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「私たちに民主主義を!」 ドミニカ共和国で地方選挙中断の後 大規模な抗議行動が続く

「私たちに民主主義を!」 ドミニカ共和国で地方選挙中断の後 大規模な抗議行動が続く

http://democracynow.jp/dailynews/2020-02-28

 

ドミニカ共和国では27日(木)、数千人が首都サントドミンゴの街頭に繰り出し、独立記念日を祝うと同時に、今月予定されていた地方選挙の唐突な延期に抗議しました。抗議行動は2月16日から続いています。地方選挙の投票が始まって4時間後に、政府が選挙を中断したためです。理由は電子投票機に「技術的な不具合」があったためとされています。この機器は前回2019年10月の選挙でも使われており、政府には約1900万ドルの費用がかかっています。ドミニカ共和国の人々は、いわゆる技術的な不具合というのは、与党のドミニカ解放党が、国民の支持を失った後も権力にしがみつこうとして主張しているに過ぎないと考えています。抗議者たちは現在、独立した機関による調査で地方選挙で何が起こったのかを明らかにすることと、ドミニカ共和国の選挙管理委員の辞任を求めています。これに連帯する数十件もの抗議行動が、スペイン、フランスからニュージャージー、そしてここニューヨークまで、世界中で起きています。ドミニカ系米国人ジャーナリストでデジタルメディアLatino USAの編集者であるアマンダ・アルカンタラに、最新の情報を聞きます。

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新ロシア政府:大いに必要とされていた漸進的変化で、革命ではない

マスコミに載らない海外記事

 

2020年1月26日 (日)

新ロシア政府:大いに必要とされていた漸進的変化で、革命ではない

2020年1月22日
The Saker

[本記事はUnz Reviewのために書かれた]

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-41cd39.html


 サスペンスは終わり、我々は今新ロシア政府全メンバーの名前を知っている。例えば、RTが掲載した、うまい要約を読むことができる。

 今重要なのは、起きたことだけではなく、変わらなかったものもそうだ。起きなかった二つの極めて重要なことから始めるよう。

 最初に、ロシア政府は、変化せずにはいなかった。懐疑派は、全く何も変わらず、同じ連中が違う職位に変わるだけで、変化は上っ面に過ぎないと予測していた。そうはならなかった。実際は12人が職を保持し、9人が置き換えられた。

 第二に、これは、大西洋統合主義派の全面骨抜きではなかった。一番目立つこととして、アントン・シルアノフは財務大臣として留任した。だが、今シルアノフは、実際、第一副首相としての地位から降格され、アンドレイ・ベロウソフにとって変わられており、大変化だ。メドベージェフは、ロシア安全保障理事会副議長という、専門的地位に「輝かしい昇進」をした。

 すると、一体何がおきたのだろう?

 大半のロシア観察者は、二つの重要なことに気付いている。

 第一に、これは大いに有能な、専門的に熟練した政府だということだ。実際おそらく初めて、新内閣の各職位に専門知識が全ての人々に認められている専門家がついたのだ。

 第二に、これは大いに非イデオロギー的な政府だということとだ。ロシアの社会、経済政策が変化しないと言っているわけではなく、変化はするだろうし、新政府は、特にミシュスチン首相と第一副首相アンドレイ・ベロウソフの指名で、はっきり、それを示している。この二人は、ロシアで「国家資本主義」と呼ばれるものの主唱者として非常に多くの実績を持っている。つまり、国家は私的な企業家精神を抑圧しないが、官と民間部門が成長するための適切な経済的条件を作り出すため、国家は、直接、大いに関与するのだ。最も重要なのは、「国家資本主義」は、(利益を生む)企業世界の唯一の目標を、国益、つまり、国民の利益に従属させるのだ。

 言い換えれば、さらば、大西洋統合主義者風ターボ資本主義!

