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投石機を使った香港の民主化?

寺島メソッド翻訳NEWS

投石機を使った香港の民主化?
―― 主流メディア「香港報道」の歪み

Catapulting Hong Kong into democracy?
Media glorifies ANARCHY & ‘novel, defensive’ anti-police weapons of protesters


Rt. World News 2019年11月14日

(翻訳: 寺島メソッド翻訳グループo.n. 2020年1月7日)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-163.html

<記事原文>寺島先生推薦 Catapulting Hong Kong into democracy? Media glorifies ANARCHY & ‘novel, defensive’ anti-police weapons of protesters

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反中派が香港の大学を「兵器工場」に変え、ガソリン爆弾で武装する中、主流メディアは機動隊を攻撃する彼らの巧妙で「新奇」な方法に賞賛の度合いを高めている。

香港中の大学が門戸を閉ざし、外国人学生がこの混沌から逃げ出している。抗議者たちがレンガや火炎槍を投げつけたり、「監視塔」を作ったり、キャンパスに火をつけたりしながら、最も暴力的な方法に頼る以外自分たちには「選択の余地なし」と主張している。


しかし、主流メディアの報道は、学生デモ隊の集中攻撃に巻き込まれた人々の危険性にはほとんど焦点を当てておらず、代わりに、より賞賛的な論調で学生たちの創意工夫と多様な武装内容に焦点を絞っている。

例えばAFPは、学生が使用している武器を、警察から「自分自身を守る」ための「新奇兵器」と賞賛した。 それはスポーツ用品店から略奪した弓矢から「即席の巨大投石機」まである。

同通信は、黒い覆面をした活動家たちが巨大な手作りの木製の投石器を橋の反対側に持っていく映像を載せた。 それは明らかに警官に狙いを定めて使われていた。 どう見ても攻撃であって防御ではない。

AFPはさらに、火炎瓶や、道路の舗装から掘り出されたレンガの山など、使用されているあらゆる種類の武器などの生々しい写真まで提示した。

一方、デイリー・メール紙は、学生たちが「新しい戦術と中世のテクノロジーを組み合わせている」と報じ、ニューヨークタイムズは、口論中に男性に火をつけた「筋金入りの活動家」のことを伝えた。

ALSO ON RT.COM Police accuse Hong Kong ‘rioters’ of turning university into ‘weapons factory’ as academic institutions cancel classes en masse

ロイターは、デモ隊が、「意図的に創り出された無政府状態」の中で、どのように 「庭のホースや釘を自動車のタイヤに穴をあけるスパイクにするか」や、警官に「チェーンソー」まで振るうことを詳述している。 もっとも、同通信社は、ますます暴力的になっている方法が「あらゆる面で新しいレベルのリスク」を生み出すことは認めている。

香港についての報道は、フランスのイエロー・ベスト抗議運動の報道とは好対照だ。 欧米のメディアではイエロー・ベストの反政府活動家たちはしばしば「暴徒」の烙印を押されていた。同様に、メディアは、その残虐な戦術にもかかわらず、単に治安を回復しようとしているとして、フランス警察に同情的な立場を取ることが多かった。

CNNが、街頭で警察と戦うのに必要なすべての資料を網羅した、反中国デモ隊のためのハウツーガイドをわずか数カ月前に公開したことを考えると、香港の学生たちの最新の戦術に対する称賛の報道は驚くに値しない。

ALSO ON RT.COM CNN openly backing Hong Kong protesters? Outlet publishes handy ‘what to wear’ guide for activists

実際、民間人への危険は大きい。70歳の清掃員が、上水地下鉄駅周辺に放置されていたレンガを片付けている最中にレンガが頭に当たり、重体となっている。ビデオ映像には、デモ隊が警察に物を投げ続けている間、男性が放置されたまま地面に横たわっている様子が映っている。

また、路上で自分たちと意見を異にする女性を激しく攻撃し、殴打する「民主化」の暴徒の映像もある。しかし、これらの事件は欧米ではほとんど報道されておらず、メディアはデモ隊の英雄的行為に注目したがる。
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アンドレ・ヴルチェク:暴徒から残忍な仕打ちを受けながら、欧米報道機関に攻撃される香港警察

マスコミに載らない海外記事

 

2020年1月 2日 (木)

