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男女共通の制服、来春導入 四日市の市立中学

男女共通の制服、来春導入 四日市の市立中学

2020年6月12日 05時00分 (6月12日 05時00分更新) 会員限定
来年4月から導入する男女共通の制服

来年4月から導入する男女共通の制服

  • 来年4月から導入する男女共通の制服
 https://www.chunichi.co.jp/article/71751

四日市市の市立中学校が、2021年4月から男女共通のスラックスとブレザーの制服を導入する。既存の制服に加えて「第3の制服」として選択肢の一つにする。背景には身体と心の性が一致しないトランスジェンダーの生徒への配慮があるが、防寒や動きやすさも重視した「ユニバーサルデザイン」をうたう。 (高島碧)
 制服は濃紺で、大小の二サイズ。ボタンは右前と左前で付け替えられる。各学校でボタンなど細かなデザインを変えられる。
 市立中学校の制服は、各学校の校長に決定権がある。市内では二十二校のうち二十校で男子が詰め襟、十一校で女子がセーラー服を採用。それ以外はブレザーを導入している。現状ではスラックスを希望する女子生徒などが特注で制服を変えており、各校で希望者への個別対応が増えたため、一八年度末から校長会で話し合いを進めた。
 男女共通の制服を一度に取り入れることで購入費を下げ、周囲と違う制服を選ぶ生徒の精神的負担も減らす狙いがあるという。山下博会長(59)は「第三の制服をきっかけに、性の多様性があって当然という風潮になってほしい。男女や障害の有無、出身地に関...
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少女の裸を撮影した疑いで中学校教諭を逮捕 長野県警

少女の裸を撮影した疑いで中学校教諭を逮捕 長野県警https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020041090231519.html

 少女の裸の画像をスマートフォンで撮影したとして、長野県警人身安全・少年課と松本署は10日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、同県松本市明善中学校教諭の小沢健治容疑者(43)=同市島内=を逮捕した。署は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑では、昨年5月上旬ごろ、同県中信地方の民家で、県内の10代少女が18歳未満と知りながら、上半身裸の写真を自分のスマートフォンで撮影したとされる。

 小沢容疑者は3月、車の物損事故で信号機の支柱を折り、危険防止措置をしなかったとして道交法違反(危険防止措置違反)の疑いで逮捕。押収したスマートフォンに複数の画像があり、少女から話を聞くなどして調べていた。

 松本市の赤羽郁夫教育長は「生徒や保護者、市民におわび申し上げます。学校と連携して生徒の心のケアに努めていく」とコメントした。

(中日新聞)

校則廃止の世田谷区立中学 全入学者の半数近くが「越境」

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/校則廃止の世田谷区立中学-全入学者の半数近くが「越境」/ar-BB11OqJB?ocid=spartandh
 
世田谷区立桜丘中で行われた卒業式。校長の西郷さんは生徒の自由を尊重することでいい学校を作り上げた(撮影/浅野剛) © NEWSポストセブン 提供 世田谷区立桜丘中で行われた卒業式。校長の西郷さんは生徒の自由を尊重することでいい学校を作り上げた(撮影/浅野剛)

 東京で観測史上最も早く桜が開花して5日、桜並木の坂道をのぼった先にある東京・世田谷区立桜丘中学校では、新型コロナウイルスの影響で規模は縮小されながら、無事、卒業式が行われた。

 この日卒業を迎えたのは3年生184人。そしてもう1人、2010年より校長を務め、教員生活を終える西郷孝彦さん(65才)だ。

 西郷さんが校長として在籍した10年の間に、どの学校にもあたり前にあるものが、この学校では少しずつなくなっていった。まず、授業の始めと終わりを告げるチャイムが鳴らない。授業中に昼寝をしていても叱られないし、教員が強い口調で話すこともない。

 校則はなく、登校時間も服装も髪形も自由で、タブレットやスマートフォンを使用してもかまわない。教室に入りづらい生徒は、授業中に廊下に出て自学してもいい。

 これらは闇雲に廃止されたわけではない。「インクルーシブ教育」の観点から、“すべての生徒が3年間楽しく過ごせる学校にする”ために、試行錯誤の末になくしてきたのだ。

「インクルーシブ教育」という言葉は、昨今、急速に教育現場で広まってきた。障害のある子どもが、普通学級で教育を受けることを指すと誤解されがちだが、そうではない。障害がある子どもも、そうでない子どもも、「ともに学ぶ」ことを意味していると、教育評論家の尾木直樹さんは言う。