 今や、ロシアは、ロシア国民が何年もの間望んでいたが、前の「経済部門」が決して優先事項と見なしていなかった貧困に対する戦いを国家戦略上の優先事項としたのだ。

 更に政府のユーラシア主権主義派丸ごと何も変化していない。これは二つのことを示している。

 第一に、ロシアの国家安全保障と外交政策は変化しないだろう。

 第二に、ユーラシア主権主義者が、とうとう、大西洋統合主義者を大いに弱体化し、メドベージェフを、ロシア安全保障理事会に、うまく「閉じ込め」、シルアノフを新ロシア政府に「閉じ込め」て、ロシアの未来に対する重大な脅威ではなくしたことだ。

 言い換えれば、新政府はロシアの完全主権化という最終目標(この目標はユーラシア主権主義者のもう一つの長年の目標でもある、いかなる国際協定や合意よりもロシア国内法を優先させる新憲法改訂にも反映している)に、より多くの努力を払うと予想できる。

 私がここで言えるのは「とうとう!!」が全てだ。

 我々が気付く、もう一つ重要なことは、プーチンが、革命ではなく、漸進的変化で対処すると決めたことだ。実際、彼はこの新政府を「バランスがとれた」ものだと描写した。私自身を含め、再びメドベージェフやシルアノフという名に出会わないことを望んだ多くの人々がいるが、これらの名前があるのを見て、ロシアが根本的に異なる政治進路に着手しようとしているわけでないことに安心する多く(ひょっとすると、ずっと多く)の人々もいる。率直に言って、過去一世紀、ロシアには、革命、戦争、大変動や恐ろしい悲劇が十分なあったと私は思う。安定性や緩やかな進路修正についても言うべきことがある。

 更に、純粋に各人の能力に基づいて組織されたと思われる新政府は、極端にイデオロギー的な政府より、おそらく、ずっと多くの支持を生み出すことができるだろう。

 結局、ロシアはどうなるのだろう?

 ユーラシア主権主義者が、とうとう、ロシア国家に対する彼らの完全支配を確保し、大西洋統合主義者の崩壊が、今新しい人生の現実なのだと私は言いたい。この新政府で、ユーラシア主権主義者以外で、唯一明らかに特定可能な集団は、専門技術者なので、今明らかに予想不能で、それゆえ非常に危険になったアングロ・シオニスト帝国(ソレイマーニー暗殺は、あらゆる現実感覚を完全に失った帝国の行動の典型例だ)に直面して、ロシアが、断固とした態度で、団結して対応する可能性をもたらすだろう。

 帝国報道機関の反応を指摘するのも興味深い。私の好きな二つはこれだ。

 

 欧米の「ロシア専門家」たちは、通常ロシアについて、ほとんど何も知らないも同然連中で、彼らはほとんど理解していていないのだが、(1990年代、ロシアを完全支配していたにもかかわらず!)明らかにロシアに対する支配力を失ったアングロ・シオニスト帝国擁護者連中が、やり場のない怒りを感じているのを見るのは、心強く感じられる(率直に言えば、幸せな気持ちになる)。

 最後に、この新政府の任命は、ロシア野党勢力、「公式」議会野党勢力と、いわゆる「非公式」野党勢力両方を、完全に混乱させている。前者はクレムリン政策に反対するふりをするだけで、後者は議会で議席を得られないほど、信用を末期的に失墜させている。信用できる野党勢力の欠如は、特に私自身のように、クレムリンを支持する人々にとって、望ましいように見えるかもしれないが、実際それは、もう一つのずっと深刻な問題の一面に過ぎない。ロシアは健全な安定した制度によってではなく、一人の人物、プーチンが規定する国のままだ。最近の改革は、多少非常に良い正しい方向への歩み(議会の権限と責任が増した)を進めたが、予見可能な将来に関する限り、ロシアは「プーチンの国」のままだろう。

The Saker

記事原文のurl:https://thesaker.is/the-new-russian-government-a-much-needed-evolution-but-not-a-revolution/

櫻井ジャーナル:ブラジルでも権力犯罪を暴くジャーナリストに対する攻撃

2020.01.23
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 ブラジルの検察官や政府高官の携帯電話盗聴でジャーナリストの​グレン・グリーンウォルド​が共謀したと同国の検察当局は主張している。ハッキング・グループをけしかけ、助けたいうのだ。それをグリーンウォルドは否定している。