暴徒から残忍な仕打ちを受けながら、欧米報道機関に攻撃される香港警察

Andre Vltchek
Global Research
2019年12月31日

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-d66f67.html


 人々が見せられているものより、状況は遥かに複雑だ。暴徒と、中華人民共和国を不安定化することを狙っている複雑で極めて危険な国際ネットワークの両方と、香港警察は勇ましく戦っている。

 私はこれまで、このような冷笑的な態度を決して見たことがない。香港でのこれほど低俗なマスコミのお膳立てを。私は香港での出来事全般と、特に2019年12月22日日曜に起きたことをお話している。国際金融センターから、わずか二ブロックしか離れていない都市の真ん中で、ウイグルや台湾やイギリスやアメリカ国旗を振る暴徒が、「独立」や「中国はテロリストだ」というスローガンを大声で叫んでいた。警察は完全な安全装備で、平和裡に待機していた。

 本物や偽物の、外国や地元ジャーナリスト連中が大挙して現場にいて、その後の醜悪な紛争の準備をしていた。私は「放送局」が活動しているのに気がついて、彼らの関与を写真に撮り、動画撮影することになった。

 真実は、彼らは報道していなかったのだ。全然。彼らは活動に参加し、物事を画策し、行動を挑発し、あやつっていた。

 全てのカメラレンズと携帯電話の全てのレンズは、決して暴徒にではなく、警察に向けられていた。一方、暴徒は、警察に向かってどなり、制服を着た男女を酷く侮辱していた。この部分は当然編集で削除された。ニューヨークやパリやベルリンやロンドンでは決して放映されなかった。台北や香港自身でさえ往々にして放映されない。

 どのような行動をするべきか、いつ、どの角度からものを投げるべきか、どこから攻撃するべきか、どのようにことを「効果的にする」べきか、「メディア」連中は明らかに暴徒に助言していた。

 ある時点で、暴徒が突撃し、警察にビンや他のものを投げつけ始めた。

 最終的に警察は反撃する以外ほとんど選択肢はないはずだ。彼らは暴徒に反撃し始めるはずだ。そしてそれが全てのカメラが回り始める時だ。それが「報道」開始の瞬間だった。

 テレビ画面上や欧米新聞の一面で、このような歪曲された「報道」の結果がどのように見えるか、専門家として私は、はっきり想像できた。「いわれなく残忍な警察が、自由と民主主義を愛する、平和的で、哀れな抗議行動参加者に突撃している」。

 欧米マスコミは香港の暴徒を英雄として描いている。だが彼らは本当にそうなのか?

 愚行、この全ての狂気には際限がなかった。私のわずか二メートル先で「記者団」の数人が「催涙ガス被毒からお互いに助け合って」いた。彼らは病気のふりをして、道路の真ん中でひざまずき、半狂乱になって、顔を水で洗っていた。私は最初は催涙ガスの影響を感じなかったが、数分後、空中に、実にマイルドな何かを感じた。私はジャーナリストたちの写真を撮り、次に自分の目が影響を受けなかったのを示すため、自分の顔写真を撮った。

 それは全て、欧米と香港自身の世論を操作するのを意図した、完璧に洗練された大がかりなでっちあげだった。

 最近、私は、フランスやチリやボリビアやコロンビアのような場所で、本物の戦闘用催涙ガスを経験している。それを受けると、くず折れてしまうのだ。ひざまずいて、叫び、命懸けの戦いになる。香港では、警察は、これまで私が世界中のどこででも経験したものの中で最も穏やかなガスを使っていた。だが香港の警察活動は、いわゆる人権擁護運動家でイギリスに本拠を置く非政府組織「Hong Kong Watch 香港監察」理事長ベネディクト・ロジャーズのような人々に「法外」として描かれている。

 過去と同様、敵対的な多国籍連合から香港を守ることを目指す香港警察の行動を、ロジャース氏は「警察の暴力」と呼んでいる。林鄭月娥(キャリー・ラム)香港行政長官は「香港のクリスマスは抗議行動参加者に台無しにされた」と宣言して反撃した。香港政府は、放火があり、警察が火炎瓶で攻撃されたと述べた。