「インクルーシブ教育とは、子ども一人ひとりの個性や特徴を認め、多様性を受け入れるというもの。子どもが100人いたら、100人の能力を伸ばそうという考え方です。

 習熟度の低い子に合わせていると、ほかの子が適切な指導を受けられなくなるとか、学習が深まらないとか、以前はそんな意見が出た時期もありますが、それは誤解です。

 実際、きちんとインクルーシブ教育を行っている現場では、むしろ子どもたちの学力も伸びています」

 この世には、誰ひとり同じ人間はいない。しかし、これまでの学校教育は、生徒をひとつの型に押し込め、そこからはみ出した子どもたちを、「不良」や「落ちこぼれ」とレッテルを貼って排除してきた。現代ではそれを「不登校児」などと呼び方を変えただけだと、尾木さんは続ける。

「インクルーシブ教育が正しく実践されている桜丘中学校では、どんな子にも居場所がありました。発達障害や知的障害、不登校や帰国子女など、“困難を抱えている生徒”だけに居場所があるのではありません。勉強が好きな子にも、ギターが好きな子にも、部活をがんばっている子にも、そしてもちろん、普通といわれる子たちにも、桜丘中学校は大切な居場所になっています」

◆5割近くが越境入学を希望

 こうした桜丘中学校の革新的な取り組みについて、本誌・女性セブンが初めて紹介したのは、1年前の2019年3月14日号のこと。その後も数回にわたって特集してきたが、その反響は回を追うごとに大きくなり、同校の人気も高まっていった。

 2019年度には、区域外から桜丘中学校に越境入学を申し出る家庭が、全入学者数の5割に迫った。それが意味することを、考える必要があるだろう。

 一方で、多くのメディアで取り上げられるようになると同時に、厳しい意見もまた、多く寄せられたと西郷さんは言う。

《学校はルールを学ばせるところだ。社会に出たら規則を守れない人間になる》

《実社会では理不尽なことが多い。いま自由を許したら、将来やっていけなくなる》

 批判的な意見を伝えてきた人のほぼすべてが、同校の保護者ではなく、記事を読んで義憤に駆られた人たちだった。

「自分の受けてきた教育が正しいという先入観があるのか、または本校のような学校に自分も通いたかったという嫉妬なのかもしれません」(西郷さん)

 尾木さんも言う。

「“桜丘のやり方では、社会に出てからやっていけない”と言う人たちがいますが、本来は、子どもたちが、社会や企業にどう適応するのかではなく、学んだものをどう生かせるような社会を作るのか。つまり、主客が逆なのです。

 みんなが幸せを感じながら毎日楽しく仕事ができる職場を作る。それがひいては社会のためになるし、平和な世界にもつながっていく。そういうアイディアを生み出す力なり、考える力を磨くのが、本来の学校のあり方です。社会のために学校があるのではありません」

 だが、同じ世田谷区に住む保護者の中にも、外から桜丘中学校を見て否定する人がいる。近隣の中学校では、「うちの子は自立していないから、桜丘中のような自由な学校に通わせると、楽な方に流されてしまう。だから厳しく管理してほしい」と申し入れた保護者がいたそうだ。隣接する公立中学校でも、保護者会で「うちの中学校は、桜丘みたいにはしないでください」と訴えた保護者もいた。

 桜丘中学校に通う生徒の親は、「本当は学級崩壊しているんだって?」などと気の毒がられることがあったという。

◆子どもに影響され「私だって何かできる」と前向きに

 誤解を払拭し、実際はどんな取り組みがなされているのか知ってもらおうと、昨年11月30日に、保護者の有志が発案して、講演会『桜丘中学校ミライへのバトン ~選びたくなる、公立学校とは?~』を開催した。登壇したのは校長の西郷さんのほか、同校の理念に共感する尾木さんと麻布学園理事長の吉原毅さんの3人。事前に充分な告知ができなかったにもかかわらず、約1000人の申し込みがあり、キャンセル待ちも出た。

 講演は出席者の多くから肯定的に受け止められ、ネットニュースや新聞、雑誌でも大きく報じられたりもした。この講演会の内容は『「過干渉」をやめたら子どもは伸びる』というタイトルで一冊の新書として4月2日に発売される予定だ。