 盗聴の内容はグリーンウォルドを含むジャーナリストが昨年6月にインターネット・メディアのインターセプトで明らかにされた。​アメリカの巨大資本にとって好ましくないルイス・シルバを失脚させ、刑務所に監禁するために裁判官と検察官が共謀​していたのだ。

 最初の裁判を担当したセルジオ・モロ判事は捜査が始まった直後から検察側の責任者だったデルタン・ダラニョールに裁判や投獄に関するアドバイスや指示をしていた。この捜査はバラク・オバマ政権の司法省が支援していたと言われている。

 2018年10月にブラジルでは総選挙があったのだが、その年の1月に連邦裁判所がルーラに対して禁錮12年余りの判決を言い渡したことから立候補はできなくなった。検察側もルーラに犯罪行為があったと確信できなかったが、立候補を阻止するため、強引に捜査を進めていたことも報道で判明した。

 選挙の結果、大統領に選ばれたのは軍事政権時代に拷問を行っていたカルロス・アルベルト・ブリリャンテ・ウストラを公然と支持していたジャイ・ボウソナル下院議員。ボウソナル政権は今年1月に始まるが、司法大臣に選ばれたのはモロだ。ボウソナルがグリーンウォルドを攻撃している理由はここにある。

 ルーラの同志で大統領だったジルマ・ルセフも2016年5月に停職となり、8月に大統領の座から引きずり下ろされている。替わって大統領に就任したミシェル・テメルはアメリカ巨大資本の手先として知られ、彼を含むクーデター派の中心グループは犯罪捜査の対象になっていた人物。そのテメルは今年3月に逮捕されたが、新自由主義の体制は維持されている。

 ​インターセプトが2016年9月に公表した映像​によると、新自由主義に基づく政策、つまり​私有化や規制緩和によって富をアメリカやブラジルの富裕層や巨大資本へ集中させようという計画を進めなかったルセフ​をアメリカ支配層は懲罰するとテメルは語っている。

 このテメルは汚職容疑で2019年3月に逮捕された。テメルの同志としてアメリカの巨大資本の手先として働いてきたエドアルド・クニャ下院議長はスイスの秘密口座に数百万ドルを隠していることが発覚している。

 まだ刑務所にいたシルバにジャーナリストのぺぺ・エスコバルがインタビュー、シルバは​ブラジルをドル依存から離脱させるつもりだった​と語っている。その考えを彼がオバマ大統領に伝えたところ、アメリカ側は激しく反応し、ブラジルの政府や主要企業に対するNSAの監視が厳しくなったという。

 アメリカの支配層が隠しておきたい事実をグリーンウォルドは明らかにしたわけだが、その点はウィキリークスのジュリアン・アッサンジと同じ。そのアッサンジをアメリカの司法当局が2011年初めに起訴しているとする話は​民間情報会社ストラトフォー内でやりとりされた電子メール​の中に記載されている。この話は​ケレン・ドワイアー検事補が裁判官へ書いた文書​の中にも記載されている。

 そのアッサンジをエクアドル政府は2012年6月に政治亡命者と認め、ロンドンのエクアドル大使館で保護するのだが、アメリカ政府の意向でイギリスの警察がアッサンジの拘束を狙っていることから軟禁状態になった。

 状況が変化したのは2017年5月。エクアドルの大統領がラファエル・コレアからレニン・モレノへ交代したのだ。そのモレノ政権に対してIMFは2019年3月、エクアドルに対する42億ドルの融資を認めると発表した。その代償としてアッサンジを引き渡すということだ。

 そして4月11日にイギリス警察はエクアドル大使館へ乗り込んでアッサンジを逮捕する。アッサンジの弁護団メンバーによると、すでに取り下げられている事件で出頭しなかったことではなく、​アメリカからの引き渡し要請​に基づくものだという。

 アッサンジはイギリス版のグアンタナモ刑務所と言われているベルマーシュ刑務所で拘束された。そこでアメリカの国防総省、FBI、CIAに所属している人びとの尋問を受けているようだが、その際にBZ(3-キヌクリジニルベンジラート)という薬物が使用されているとも伝えられた。それだけでなく外部との接触が厳しく規制され、弁護チームも監視下で会うことが要求されているという。食べ物の差し入れや基本的な医療行為も拒否されているようだ。

 アメリカやその配下の国々の支配層は自分たちが大多数の庶民から監視されることを極度に恐れている。

アンドレ・ヴルチェク:これほど断片化した世界を私は見たことがない!