*

 香港で最近仕事をしている間に状況は劇的に悪化していると私は理解しており、警察は、2019年9月や10月のものより、ずっと大きな難題に直面している。暴徒の数は減少しているが、街頭に(地下細胞でも)残った人々は遥かに良く組織化され、特に外国から、遥かに豊富な資金供給を得ている。暴徒への資金経路とプロパガンダ支援のいずれも専門的に活動しており、驚くほどうまく連係している。欧米からの資金供給は大規模だ。

 香港と警察にとって、状況は益々危険になっている。

 香港で活動している外部勢力は多様で、しばしば非常に残虐だ。彼らの中には、台湾の右翼組織や、日本の宗派や、欧米が支援するウイグル族や、ウクライナ・ファシスト過激派戦士や、報道陣を装うヨーロッパや北アメリカの宣伝者もいる。香港や周辺地域で、北京に対する憎悪をかき立てる、欧米の反中国NGOがいくつかある。

 暴徒は益々過激化し、中東の過激イスラム集団に似ていることが多い。連中は徹底的に洗脳されており、慰安婦を利用し、「アイス」や、アンフェタミンや、欧米や同盟国のサウジアラビアによって既にシリアやイエメンで注射されている、ある種のいわゆる「戦闘用麻薬」を含め薬物を使っている。

 頻繁に、アフガニスタンやイラクやシリアのような場所(これら全ての国々が欧米の襲撃や占領により損害を与えられ、後に破壊された)で働く従軍特派員として、私は香港でも、欧米が同じ不安定化戦略を使っているのを見て衝撃を受けている。中東や中央アジアで使われた戦略だ。

 ワシントンやロンドンや他の国々の、中国に害を与えようという願望は余りにも大きく、代償が何であろうと、止まらないのは明らかだ。

 香港警察は今、途方もなく大きく、極めて危険な敵対的集団と直面しているというのが隠された真実だ。それは香港と中華人民共和国全体の安全を脅かしている顔を黒スカーフで覆った一群の暴徒だけではない。連中は人が目にすることができる単なる先兵に過ぎない。彼らの背後には、複雑で多様な国際的右翼勢力がいるのだ。政治的な、宗教的な勢力、そしてテロリストが。

 この瞬間も、英雄的な香港警察は、この都市を、無政府状態と、差し迫った崩壊から切り離す唯一の警察部隊だ。

*

 この記事を皆様の電子メール・リストに転送願いたい。
皆様のブログや、インターネット・フォーラムなどに投稿願いたい。

 この記事は最初チャイナデイリー香港版に掲載された。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者と調査ジャーナリスト。彼は多数の国で、戦争と紛争を報道している。彼の最新刊の5冊は、『China Belt and Road Initiative: Connecting Countries, Saving Millions of Lives』
、ジョン・B・カブ・ジュニアと共著の『China and Ecological Civilization』、『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』と、ベストセラーの政治ノンフィクション『Exposing Lies Of The Empire』。彼の他の本をここで見る。ルワンダとコンゴ共和国に関する彼の画期的なドキュメンタリーRwanda Gambitや、ノーム・チョムスキーとの対談本『On Western Terrorism』((日本語翻訳版は チョムスキーが語る戦争のからくり: ヒロシマからドローン兵器の時代まで)を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み、世界中で働いている。彼のウェブサイトツイッターで連絡を取ることができる。、Patreonで彼を支援できる。彼はGlobal Researchの常連寄稿者。

写真は著者による。
この記事のオリジナルのソースはGlobal Research
Copyright Andre Vltchek、Global Research、2019

記事原文のurl:https://www.globalresearch.ca/police-hong-kong-brutalized-rioters-attacked-western-press/5699209

アンドレ・ヴルチェク:中国をくるしめるワシントンの洗練された技は、戦争を燃え上がらせかねない

マスコミに載らない海外記事

 

2019年12月30日 (月)

中国をくるしめるワシントンの洗練された技は、戦争を燃え上がらせかねない

2019日12月19日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-e07f99.html

 中国を訪れる際、定期的に仕事をする際、突然、もの事が実に身近に感じられる。

 ボリス・エリツィン支配末期の頃、ロシアで感じたように、中国でも感じるのだ。

 当時多くの人々は、何であれヨーロッパや北アメリカのものを諸手を挙げて歓迎したものだった。ソ連共産党が言っていたこと全てが突然間違いだと見なされた。何であれ、欧米が東ヨーロッパの人々を爆撃するものは、全て純金と受け止められた。欧米の言説を疑問に思う人々は単なる無知と見なされた。