 会場で配布したアンケートには、参加者の8割もが回答をした。子育て世代の切実な悩みや学校生活に戸惑う子どもたちの声は、読んでいて胸が熱くなるものばかりだった。このことは、後に世田谷区議会でも取り上げられ、桜丘中学校の取り組みを、区域全体に広げていこうという意見も交わされるまでになった。

 講演会の主催者の1人である保護者の橋本陽子さんは、桜丘中学校に子どもが3年間通ったことで、多くの学びがあったと話す。

「なんの変哲もない公立中学校が、西郷校長の“子どもの主体性を何より大切にする”という信念をきっかけに、生徒も、先生も、保護者も、そして地域までもが少しずつ変わっていきました」

 橋本さんはその様子を、「まるで池に投げ込まれた小さな石が、波紋を広げていくようだった」と語る。いつの間にか学校全体に、校長の投げた“一石”の影響が行き渡っていた。そうやって、大きく変わった、と。

「桜丘中学校が本当にすごいのは“自分だって何かできるのではないか?”と思わせてくれる学校の雰囲気そのものだと思っています。私たちも感化され、いち保護者がこのようなイベントを開催できたのかもしれません」(橋本さん)

 この講演会に司会・進行を行うファシリテーターとして登壇した、教育ジャーナリストでもある世田谷区長の保坂展人さんは言う。

「西郷校長は、赴任当時から、何も意気込んで学校改革を始めたわけではありません。生徒が声を上げ、理不尽だと思うことを、教員と力を合わせて10年かけて少しずつ改革してきたわけです。西郷校長のトップダウンで改革したわけではないところに、意義があるのではないでしょうか」

 桜丘中学校と似た校風を持つ私立学校に、麻布学園がある。中学・高校からなる男子校御三家の1つで「自由闊達・自主自立」を旨とし、学校生活のあらゆる局面で生徒に判断がゆだねられている。そして、その校風こそが生徒の心を成長させているのだと理事長の吉原さんが話す。

「麻布学園も桜丘中学校と同じく、校則はありません。私が入学した中学1年生の頃には“本当に自由にしていいんだ”と驚いたものです。“学校から信頼されている”という気持ちが、自分たちの責任感や自主性を育んだのだと実感しています」

※女性セブン2020年4月9日号

君が代で起立せず停職 元教職員の処分取り消す判決 東京高裁


3月25日逆転勝訴 2009年「君が代」不起立処分取り消し控訴審判決

   根津公子

http://www.labornetjp.org/news/2020/0325nezu


 まさかの逆転勝訴。これまでの裁判では、地裁・高裁ともに本人尋問が認められてきていたが、09年控訴審ではそれが認められなかったこともあり、判決に1ミリの望みも持つことはできずに来た。だから、小川秀樹裁判長が主文を読み上げ、「根津公子…処分を取り消す」と聞こえてはきたが、意味不明という状態だった。
 今、判決を読みながら、うれしさをかみしめている。

 ■根津処分と判決の経緯

 「君が代」不起立に対する処分は、一般には「戒告まで」。「戒告、減給を超えて停職の処分を選択することが許容されるのは、過去の非違行為による懲戒処分等の処分歴や不起立行為の前後における態度等(「過去の処分歴等」)に鑑み、学校の規律や秩序の保持等の必要性と処分による不利益の内容との権衡の観点から当該処分を選択することの相当性を基礎付ける具体的事情が認められる場合」(2012年最判 アンダーラインは筆者)とされている。

 根津の不起立ついては、1回目(053月)が減給6月処分、2回目(055月)が停職1月処分、3回目(063月)が停職3月処分、46回目(07年、08年、09年のいずれも3月)が停職6月処分とされた。

 このうち、07年停職6月処分は15年に控訴審で逆転勝訴し、16年にそれが最高裁で決定した。処分を加重する「具体的事情」として「過去の処分歴」はすでに使われてきており、今回新たな「具体的事情」はないと

いうことが処分取り消しの理由。この判決は河原井さんだけでなく根津の損害賠償も認めた。

 ■河原井さん処分と判決の経緯

河原井さんの不起立は041回目の不起立処分は是認されたが、減給から停職6月処分はすべて取り消されてきた。損害賠償も06年停職1月、07年停職3月処分取り消し訴訟で認められた。