マスコミに載らない海外記事


2019年12月20日 (金)

これほど断片化した世界を私は見たことがない!

2019年12月10日
Andre Vltchek
New Eastern Outlook

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-e88441.html

 欧米帝国が、いとも簡単に、抵抗なしで、邪魔になる「反抗的な」国の破壊に成功しているのは驚くほどだ。

 私はワシントンやロンドンやパリによってカフカ的「紛争」が引き起こされる地球上のあらゆる場所で働いている。

 私が見て書くのは、私の周りで起きている恐怖だけではない。人命を破壊し、村や市や国全体を破壊する恐怖だ。私が把握しようとしているのは、テレビ画面や、新聞やインターネット上で、人類に対する悪魔のような犯罪が、何らかの形で報じられ(記述され)てはいるが、情報が余りに歪曲され、操作されているので、世界のあらゆる地域の読者や視聴者が、自身の苦しみについて、そして/あるいは、他の人々の苦しみについて、ほぼ何も知ることができないのだ。

 例えば2015年と2019年に、私は座りこんで、香港の暴徒を説得しようとした。それは本当に意義深い経験だった! 彼らは何もしらなかった。欧米がアフガニスタンやシリアやリビアのような場所でしている犯罪について全く何も知らなかった。彼らに、ワシントンが、どれだけ多くの中南米の民主主義国家を打倒したか説明しようとすると、彼らは私を精神異常者だと思いこんだ。良く優しい「民主的な」欧米が、どうして何百万人も殺し、大陸全体を血まみれさせることができようか? 彼らは、そういうことは大学で教わらない。BBCやCNNやサウスチャイナ・モーニング・ポストさえ言ったり書いたりしない。

 私は真剣だ。私は彼らにアフガニスタンとシリアの写真を見せた。携帯電話に保存した写真だ。彼らはこれが本物の、直接のものだと理解したに違いない。それなのに、彼らは見ても、彼らの脳は、見せられたものを処理できなかった。画像と言葉。この人々は特定の情報は理解しないように条件づけられているのだ。

 だがこれは元イギリス植民地、香港でだけ起きているわけではない。

 読者は、到底信じがたいと思われるかも知れないが、ベトナムのような共産主義国家でさえそうなのだ。誇り高い国、フランスとアメリカ両国の狂った残忍な帝国主義植民地政策で途方もなく苦しんだ国、私がつきあった人々(私は二年間ハノイで暮らした)は、アメリカとその同盟国による、いわゆる「秘密の戦争」で、隣接する貧しく無防備なラオスに対して行われた恐ろしい犯罪について、ほとんど何も知らなかった。B-52戦略爆撃機による農民や水牛の昼も夜もない爆撃を含む犯罪を。私が地雷除去の取り組みを報じたラオスでは、欧米がカンボジアで行っていたほぼ同様の残虐行為を、人々がほぼ何も知らなかった。じゅうたん爆撃で何十万人もの人々を殺し、何百万人もの農民を家から追い出し、飢饉を引き起こし、クメール・ルージュによる乗っ取りへの道を開いたものを。

 私がベトナムでのこの、地域と、地域が経験するのを強いられたことに関する衝撃的な知識の欠如についてお話をする際、小売り店主や縫製労働者だけを言っているのではない。それはベトナム知識人や芸術家や教師にも当てはまるのだ。それは完全な記憶喪失だが、それは世界に対して「開放され」て以来、つまり欧米マスコミにさらされ、更には、ソーシャル・メディアが浸透して潜入によっておきたのだ。

 少なくともベトナムはラオスともカンボジアとも動乱の歴史も国境も共有している。

 だがフィリピンとインドネシアのような海上国境しかない二つ大きな国を想像願いたい。私が会った何人かのマニラ住民はインドネシアはヨーロッパにあると思っていた。

 一体何人のインドネシア人が、一世紀前にアメリカ合州国がフィリピンで犯した大虐殺や、フィリピンの人々が、どのように欧米プロパガンダで、東南アジア全体について洗脳されているかを知っているか推測願いたい。あるいは一体何人のフィリピン人が、「隣接する」インドネシアで、アメリカが引き起こした1965年の軍事クーデターで、国際主義者スカルノ大統領を退位させ、200-300万人の知識人や教師や共産党員や労働組合活動家の殺害を知っているだろう?