 その後どうなったかを我々は知っている。数カ月、何年間も賃金が支払われなかったので、労働者や鉱夫は鉄道を封鎖しなければならなかった。老婆は拷問にかけられ、文字通りアイロンをかけられて、預金口座のパスワードを白状させられた。人々は閉ざされたドアの中で亡くなり、多くは氷点下で凍死した。平均寿命は、サハラ以南のアフリカ並みに落ちた。あらゆるものが民有化された。

 それがまさに欧米が望んだことだった。ひざまずき恐ろしい略奪に開放されたロシア。

 どうして私が知っているのだろう? 私は映画を研究し、高度な同時通訳、逐次通訳として自活しながらニューヨークにいた。「交渉」の際、あのあらゆる腐敗の際「私はそこにいたのだ」。

 ある時点で、私はすんでのところで頭を撃ち抜きそうになり、全てを捨て「汚い戦争」を報道するためペルーに向かった。

 ロシアにとって幸運なことに、欧米からのもの全てに対する、この狂気と無条件の執心は非常に長くは続かなかった。ロシアは省察し、理解し、立ち上がったのだ。世界の何事もそうではないように、完ぺきではないが、ロシアは再び偉大になった。

* **

 今、中国は、プーチン大統領が権力の座についた頃にロシアがそうだった「状態」にある。巨大な奥深い国中いたる所で、それは国家の目覚めに他ならない。

 何年も、数十年も、何億人もの中国人が欧米プロパガンダに大いに影響され、欧米のNGO、行政機関、学界、芸術組織やマスメディアに直接潜入さえされた。

 これまでの20年間、中国は、ロシアが、いわゆるペレストロイカとエリツィンの愚行の時代に味わったような極端な苦しみを体験しなかった。だが、習主席が権力の座につく前に、不均等が増大し、中国人は、より少しではなく、より多くの共産主義を要求し始めていた。古代中国の「天命」の概念が作動し、国民はまさに求めていたものを受け取った。中国の成長は少し速度を落とし、2020年までの貧困撲滅、生態文明、中国の特徴を持った社会主義社会などの高尚な目標や、公共輸送機関、都市計画、地方計画、文化や教育や医療などの分野での大規模整備で置き換えられた。

 だが欧米のプロパガンダや情報/イデオロギー戦争がしかけた損害は既に与えられた。ロンドンとワシントンは彼らの主な狙いを達成した。中国人は自身の目や耳や他の感覚を信じるのをやめた。生活が良くなればなるほど、彼らは益々政治体制、特に中国共産党のおかげだと思わないようになった。全員ではないが、一部の人々がそうだった。

 世界中で、欧米帝国主義とプロパガンダがどのように機能しているかを説明して、様々な中国の大学で講演したり、中国人と対話したりする際、しばしば単純で、うぶな返答に遭遇した。「いいえ、そんなことが起きるはずはありません。西洋人は善良で、優しく、親切な人々だ。彼らは決して誰も傷つけないはずだ。」

 私が対話した中国人の一部は、全ての大陸で、何世紀にもわたり、何億人もの命を奪った欧米植民地政策や新植民地主義や帝国主義の恐怖を否定したほどだ。

 中国共産党も、このような出来事について語っているが、欧米が、中国人、特に若者に、共産党を信じるのは余りに「流行遅れで」「ださい」と言ったので、国民は、明白で証明可能な、真実の主張を拒絶したのだ。

 パラドックス、私が世界中で目にしているパラドックスだ。欧米のウソとプロパガンダは、実に巧妙で、美しく装われ、財政支援されている。

* **

 今中国はゆっくり目を覚ましている。国民は見ている。彼らの周囲の世界は悪夢だ。

 「彼らは我々に嘘をついていた」と私は国じゅうで聞かされる。「彼ら」で、人々は共産党を意味しておらず、欧米を意味している。

 「彼らは決して我々の友人ではなかった」人々は更に嘆く。「彼らは決して善意ではなかった。」

 イデオロギー浸透、プロパガンダや「ソフト・パワー」では、極めて成功した中国体制をひっくり返したり、脱線させたりするのは不可能なことが明白になった時、欧米は「硬派」あるいは、少なくとも「半硬派」(今のところ)になった。