したがって、今日の訴訟では、河原井さんは損害賠償請求をしていた。

 ■今日の判決

「主文 1 (1)東京都教育委員会が平成21331日付けで控訴人根津に足して下懲戒処分を取り消す。(2)控訴人根津のその余の請求を棄却する。 2 控訴人河原井の本件控訴を棄却する。 3 訴訟費用は(略)」。「根津のその余の請求」「河原井の本件控訴」はいずれも損害賠償請求。

損害賠償については、09年時点では12年最判も出ておらず、判決もいろいろであったから、停職処分を行った都教委に瑕疵はないという、地裁判決と同じ判断だった。

【根津の処分は都教委の裁量権の逸脱濫用だとした理由について】

これまで最高裁が処分適法と確定した根津の処分量定については、どれもが「相当性を基礎付ける具体的事情があるということができる」、08年処分の処分理由に加えられたトレーナー着用については「あえて学校の規律や秩序を乱すような行為を選択して実行したものも含まれており」と判示したうえで、しかし、次の3点を挙げて「裁量権の逸脱濫用」とした。

① 「職員の懲戒に関する条例によれば、停職期間の上限は6月とされていて、停職期間を6月とする停職処分を科することは、さらに同種の不起立行為を繰り返し、より重い処分が科されるときには、その処分は免職のみであり、これにより地方公務員である教師としての身分を失うことになるとの警告を与えることとなり、その影響は、単に期間が倍になるという量的な問題にとどまらず、身分喪失の可能性という著しい質的な違いを被処分者に意識させることになり、これによる被処分者への心理的圧迫の程度は強い。特に、控訴人根津の場合には、前期説示のとおり、その不起立行為の動機、原因は、控訴人根津の歴史観ないし世界観等に由来する「君が代」や「日の丸」に対する否定的評価等のゆえに、本件職務命令により求められる行為と自らの歴史観ないし世界観等に反して本件職務命令に従うか、教師としての身分を失うことになるかの選択を迫られる状況に置かれることになる。」と、停職6月処分の重さをいう。

② 「以上のことを踏まえれば、本件根津不起立について停職期間を6月とする停職処分を科すことは、十分な根拠をもって慎重に行われなければならないというべきであるところ、ア.控訴人根津について過去に懲戒処分や文書訓告の対象となったいくつかの行為は、平成17年度卒業式における不起立行為についての平成183月の懲戒処分について考慮され、その後、同種の非違行為が繰り返されて懲戒処分を受けたという事実は認められない上、イ.本件根津不起立行為は、以前に行われた掲揚された国旗を引き下ろすなどの積極的な式典の妨害行為ではなく、控訴人河原井と同様の国歌斉唱時に起立しなかったという消極的な行為であって…」(ア.イ.は筆者)とした。

  アは07年控訴審判決が何度も同じ「過去の処分歴」を「具体的事情」とするのはまずいとしたのと同じ。「その後、同種の非違行為が繰り返されて懲戒処分を受けたという事実は」との判示は、前部分を補強する。イは処分対象となった行為不起立行為は、根津も他の人も同じなのだと判示してくれた。

  この部分についての地裁判決は、「「ア.本件不起立自体は……着席したという消極的な行為……であること、イ.平成19330日付停職6月の処分が取り消されていること等を考慮しても、ウ.過去の処分に係る非違行為の内容及び頻度、重要な学校行事等における教員の職務命令違反であるという……諸事情を綜合考慮すれば、……具体的事情があったものと認めることができる。」(ア~ウは筆者)だった。アイを「考慮した」と書くが、考慮した形跡はまったくないままにウの結論に行ったのだった。なので、この部分の判示はうれしい。

③ 「停職6月の平成203月の懲戒処分がされた後は、本件根津懲戒処分時まで、控訴人根津が、勤務時間中に、平成19年度の本件トレーナ―着用行為のような行為をしたことはなく、また、その他の非違行為がされたことについては、これを認めるに足る的確な証拠はない。これらのことを踏まえれば、本件根津不起立については、職員の懲戒に関する条例により上限とされている6月を停職期間とする停職処分を科すことは、控訴人根津の過去の処分歴や不起立行為が繰り返されてきたことを考慮しても、なお正当なものとみることはできないというべきである」。

