていた。

 全てのカメラレンズと携帯電話の全てのレンズは、決して暴徒にではなく、警察に向けられていた。一方、暴徒は、警察に向かってどなり、制服を着た男女を酷く侮辱していた。この部分は当然編集で削除された。ニューヨークやパリやベルリンやロンドンでは決して放映されなかった。台北や香港自身でさえ往々にして放映されない。

 どのような行動をするべきか、いつ、どの角度からものを投げるべきか、どこから攻撃するべきか、どのようにことを「効果的にする」べきか、「メディア」連中は明らかに暴徒に助言していた。

 ある時点で、暴徒が突撃し、警察にビンや他のものを投げつけ始めた。

 最終的に警察は反撃する以外ほとんど選択肢はないはずだ。彼らは暴徒に反撃し始めるはずだ。そしてそれが全てのカメラが回り始める時だ。それが「報道」開始の瞬間だった。

 テレビ画面上や欧米新聞の一面で、このような歪曲された「報道」の結果がどのように見えるか、専門家として私は、はっきり想像できた。「いわれなく残忍な警察が、自由と民主主義を愛する、平和的で、哀れな抗議行動参加者に突撃している」。

 欧米マスコミは香港の暴徒を英雄として描いている。だが彼らは本当にそうなのか?

 愚行、この全ての狂気には際限がなかった。私のわずか二メートル先で「記者団」の数人が「催涙ガス被毒からお互いに助け合って」いた。彼らは病気のふりをして、道路の真ん中でひざまずき、半狂乱になって、顔を水で洗っていた。私は最初は催涙ガスの影響を感じなかったが、数分後、空中に、実にマイルドな何かを感じた。私はジャーナリストたちの写真を撮り、次に自分の目が影響を受けなかったのを示すため、自分の顔写真を撮った。

 それは全て、欧米と香港自身の世論を操作するのを意図した、完璧に洗練された大がかりなでっちあげだった。

 最近、私は、フランスやチリやボリビアやコロンビアのような場所で、本物の戦闘用催涙ガスを経験している。それを受けると、くず折れてしまうのだ。ひざまずいて、叫び、命懸けの戦いになる。香港では、警察は、これまで私が世界中のどこででも経験したものの中で最も穏やかなガスを使っていた。だが香港の警察活動は、いわゆる人権擁護運動家でイギリスに本拠を置く非政府組織「Hong Kong Watch 香港監察」理事長ベネディクト・ロジャーズのような人々に「法外」として描かれている。

 過去と同様、敵対的な多国籍連合から香港を守ることを目指す香港警察の行動を、ロジャース氏は「警察の暴力」と呼んでいる。林鄭月娥(キャリー・ラム)香港行政長官は「香港のクリスマスは抗議行動参加者に台無しにされた」と宣言して反撃した。香港政府は、放火があり、警察が火炎瓶で攻撃されたと述べた。

*

 香港で最近仕事をしている間に状況は劇的に悪化していると私は理解しており、警察は、2019年9月や10月のものより、ずっと大きな難題に直面している。暴徒の数は減少しているが、街頭に(地下細胞でも)残った人々は遥かに良く組織化され、特に外国から、遥かに豊富な資金供給を得ている。暴徒への資金経路とプロパガンダ支援のいずれも専門的に活動しており、驚くほどうまく連係している。欧米からの資金供給は大規模だ。

 香港と警察にとって、状況は益々危険になっている。

 香港で活動している外部勢力は多様で、しばしば非常に残虐だ。彼らの中には、台湾の右翼組織や、日本の宗派や、欧米が支援するウイグル族や、ウクライナ・ファシスト過激派戦士や、報道陣を装うヨーロッパや北アメリカの宣伝者もいる。香港や周辺地域で、北京に対する憎悪をかき立てる、欧米の反中国NGOがいくつかある。

 暴徒は益々過激化し、中東の過激イスラム集団に似ていることが多い。連中は徹底的に洗脳されており、慰安婦を利用し、「アイス」や、アンフェタミンや、欧米や同盟国のサウジアラビアによって既にシリアやイエメンで注射されている、ある種のいわゆる「戦闘用麻薬」を含め薬物を使っている。

 頻繁に、アフガニスタンやイラクやシリアのような場所(これら全ての国々が欧米の襲撃や占領により損害を与えられ、後に破壊された)で働く従軍特派員として、私は香港でも、欧米が同じ不安定化戦略を使っているのを見て衝撃を受けている。中東や中央アジアで使われた戦略だ。

 ワシントンやロンドンや他の国々の、中国に害を与えようという願望は余りにも大きく、代償が何であろうと、止まらないのは明らかだ。

 香港警察は今、途方もなく大きく、極めて危険な敵対的集団と直面しているというのが隠された真実だ。それは香港と中華人民共和国全体の安全を脅かしている顔を黒スカーフで覆った一群の暴徒だけではない。連中は人が目にすることができる単なる先兵に過ぎない。彼らの背後には、複雑で多様な国際的右翼勢力がいるのだ。政治的な、宗教的な勢力、そしてテロリストが。

 この瞬間も、英雄的な香港警察は、この都市を、無政府状態と、差し迫った崩壊から切り離す唯一の警察部隊だ。

*

 この記事を皆様の電子メール・リストに転送願いたい。
皆様のブログや、インターネット・フォーラムなどに投稿願いたい。

 この記事は最初チャイナデイリー香港版に掲載された。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者と調査ジャーナリスト。彼は多数の国で、戦争と紛争を報道している。彼の最新刊の5冊は、『China Belt and Road Initiative: Connecting Countries, Saving Millions of Lives』
、ジョン・B・カブ・ジュニアと共著の『China and Ecological Civilization』、『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』と、ベストセラーの政治ノンフィクション『Exposing Lies Of The Empire』。彼の他の本をここで見る。ルワンダとコンゴ共和国に関する彼の画期的なドキュメンタリーRwanda Gambitや、ノーム・チョムスキーとの対談本『On Western Terrorism』((日本語翻訳版は チョムスキーが語る戦争のからくり: ヒロシマからドローン兵器の時代まで)を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み、世界中で働いている。彼のウェブサイトツイッターで連絡を取ることができる。、Patreonで彼を支援できる。彼はGlobal Researchの常連寄稿者。

写真は著者による。
この記事のオリジナルのソースはGlobal Research
Copyright Andre Vltchek、Global Research、2019

記事原文のurl:https://www.globalresearch.ca/police-hong-kong-brutalized-rioters-attacked-western-press/5699209

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