 米海軍艦隊が、公然と地球上の最も人口ちゅう密な国を挑発し、中国沿岸や島の近くを航行し始めた。欧米の同盟諸国、中国の近隣諸国が北京をいらだたせ始めた。台湾はワシントンから巨大な外交的、軍事的支援を得ており、ウイグル人が、やがて中国に戻り、自国で一帯一路構想(BRI)を混乱させるべく、世界中いたる所いくつかのイスラム・テロリストに支配された紛争地帯に注入された。香港の忍者のような若者は、巨大な洗脳改造、イデオロギー研修、支援、金やファシスト・ウクライナ人集団のような「友人」を得ている。

* **

 だから最近、中国国民は目を開き、彼らの平和な国が、実際に戦争中なのを悟るよう強いられたのだ! あの感じのいい「民主主義と自由を愛する欧米人」によって、常に彼らに真実を語っていたと思っていた、まさにその人々によって、攻撃されているのだ。

 しかも、それはただの通常戦争ではないのだ。銃弾の破片が飛んではいない。まだ。だが、中国人幹部が逮捕されており、貿易戦争が過熱しており、他方、地球上、最も攻撃的な国の途方もなく巨大な軍事力が中国領土にますます近づいている。中傷的な反中国キャンペーンは益々攻撃的になっている。

 そして一部の人々は、とうとう「一体なぜか?」と尋ねている。

 唯一の答えは実際単純だ。「中国共産党指導下の中華人民共和国が欧米がこれまで作り出したしたものより遥かに良い、遥かに人道的で、社会的(経済的)システムを生み出したためだ!」。

 そして、欧米では誰もこの成功を祝っていないのだ。実際、中国が良くなればなるほど、益々、脅迫され、攻撃され、ひどく苦しめられるだろう。

 このような目覚めは非常に残酷だ。だがそれは重要だ。必要だ。

 もし中国が崩壊すれば、全世界が負けるだろう。

 それこそが、まさにワシントンやロンドンや他の欧米の首都が望んでいるものだ。彼らの論理は非常に単純だ。幼稚だとさえ言えよう。もし北京とモスクワが敗れれば、彼らは利益を得られるのだ。

 もし中国とロシアが同じ「論理」に従えば、彼らは欧米経済を数週間で潰すことができるだろう。だが彼らは世界の未来を気にかけている。彼らにとって、勝つか、負けるかの問題ではないのだ。

 欧米は敵の賢明さにつけこんでいる。欧米は先見の明を弱さと見なす。欧米はひたすら押しに押している。

 中国とロシアは辛抱強い。彼らは外交で、交渉している。

 だが、一体どれだけ長く? 香港で、ウクライナ-ロシア国境で、人々は既に死につつある。何カ月も何年も続いている。

 一つのまずい動き、一つのとんでもない間違いで、中国は果てしないアメリカ攻撃に報復するかもしれない。中国はそうすることを望んでいないが、中国にはそうする全面的な権利がある。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/12/19/washington-s-refined-art-of-torturing-china-may-ignite-a-war/

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『信濃毎日新聞』(2019/12/15)に載った楊逸(ヤン・イー)意見は・・・


■対談=楊逸×安田峰俊

いつか…目覚める日~天安門事件から三十年~

安田峰俊著『八九六四』『「天安門」三十年』を基軸に
https://dokushojin.com/article.html?i=5694


■『信濃毎日新聞』(2019/12/15)4面 「論をつなぐ」

(「多士済々」ではなく→)「多思彩彩」

 「武器で脅す恐怖政治の先に」 作家 楊逸

・・・

 反抗すれば捕まえるぞと武器をちらつかせて脅す恐怖政治に、香港の人々も、わが中国人同様に屈するとにらんだ独裁政府。まるでナチスの道を歩み続けているかのようだ。ならばこの先に待っているのはナチスの行く末なのだろうか。


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 香港問題と同時に起こっているのが、ベネズエラとボリビア。いずれもテロ国家アメリカと密接に関係しているのだが・・・。香港だけを見ている彼女の言いたいのは・・・