  地裁判決は、トレーナー着用を大きな「具体的事情」とし、「過去の処分」を「具体的事情」にすることは二重処分だとこちらが主張してきたことについて、「前回の平成203月の停職6月の処分を更に加重するものではなく、前回と同じ量定の懲戒処分を科すものであるところ、一般的に、同じ態様の非違行為を繰り返している場合、前回の処分よりも軽い処分とせず、同一の量定の処分を行うことは、公務秩序を乱した職員に対する責任を問うことで、公務秩序を維持するという懲戒処分の意義や効果に照らし不合理であるということはできない。」と、加重処分ではないと開き直った。また、こちらが、複数回体罰をした教員の体罰事案では、前回処分よりも次の処分が軽い事例を列挙して主張したことに対し、判決はこれについても全く無視し、「前回の処分よりも軽い処分とせず」と平然と嘘を判示したのだった。

 ①~③をあげたうえで判決は、「以上によれば、本件根津懲戒処分において停職期間を6月とした都教委の判断は、具体的に行われた非違行為の内容や影響の程度等の鑑み、社会通念上、行為と処分との均衡を著しく失していて妥当性を欠くものであり、懲戒権者としての都教委に与えられている裁量権の合理的範囲を逸脱してされた門と言わざるを得ず、違法なものというべきである。」と判示した。

 上告は2週間以内とされている。都教委は上告するであろうから安心はできない。


君が代で起立せず停職 元教職員の処分取り消す判決 東京高裁

君が代で起立せず停職 元教職員の処分取り消す判決 東京高裁
卒業式の君が代斉唱で起立せず、東京都教育委員会から停職6か月の懲戒処分を受けた元教職員の女性が、処分の取り消しを求めた裁判で、2審の東京高等裁判所は「処分は裁量権を逸脱して違法だ」として処分を取り消す判決を言い渡しました。
東京 あきる野市の特別支援学校の教職員だった69歳の女性は平成21年の卒業式で、君が代を斉唱する際に起立せず、東京都教育委員会から停職6か月の懲戒処分を受けたのは不当だと訴えました。

1審は「過去にも8回、懲戒処分を受け、処分が重すぎるとはいえない」として訴えを退け、女性が控訴していました。

25日の2審の判決で、東京高等裁判所の小川秀樹裁判長は「積極的に式典を妨害したわけではなく、君が代を斉唱する際に起立しなかったという消極的な行為で、処分とのバランスを著しく欠き、裁量権を逸脱して違法だ」と指摘して、1審とは逆に懲戒処分を取り消しました。

判決について、元教職員の女性は「日の丸、君が代が当たり前だと思われている中で、教員たちが『おかしい』と言える状況になると思い、うれしいです」と話しています。

一方、東京都教育委員会は「誠に遺憾です。今後、判決内容を確認し、対応を検討していきます」とコメントしています。

全国大会11回優勝、高校柔道部顧問が体罰 平手打ち、腹部蹴り、ごみ箱投げつけ…

2020/3/24 19:32神戸新聞NEXT

           

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飾磨工の体罰問題で教員の懲戒処分を発表し、頭を下げる県教委の担当者=24日午後、兵庫県庁

 飾磨工業高校(兵庫県姫路市)の多部制柔道部で部員が顧問による体罰などを訴えていた問題で、兵庫県教育委員会は24日、顧問3人の体罰を認定し、総監督の男性教諭(55)を停職3カ月、20代の男性臨時講師を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。女性の非常勤講師は、懲戒処分の対象とならない特別職のため、減給処分相当とした。

 県教委によると、男性教諭は同部を全国高校定時制通信制大会で11回の優勝に導いたが、処分を受けて指導から外れるという。

 男性教諭は、部員ら8人に対し、2018年4月以降、平手打ちや腹部を蹴ったり、ごみ箱を投げつけたりするなどの体罰を繰り返していた。「全国優勝のために厳しい指導をしたが、部員を追い込んでしまった」と話しているという。

 昨年12月、部員10人が家出をして発覚。同校は全校生徒約千人にアンケートを行い、約1割から「体罰を受けた」「見たり、聞いたりした」との回答があり、詳細を調査している。

 ほかに、元交際相手にストーカー行為をした播磨町の男性小学教諭(54)が停職3カ月。女性教員3人にセクハラ行為をした阪神地域の男性小学教諭(40代)を停職1カ月とし、報告を怠った男性校長は減給処分とした。県南部の特別支援学校で生徒に大声で威圧した男性講師と、阪神地域の中学で体罰をした男性教諭も減給処分となった。

 2019年度、県教委の懲戒処分は免職7件を含む59件で、過去10年で最多。わいせつ・セクハラが19件、体罰が16件だった。

(井上 駿)

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