 インドネシアやフィリピンの新聞の外報面を見ると、そこにあるのは、APやAFPやロイターの同じニュースだ。実際、ケニアやインド、ウガンダ、バングラデシュ、アラブ首長国連邦、ブラジル、グアテマラや、延々続くリストの報道機関でも同じ記事しかない。それは一つの、たった一つの結果を産み出すよう意図されている。完全な分断!

***

 世界の分断は驚くほどだが、時間とともに激化しているのだ。インターネットが状況を改善するだろうと期待した人々は、大変な誤算だった。

 知識の欠如とともに、団結も消えた。

 今まさに、全世界で暴動や革命がある。私は最も重要なものを報道している。中東で、中南米で、そして香港で。

 率直で申し上げよう。レバノンでは、一体何が香港で、あるいはボリビアや、チリやコロンビアで起きているかについて、全く何の理解もない。

 欧米プロパガンダが全てを同じ袋に投げけんでいるのだ。

 香港で、欧米に洗脳された暴徒が「民主化運動抗議行動参加者」として描かれる。彼らが人々を殺し、燃やしても、彼ら依然欧米のお気に入りだ。彼らが、今ワシントンの最大の敵、中華人民共和国に敵対しているからだ。彼らが欧米に創造され、維持されているからだ。

 ボリビアで、反帝国主義大統領がワシントンが画策したクーデターで打倒されたが、彼の復帰を要求する大半が先住民の人々は暴徒として描かれている。

 抗議活動で、親イラン派のヒズボラや他のシーア派集団や同盟者を弱体化できるのを欧米が願っているのが主な理由で、レバノンでもイラクでも、抗議行動参加者は、ヨーロッパとアメリカ合州国両方で、優しく扱われている。

 チリでの明らかに反資本主義、反新自由主義の革命や、コロンビアの合法的抗議も、多少の本物の不満爆発と、ある種の暴力と略奪の組み合わせとして報じられる。最近マイク・ポンペオは、秩序維持の試みで、アメリカ合州国は右翼南米政権を支援すると警告した。

 こうした報道は全てたわごとだ。実際それには一つ、たった一つ目標がある。視聴者や読者を混乱させることだ。彼らに決して何も、あるいはごく僅かしか知らせないようにするため。結局彼らは深いため息をついてソファーに倒れ込む。「おお、世界は混乱している!」と。

***

 それは、各大陸の、世界の南の国々の途方もなく大きい分断をもたらす。

 アジア諸国はお互い、ごく僅かしか知らない。アフリカと中東も同じだ。中南米で文字通りベネズエラの命を救っているのはロシアと中国とイランだ。キューバという一つの輝かしい例外だけで、仲間の中南米諸国は一切支援しない。全ての中南米革命は断片化されている。アメリカが引き起こす全てのクーデターには基本的に何の反対もない。

 同じ状況は中東やアジア至る所で起きている。欧米に破壊された国々を守る国際主義旅団はない。巨大な略奪者がやって来て、獲物を攻撃する。国が世界の前で、ひどく苦しみながら死ぬのは酷い光景だ。誰も干渉しない。全員見守っているだけだ。

 国は次々と崩壊してゆく。

 これは21世紀の国家が振る舞うべき方法ではない。これはジャングルでの引力の法則だ。私が、ドキュメンタリー映画を制作して、アフリカに暮らして、ケニア、ルワンダ、コンゴで、荒れ地を運転して横切った。これは人々ではなく、動物の振る舞いだ。大型の猫科猛獣は彼らの犠牲者を見つける。シマウマあるいはガゼル。そして狩りが始まる。ひどい出来事だ。そして緩慢な殺害。生きたまま犠牲者を食べる。