香港抗議運動に押し寄せるウクライナ・ネオ・ナチ

マスコミに載らない海外記事

 

2019年12月10日 (火)

香港抗議運動に押し寄せるウクライナ・ネオ・ナチ

ベン・ノートン
Grayzone
2019年12月4日

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-e6666b.html

 アメリカに支援されるネオ・ナチ民兵で、かつて戦ったウクライナ・ファシストが、彼らの戦術を共有し、入れ墨を誇示し、香港での反中国抗議行動に参加した。

***

 ウクライナのネオ・ナチが反中国反乱に参加するため香港に飛んだことを、欧米商業マスコミは広く称賛し、平和的な民主化運動として報じている。

 2019年3月以来、香港はこの都市の経済を衰退させる、しばしば暴力的な抗議や暴動の現場になっている。親欧米派で、反北京の運動を率いる集団の多くにアメリカ政府は資金供給し、香港の反政府派指導者たちは、中国に対する制裁や他の罰則処置のためロビー運動をしているマルコ・ルビオやスティーブ・バノンのようなワシントン政界の保守派実力者連中としっかり協力している

 独立派連中が弓矢で警察を攻撃し、大型パチンコで火炎瓶を飛ばし、何人もの人々を焼き殺している反北京暴力反乱に参加するため、世界中から極右団体の多数の代表団が香港に向かっている。

 アメリカとイギリスの植民地旗をこれ見よがしに振り、メガホンでアメリカ国歌をがなりたてたがる香港の反中国分離主義者は、アメリカ極右にとって磁石になっている。抗議行動のため巡礼した連中の中には、右翼ソーシャル・メディアのウェブサイトInfoWarsのスタッフ、ポール・ジョセフ・ワトソンや超保守集団Patriot Prayerのメンバーがいる。

 香港分離主義者集団を強化しようとしている極右活動家の最新集団はウクライナからだ。彼らは自身をゴノルと呼び、上半身に、白人至上主義と新ナチズムの否定し難いシンボルの入れ墨をしている。

 これらの過激派はウクライナでの親ロシア派民兵に対する戦争で戦ったアゾフ大隊と呼ばれる悪名高い残忍なネオ・ナチ民兵だ。

 アゾフ大隊はネオ・ナチ・イデオロギーを奉じて集まった、明らかにファシストの民兵集団だ。民主的に選出されたウクライナ政府に対する、欧米が支援した2014年クーデター後、アゾフ大隊はウクライナ国家警備隊に組み入れられた。それはモスクワに対する戦いで、ネオ・ナチを武装させ助言したアメリカ政府から支援を受けた

 アゾフ大隊は自国でテロ攻撃をたくらアメリカの白人至上主義者訓練も支援した。

 欧米政府と商業マスコミが、香港を植民地のように扱う独裁政権として中国のことを報じるが、これらの強暴なウクライナ・ファシストは、香港の自治につけこんで、入国している。彼らが中国本土や、政治的過激派には、決まったようにビザ発給を拒否する西欧諸国に入国を認められる可能性はありそうもない。

 香港抗議におけるウクライナの政権転覆活動家の存在は、NATOが標的に定めた国を弱め、不安定にするための戦術を共有し、世界中のアメリカが支援する動きで、他の右翼と、香港の反中国活動家が、連合を構築している更なる証拠だ。

 ウクライナ・ファシスト香港反乱に参加

 12月1日、極右活動家セルヒー・フィリモノフは香港到着時に自身と三人のウクライナの友人を示す写真をFacebookに投稿した。画像には、反北京の非公認スローガンがついていた。「自由のために戦え。香港と共に立ち上がれ!!」

 Stand with Hong Kong(香港と共に立ち上がれ)は、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダとオーストラリアの政府に、中国に対し制裁を課し、懲罰行動をとるよう圧力をかけている欧米が支援する組織の名前でもある。

 彼らがソーシャル・メディアに投稿した動画で、ウクライナ白人至上主義者は偽って自身をジャーナリストと説明して、取材許可証を取得していたことが明らかになった。

ウクライナ・ナチの香港取材許可証

 香港旅行でフィリモノフに加わっているのはマリアルという名で通る悪名高い極右ウクライナ人活動家だ。マリアルはインスタグラムでxgadzillaxという名前で人気が高く、彼は23,000人以上フォロワーがいる。(マリアルは首の左側に目立つ傷があり、写真で識別するのは容易だ。)



 ウクライナ・ナチ、マリアルの耳の後ろにあるかぎ十字の入れ墨

 頭に彫ったかぎ十字章のほかに、マリアルは、白人至上主義者に共通のもう一つの印として、ルーン文字のalgizの横に、ナチのシンボルを右脚に入れ墨している。

ウクライナ・ナチ、マリアルの脚のかぎ十字章入れ墨

 数枚の写真が、香港にいるウクライナ・ファシストの少なくとも二人が、その新ファシスト・テロ集団Orderがリベラルなユダヤ人のラジオ司会者を殺し、更に多くの左翼ユダヤ人暗殺を計画した悪名高いアメリカ人白人至上主義者デイヴィッド・レーン著作集大成の書名「Victory or Valhalla (勝利かヴァルハラ)」という入れ墨をしているのを示している。

 多数の犯罪のかどで、190年の懲役判決を受けたレインは、14 Wordsとして知られている最も有名な白人至上主義者スローガンを作った。これはC14という名前のウクライナ・ネオ・ナチ集団にひらめきを与えた。

 Sunperunaという名前で、インスタグラムで多数のフォロワーを持っているフィリモノフは胸に刻まれた言葉「Victory or Valhalla」を示す写真を公開した。

セルヒー・フィリモノフのインスタグラム「Victory or Valhalla 勝利あるいはヴァルハラ」

 「Victory or Valhalla」という本は「アーリア人」に献呈されている。本の中で著者は「白色人種が直面している差し迫った絶滅」と「白人ユダヤ教-アメリカ人 / ユダヤ教-キリスト教殺人」を防ぐと固く決めていると述べている。長たらしい話はナチ讃歌満載で、裏表紙は南部連合国旗に包まれた棺の中のレイン遺体写真だ。

 これらウクライナ・ファシストは、この本の大ファンで、体に永久にその書名を入れ墨するほどだ。

 香港抗議行動に参加したゴノルのもう一人のメンバー、マリアルは「Victory or Valhalla 勝利かヴァルハラ」を目立つように首に彫っている。

入れ墨をした香港のウクライナ・ナチ

 ジャーナリストのモーガン・アルチューヒナが、香港でもう一人の極右ウクライナ分遣隊メンバー、セルヒー・ステルネンコを見出した。ステルネンコは、2014年クーデターの際、オデッサの労働組合ビルを全焼させ、42人を殺したウクライナ・ファシスト集団「右派セクター」の元代表だとアルチューヒナは指摘した。

 ネオ・ナチ、キャンパスに入る

 12月2日、ウクライナ・ファシスト訪問者は暴力抗議行動の現場、香港科技大学キャンパスの自身の写真を掲載した。

 香港科技大学は分離主義者蜂起作戦の重要な基地だった。報道によれば12月2日時点で、合計3,989本の火炎瓶、1,339個の爆発物と601本の腐食性液体が大学で回収された。

香港科技大学のウクライナ・ナチ

 セルヒー・フィリモノフ(上の写真の一番左)は、報道によれば、以前、法律上の問題に直面して、警察と乱闘喧嘩したかどで法廷に出廷していた。

 フィリモノフがソーシャル・メディアに投稿した写真は二つのことを極めて明らかにしている。彼はナチであり、できる限り多くの人々に、上半身裸で重火器を持っているのを見てもらいたいのだ。

セルヒー・フィリモノフ・インスタグラム 銃 その2

ゴノルの別メンバーがインスタグラムに銃を持った写真を公開した。

セルヒー・フィリモノフ・インスタグラム 銃

 2015年にインスタグラムに公表した動画は、「白人反逆者」南部連合国旗Tシャツを着て、ティーザーと銃に囲まれたマリアルと友人を示している。

 ゴノルのシンボルは、同じ極右超国家主義者のテーマの多くに依拠する三本の白いナイフが真中に置かれた黒旗だ。

 ゴノルのTelegramチャンネルは、すさまじい暴力の一等席をメンバーに提供している。国家治安部隊に矢を放ち、残忍な攻撃をする連中を英雄視する香港反抗分子のビデオを多数公表している。