 いわゆるモンロー教義にそっくりだ。

 帝国は殺さなければならない。定期的に。予測可能な規則性で。

 誰も何もしない。世界中が見守っている。異例なことは何も起きないふりをして。

 このような条件の下で合法的革命が成功できるだろうか? 民主的に選ばれたどこかの社会主義政府が生き残ることができるだろうか? それとも、まともで、楽観的で、楽天的な全ては、必ず堕落した残忍な教養がない帝国の獲物になって終わるのだろうか。

 もしそうであるなら規則通りに動くことに何の意味があるだろう? 明らかに規則は腐敗している。規則は現状維持のためにだけ存在している。規則は入植者を守り、革命での犠牲者を厳しく罰するのだ。

 だがそれは私が、今日ここで議論したいと思っているものではない。

 私が言いたいのは、犠牲者が分裂しているということだ。彼らはお互いについてほんの僅かしか知らない。本当の自由のための争いは断片化している。戦い血を流す人々は、それほど大胆ではない犠牲者仲間に反感を買われることが多いのだ。

 私は世界がこれほど分裂しているのを見たことがない。帝国は結局成功しているのだろうか?

 イエスでありノーだ。

 ロシア、中国、イラン、ベネズエラ - 彼らは既に目を覚ましている。彼らは立ち上がった。彼らはお互いに学びあっている。

 団結なしに勝利はあり得ない。知識なしに団結はあり得ない。

 知的な勇気は、今明らかにアジア、「東」から来ている。世界を変えるためには、欧米マスコミを無用のものにし、対決しなければならない。「民主主義」や「平和」や「人権」を含め、あらゆる欧米の概念は問われ、再定義されなければならない。

 そして確実に、知識だ。

 我々には、改善されたものではなく、新しい世界が必要なのだ。

 世界がロンドン、ニューヨークとパリがそれ自身について教える必要はない。

 分裂は終わらせなければならない。国は直接お互いのことを知らなければならない。もし国々がそうすれば、本当の革命がまもなく成功するだろう、他方、香港やボリビアや中東中いたる所での、破壊やエセ・カラー革命は各地域で立ち向かわれ、何百万人もの人命を破壊するのを阻止されるだろう。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼はVltchek’s World in Word and Imagesの創作者で、China and Ecological Civilizationを含め、多くの本を書いている作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/12/10/i-never-saw-a-world-so-fragmented/

中国のアフリカ豚コレラは今や世界的脅威

マスコミに載らない海外記事


2019年12月 7日 (土)

中国のアフリカ豚コレラは今や世界的脅威

2019年11月30日
F. William Engdahl
New Eastern Outlook

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-697cb5.html

 過去数カ月にわたる致命的なアフリカ豚コレラの最悪発生が世界最大の豚頭数を誇る中国の群れを破壊した。今それは隣接する国々に広がり、アメリカの豚の群れさえ脅かしている。事実上の世界的大流行病状況が広まるにつれ、政治的、人的影響は想像より遥かに深刻になり得る。農業関連産業のグローバリゼーションは問題の助けになっていない。

 2018年8月3日、アフリカ豚コレラが中国遼寧省で確認された。その時以来、死に至る病気を封じ込める様々な手段にもかかわらず、一年余りの2019年11月時点で、病気を封じ込める真剣な取り組みで、中国の莫大な豚頭数の半分近くが死ぬか、処分された。アフリカ豚コレラは、人にとっては致命的ではないが、感染したあらゆる豚にとって、100%致命的だ。それを治す既知の治療法はない。それは感染した豚や体液や機器や衣類との接触や、特定のダニによってる広まる可能性がある。

 8月、中国農水省は中国の生きている豚群の規模が、2018年8月から正に38.7%下落したという報告を公表した。 業界筋は、これを過小報告と疑っており、実際は50%にものぼると推計している。とにかくそれは巨大で、過去一年にわたり、政治的に微妙な中国の食料価格インフレの基準に衝撃を与えた。豚肉は肉タンパク質として、中国食品の頼みの綱であり、国家安全保障問題と見なされている。中国の大半の豚が、今破産に直面している小規模農民に育てられている。中国国内の報告によれば、これが、多くの自暴自棄な小規模農家が、その群れにおけるアフリカ豚コレラの発生を隠そうとして、殺し、売り、財政的破たんを避けようとするように仕向けたのだ。