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 フィリモノフもマリアルも、アメリカが支援するネオ・ナチアゾフ大隊でかつて戦っていた。マリアルは、インスタグラムに、二人がアゾフ・ワッペンのついた軍服を着て、武装している写真を載せた。

ウクライナ・ナチのアゾフ大隊 セルヒー・フィリモノフとマリアル

 フィリモノフはアゾフTシャツを着た彼と友人の数枚の写真を公開した。

ウクライナ・ナチのマリアル アゾフ・ワッペン

 ウクライナ人政権転覆屋、香港分離主義者とネットワークを構築

 香港にいるウクライナ人ごろつきの、あからさまなファシズムを証明する公的に入手可能なあらゆる証拠にもかかわらず、キエフに本拠を置くフリー・ホンコン・センターは、ゴノルを擁護し、粉飾する声明をFacebookに発表した。

 この組織は、この過激派は実際「戦争初期」ロシア支持派の分離主義者に対し、アゾフ大隊とともに戦ったが、2015年以来、独立していると主張した。

 フリー・ホンコン・センターは、このネオファシストを「尊厳のための革命(2014年マイダン・クーデタ)活動家で、対ロシア防衛戦争兵役経験者」と説明した。とんでもないことに、このセンターは「彼らは、ナチズムや別のオルタナ右翼イデオロギーに本当に反対だと我々に請け合った」と宣言した。

 「多くの人々が、この男たちの入れ墨に失望した」とフリー・ホンコン・センターは認めた。だが彼らは「シンボルは全てスラブの多神教信仰からのものだ」と強弁した。

 フリー・ホンコン・センターは、ウクライナ自由民主同盟と呼ばれる非政府組織のプロジェクトだ。香港での反北京勢力との連携構築に加え、プロジェクトの任務は「ウクライナに対する中国の脅威に対抗する」ことだと言う。

 ウクライナ自由民主同盟は、いずれもEUが資金供給するEuropean Liberal YouthInternational Federation of Liberal Youthのメンバーである親欧州連合の団体だ。

 フリー・ホンコン・センターの主な取りまとめ役は、ウクライナ自由民主同盟委員長のアーサー・ハリトノフという名のウクライナ人活動家だ。ハリトノフは、2014年のアメリカが支援するクーデターに導いたウクライナのユーロマイダン抗議行動に深く関与していた。彼は、2015年に、ウクライナ自由民主同盟を設立した。

 ハリトノフと彼の組織は、フロマドスケのようなアメリカ政府が資金提供するウクライナ・インターネット・テレビでしばしば宣伝されている。大いに共鳴する報道機関のくだらないインタビューで、ハリトノフは、ウクライナでの反ロシア抗議を、香港での反中国抗議行動にたとえ、両者間のより親密な連帯を呼びかけた。

#Euromaidan革命六周年に、ウクライナ人は香港の抗議行動参加者との連帯を表明した。キエフに本拠を置くFree Hong Kong Centerのとりまとめ役、アーサー・ハリトーノフを招き #Ukraine#HongKongの出来事の共通点を説明してもらった。https://t.co/MMJkPLmeQC

— Hromadske Int. (@Hromadske) 2019年11月25日

 ハリトノフや欧米政府が支援するこれら組織は、反乱戦術を維持し共有して、香港で分離独立主義者を組織する、ウクライナ政権転覆活動家ネットワークの一部だ。

 冷戦終結以来、世界を支配してきたアメリカとNATOが率いる一極覇権体制が崩壊し始め、躍進中の中国とロシアが多極世界体制を復活させようとしているため、ワシントンとヨーロッパ諸国は、敵を傷つけるための運動の格子を前線に構築しているのだ。

 このグローバル・ネットワークは、グローバル自由主義の前衛として喧伝されているが、ウクライナから香港までの出来事が示すように、根ではファシズムが膿んでいる。

 ベン・ノートンはジャーナリスト、著者で映画製作者。彼はGrayzone編集補佐で、編集者のマックス・ブルメンソールと共同司会をしているポッドキャストModerate Rebelsプロデューサー。彼のウェブサイトはBenNorton.comで、@BenjaminNortonで、Twitterに投稿している。

https://bennorton.com

記事原文のurl:https://thegrayzone.com/2019/12/04/ukrainian-nazis-hong-kong-protests/

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檜原転石

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