 病気は特に危険だ。専門家によれば絶滅は困難だ。ある報道はこう指摘している「それは、糞便には11日間、血には15週間潜んでいる。塩漬け肉では182日間、乾し肉ではほぼ一年、冷凍肉では3年間生きる。中国人は旅行する際、肉スナックを持参するのが好きだ。アジアでは規則は曲げることができるのだ。」

 感染した中国豚の死骸処分が安全ではないという報告は一層警鐘的だ。感染して死んだ豚を病原体汚染危害として取り扱い、それを農場から遠くに埋めるのではなく、それらを燃やして、現場を石灰で覆い、一年あるいはそれ以上現場を危険廃棄物として扱うのが適切な方法だが、しばしば小規模農家は、焼却せずに、家畜小屋の脇に豚を埋葬していることが証拠書類で立証されている。それは病気再燃の危険を招く。

 2018年初めには、世界中で推定7億6900万頭の豚に対し、中国には4億4000万頭で世界最多の豚がいた。今やその半分となり、世界の肉タンパク質供給に対する大きな衝撃となり得る。

 中国全土への病気蔓延の速度は、明らかに中国体制に大きな負担となった。だが保証にもかかわらず、蔓延は中国内では止まらなかった。

 世界規模で蔓延

 アフリカ豚コレラは中国外でも蔓延している。ウォール・ストリート・ジャーナルがこう指摘した。「ここ数カ月で、日本、台湾とオーストラリアの関税官が観光客が持参した他の食品に感染している肉を発見した。病気は、以来ベトナム、モンゴルとカンボジアの群れで確認された。」 国連食糧農業機構は、ベトナム全省でのアフリカ豚コレラ発生を報告しており、最初の事例が2月に発見された時から、5,880,000匹以上の豚が処分されたと報告している。

 中国のアフリカ豚コレラは、北朝鮮にも広がった。北朝鮮研究所の所長で元北朝鮮軍人のアン・チャン・イルによれば、そこから感染した豚が緩衝地帯を通って韓国へ渡り、韓国は重大な対策が必要になっている。

 国連食糧農業機関によれば、11月21日時点でフィリピン、ラオスと東ティモールの豚で、重大なアフリカ豚コレラの症例が確認されていた。病気を媒介するイノシシが、ロシアとモンゴルの国境地帯で発見された。いくつかの例で、中国潘陽からの乗客から韓国ソウルのインチョン空港で没収された豚肉製品から、アフリカ豚コレラのウイルス遺伝子が検出されており、封じ込めがどれほど困難かを示している。

 孤立した症例は、ブルガリアやルーマニアやハンガリーを含め蔓延を封じ込めるため迅速に行動しているEU加盟国でも発見された。モルダビアやベラルーシやウクライナでも確認された。最近、アフリカ豚コレラの症例がドイツ国境から遠くないポーランドで発見された。11月初旬、欧州連合最大の豚生産国ドイツの約80キロ東にあるオーデル川に近いポーランド西部のルブシュ県で、イノシシ20匹でアフリカ豚コレラが発見された。

 警鐘的な症例は、ニュージャージー州のニューアーク港で、三月の数週間にわたり、中国船コンテナで発見され、連邦捜査官が、これまでで最大の農産物没収として、中国から密輸された百万ポンドの豚肉を差し押さえた。豚肉はラーメン容器と衣料用洗剤で隠されていた。当局は、それがアフリカ豚コレラで汚染されているかどうか判断するために、それをとった。

 世界的に蔓延したアフリカ豚コレラについては、現時点で、答えられていない多くの疑問がある。明確なのは、これが我々がこれまで信じるよう仕向けられているより遥かに危険なことだ。10月、ヘンリー・カメンズによる新しい報告によれば、七匹の死んだイノシシが主要豚生産国デンマークで岸に打ち上がり、アフリカ豚コレラに関する検査さえされずに処分された。

 F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師。プリンストン大学の政治学位を持つ石油と地政学のベストセラー作家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/11/30/china-s-african-swine-fever-now-global-threat/

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